ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第13話(最終回)「 自動手記人形と『愛してる』」感想・作品情報(2020年再放送) 

ギルベルトへ手紙をしたためるヴァイオレット、その思いは届くことはなくともずっと胸の中に・・愛は決して消えることはないという感動のラスト!しかし『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の予告ではその愛ゆえに苦しむヴァイオレットの姿が!?・・

・TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第13話(最終回)「自動手記人形と『愛してる』」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

前回のお話し(第12話)

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【ストーリー】第13

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第13話 あらすじ

ヴァイオレットの活躍により、戦争は終わった。彼女はライデンへ帰り、仕事に戻る…。飛行機から手紙を届ける航空祭を前に、郵便社には代筆依頼人が絶え間なく訪れていた。

脚本:吉田玲子 絵コンテ:石立太一 演出:石立太一、藤田春香  作画監督:角田有希、丸子達就、門脇未来、丸木宣明

【アニメ視聴感想】(第13話)

反和平派の戦争締結に対する妨害は失敗に終わり、調印式は予定通りに執り行われて大陸にはようやく平和が訪れます。

しかし一方、戦争で失われた命はもう二度と戻ってこないという事実も。

戦争が終わっても残された者の心の傷が癒えるのは難しいのです。

ヴァイオレットは還らぬ人のために手紙を送る「航空祭」に向けてギルベルト宛ての「自分の手紙」を書こうとしますが、その心の思う通りのものを手紙にしたためることが出来ません。

そんな時、C.H郵便社にギルベルトの兄・ディートフリートが現れ、ヴァイオレットはギルベルトの母・ブーゲンビリア夫人と面会する事になって・・。

帰らぬ人々への鎮魂の意味が込められた「航空祭」を背景に描かれた最終回。

そのなかで強く印象に残ったのは亡き息子への愛をヴァイオレットに語るブーゲンビリア夫人のシーン。

そしてディートフリートがヴァイオレットへと伝える「最後の命令」の場面ですね。

息子であるギルベルトの死を認識できない程「記憶が曖昧になっている」ブーゲンビリア夫人でしたが、ギルベルトの為に涙を流すヴァイオレットを見て「ギルベルトは心の中で生きている、だからずっと忘れない・・」、愛は決して消えない事を彼女を通しヴァイオレットは知ります。

夫人が息子を愛する故に自分を取り戻すというこのシーン、「愛は不変」という実にありふれたお題を描いたものでありますが・・だからこそ余計に泣けるのです。

ディートフリートがヴァイオレットと夫人を会わせたのは彼なりの不器用な優しさからだった・・というのもまた「よい泣きどころ」でありました(笑)。

本心を隠し彼がヴァイオレットに伝える「最後の命令」。

口から出た粗暴なその言葉とは裏腹にヴァイオレットに対する彼の変化がよく見て取れます。

ディートフリートから投げられたぶっきらぼうな最後の命令でしたが、彼の心の内を伺い知ったヴァイオレットはもう命令は必要ない、と笑顔で礼を返します。

最後に通じ合う「ヴァイオレットとディートフリート」の二人の心。

言い方は違ってもギルベルトと全く同じであるディートフリートの言葉に暫くして気が付きヴァイオレットは微笑みます。

実はこの二人、不器用な所が一緒の「似た者どうし」なのかも?。

 

ギルベルトに宛てた手紙に「生きていることを信じて、また会いたい」としたためるヴァイオレット。

素直な気持ちが綴られるも決して叶う事がないその思いが切ない・・。

愛し続けることの痛みを抱きつつ、人は生き続けなければいけない事を知ったヴァイオレット。

ギルベルトが願った通り「その名が似合う女性」になった彼女の姿に涙が流れた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』その感動の最終回でした。

ということで何度観ても良いものですね!、この作品は。

この物語では空虚な魂を持つ一人の少女の成長を通じ「生きるとは?」が最初は軽く、やがてお話しが進むにつれその核心について描かれていったのではと思います。

人が人間らしくある生きる為に必要な「あいしてる」の様々な形が描かれた、年齢・性別を問わず共感のできるこれぞ不朽の名作!。

たぶんこのテーマって時代が変わっても変わらない普遍な物なので、それこそずっと「愛される」作品になるような気がします。

 

『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』2020年9月18日公開決定!

諸事情により度々延期されていた『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の公開日が決定!。

本予告PVが公開され気になるその物語の内容ですが、その中ではヴァイオレットがC.H郵便社を辞めるという気になるセリフが!?。

自動手記人形(ドール)を辞めるという事!?。

そしてそれはヴァイオレットが「あいしてる」を探すのを止めるのと同じ意味にとれるのですが・・?。

今までのキービジュアルや予告CMではギルベルトが「生きている」ことを示唆する内容だったのですが本PVではその事は伏せられ、代わりに未だヴァイオレットがギルベルトへの思いに深く囚われている姿が描かれています。

不穏なカットの連続に予告編やキービジュアルに登場する「愛する人への最後の手紙」という文章がここにきて気になる事に・・。

最後の手紙ってどういう意味!?遺書って訳ではないのでしょうけど(笑)。

今まで最大のネタばれとなるはずのギルベルトの生存をあえて明らかにしてきたのには何か大きな意味がありそうですね。

それにしてもヴァイオレットの苦しそうな表情のオンパレードで重々しさしか感じない・・。

TVシリーズラストでの「微笑みヴァイオレット」は消え暗黒面に落ちた感じ?、「フォースと共にあらんことを!」ヴァイオレットが幸せになることを願わずにはいられない(笑)。

でも間違いなく泣かせてくれそうではありますね・・とにかく公開を楽しみに待ちたいと思います!。

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』twitterまとめ・関連商品等(2020.06.25)

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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』放送・配信情報(2020年再放送)

放送局

ABCテレビ 毎週水曜日 26時14分〜
TOKYO MX 毎週水曜日 24時〜
BS11 毎週木曜日 24時〜

配信

NETFLIXで独占配信

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』スタッフ・CAST

STAFF

原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:石立太一
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:高瀬亜貴子
シリーズ演出:藤田春香
世界観設定:鈴木貴昭
美術監督:渡邊美希子
色彩設計:米田侑加
撮影監督:船本孝平
3D監督:山本 倫
小物設定:高橋博行・太田 稔
編集:重村建吾
音響監督:鶴岡陽太
音楽プロデューサー:斎藤 滋
音楽:Evan Call
音楽制作:ランティス
OP主題歌:TRUE [ Sincerely ]ED主題歌:茅原実里 [ みちしるべ ]アニメーション制作:京都アニメーション
製作:ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

CAST

ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
カトレア・ボードレール:遠藤 綾
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
エリカ・ブラウン:茅原実里
アイリス・カナリー:戸松 遥