とある科学の超電磁砲S 第24話「Eternal Party」【感想・作品情報】(2020年再放送)

今週の「とある科学超電磁砲T」は過去エピソードからの傑作選を放送!

今週も「とある科学超電磁砲T」の本放送は残念ながらお休み。その代わりに「視聴者が選んだ傑作選」が放送されて・・という体での毎度お馴染みの再放送であります(笑)。そして数あるエピソードの中から視聴者に選ばれたのは・・『とある科学の超電磁砲S』から第24話(最終回)の「Eternal Party」。

第2シーズンの最終回というより「超電磁砲シリーズ」の一旦の締めくくりとして今まで登場した主要キャラが一挙に大集合!。作画も気合入りまくりでとにかく盛り上がること間違いなし!!の「レールガン祭り」のスタートです(笑)。

 

『とある科学の超電磁砲S』「革命未明(サイレントパーティー)」編のあらすじ(第18話 ~)

公園で倒れていた少女『フェブリ』を見つけた美琴たちはやむなく彼女の面倒を暫くみることに。何故か美琴の名前を知っていたフェブリですが、やがて彼女が『作られた命』であることが明らかとなり同時に彼女を作った暗部組織「スタディ」に追われていることも判明します。
スタディの目的は能力よりも知性が勝ることを証明するために学園都市で「革命(テロ)」を起こす事。
フェブリと同じく作られた命である『ジャーニー』の力により2万体の「駆動鎧(パワードスーツ)」が暴走しょうとするその時、学園都市の生徒たちはジャッジメントとして「学園都市研究発表会」会場に集結!。
スタディの暴走を阻止するため美琴の仲間たちによる大乱戦が始まろうとして・・!。

第24話(最終回)「Eternal Party」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第24話 あらすじ

有冨たち『スタディ』による『革命』――二万体もの駆動鎧を使ったテロが始動する。その企みを阻止せんと、学究会各会場で奔走する黒子、初春、佐天、婚后たち。さらに多くの風紀委員たちの力を借りて、駆動鎧を会場敷地内に押しとどめ、テロの進行を防ぐ。思わぬ抵抗に、『ケミカロイド』ジャーニーへの負担は増してゆき、布束は自分の選択に迷いを見せる。そして、美琴とフェブリは本丸である有冨たちの元にたどり着いた。もう自分は、ひとりではない。共に戦う皆の姿を胸に、美琴は迫る駆動鎧をなぎ倒して進む。その先に待っているのは――。(HP引用)

脚本:吉野弘幸 絵コンテ:長井龍雪/紺野直幸 演出:長井龍雪/紺野直幸 作画監督:佐藤麻里那/小松原聖/石井哲哉/熊谷勝弘/酒井智史/直谷たかし/冷水由紀絵/木本茂樹/冨岡寛/田中雄一

第24話 感想

美琴のために仲間たちが集結し一緒に戦うという難しい説明は一切不要のいわば「お祭り」回!。いままでの主要キャラクターが全て登場しオープニング主題歌もガンガン入れられるというファンサービスに尽きる「レールガン祭り」なのです(笑)。

たぶんこの最終回が放送された当時は「とあるシリーズ」は一旦これで打ち止めみたいな雰囲気があったのか、同時期に作られた『劇場版とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-』にもそんな趣向が窺えます。

「劇場版とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」より

ただし「盛り上がれば何でもいいじゃん!」みたいなノリだとちょっとね・・冷める。今話での美琴や黒子の宇宙空間進出はやりすぎかも。気密服なしで外に出るなんて・・「宇宙を舐めるな!」と言いたい(笑)。

それどころかエンデュミオンでは”ねーちん”こと『神裂火織(かんざきかおり CV. 伊藤静)』なんて宇宙空間での戦闘後、地球の重力に引かれ大気圏に突入していますし。そういえば両作とも脚本を書いたのは「同じ人」なのでありました(笑)。

「どうせこれで終わりだからやっちゃえ!」みたいな感じだったのかも(笑)。でも大きな「エカテリーナ」が大暴れするシーンなど個人的に好きだったりする展開が多いというのも事実かな。最後に『婚后光子(こんごうみつこ CV.寿美菜子)』によって宇宙へ打ち上げられる描写も。

最後に流れるカットでは上条当麻や一方通行はもちろん、ラストオーダーの姿も描かれていてTVシリーズとしての「とある」全ての作品のカーテンコールになっているのがよく分かります。個人的には少し不満もある最終回ですが、作画はどのカットも文句のつけようがなく「最終回として一番映える」ものとなっていたのは間違いありません。

そういう部分が視聴者に支持されている所なのかもしれませんね。と、これ以上何もない完全燃焼的な感じで終わったので「とあるシリーズ」の続編制作の一報を聞いた時にはちょっとビックリもしたものです。

ということで後は超電磁砲T本編の放送再開が待たれるところでしょうかね。そして超電磁砲Tの最終回もやはり「パーティーモード」となるのかな?。もちろんド派手なラストを超希望です!。

ところで最終回といえば「とある魔術」ってその続きは作られるのでしょうか?。あまりにも区切りが悪い終わり方だったのですが・・。続編の話は全く聞かないので、これは「後は原作小説でお楽しみください!」というパターンになりそうですな・・。

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放送局・配信情報

AT-X (金)22:00~ リピート放送: 毎週(日)22:30/ 毎週(月)14:00/ 毎週(木)6:00
TOKYO MX (金)25:05~
AbemaTV (金)25:05~
BS11 (金)25:30~
MBS (金)26:55~

配信情報

dアニメストア ・フジテレビオンデマンド・NETFLIX・U-NEXT・Amazon等で配信


スタッフ・CAST

STAFF

原作 鎌池和馬+冬川基
キャラクター原案 はいむらきよたか
監督 長井龍雪
シリーズ構成 ヤスカワショウゴ
アニメーションキャラクターデザイン 田中雄一
美術監督 泉健太郎
色彩設計 安藤智美
撮影監督 福世晋吾
編集 西山茂(REAL-T)
音響監督 明田川仁
音楽 井内舞子
OPアーティスト fripSide
EDアーティスト 岸田教団&THE明星ロケッツ
アニメーション制作 J.C.STAFF


CAST

御坂美琴 佐藤利奈
白井黒子 新井里美
初春飾利 豊崎愛生
佐天涙子 伊藤かな恵
食蜂操祈 浅倉杏美