とある科学の超電磁砲S 第14話「約束」【感想・作品情報】《傑作選再放送・阿部敦(上条当麻)セレクション》

今週の『とある科学の超電磁砲』傑作選は・・これこそ傑作!という超電磁砲S・第14話「約束」が放送!!

前週に続き出演キャストがセレクションする『とある科学の超電磁砲』傑作選にてシリーズ中の最高傑作との呼び声も個人的には高い(笑)第14話「約束」が放送されたのでプチ感想を書いてみたいと思います。

先に『とある魔術の禁書目録』で映像化されているこのエピソードは実質「リメイク」の意味合いが強く、本編の主人公である『上条当麻』の決して折れない主人公としてのカッコよさがこれでもかと描かれます。オンナだったら誰でも惚れる上条当麻!元祖「ハーレム主人公」の名は伊達じゃない!!(笑)。

『とある科学の超電磁砲S』第14話までのおさらい

第14話感想の前に『とある科学の超電磁砲S』のここまでのお話しの流れを簡単に。以前より学園都市で流れる「常盤台のレールガンのクローン」の都市伝説を耳にしていた御坂美琴。彼女は「量産型能力者(レディオノイズ)計画」から誕生したクローンの「妹達(シスターズ)』の一人(9982号)と出会う事に。

そして作られた妹たちが学園都市の能力者『一方通行(アクセラレータ)』との2万回におよぶ戦闘実験「 絶対能力進化(レベル6シフト)計画」の実験動物となっているのを知るのです。人工的に作られた命とは言えあまりにも非人道的であり、何よりも一番近い肉親である妹たちの命を救う為その計画を中止させることを決意する美琴。

正体を隠し学園都市中の関連研究施設を破壊していく彼女でしたが、途中で暗部チーム「アイテム」のメンバーの迎撃を受け激しい死闘を繰り広げる事に。

辛くも勝利する美琴でしたが、その奮闘はむなしく実験は継続され妹達の命は再び奪われていきます。無力感に自暴自棄となる美琴、彼女が選択した計画中止のための最後の手段とは・・。

そんな時、上条当麻は美琴のクローンであるミサカ妹と出会い束の間の交流をする事に。そして実験のため変わり果てた姿となったミサカ妹を路地裏で目撃してショックを受ける上条。人知れず行われる惨劇の訳を知るために美琴の寮を訪れる上条でしたが・・。

第14話「約束」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第14話 あらすじ

お姉様から、何か言ってくださるまでは、じっと待つ。そう決意しながらも、連日の美琴不在に不安を募らせる黒子。そんな彼女のもとに、意外な人物――お姉様にちょっかいをかけていた上条が現れた。黒子は、わずかでも美琴の手掛かりを得ようと、自分の部屋に招き入れる。しかしそこに寮監が見回りにやってきてしまい、上条をベッドの下へと追し込める。ベッドの下で息を殺す上条だったが、そこである資料――自分が出会った御坂妹が参加している『実験』の裏側に隠された真実を見つける。美琴の孤独な戦いを知った上条は、夜の学園都市を走りだす。一方、美琴は、自らが為すべき最後の選択肢にたどり着いていた――。(HP引用)

脚本:花田十輝 絵コンテ:佐山聖子 演出:高島大輔 作画監督:佐藤麻里那/藤井昌宏/谷口元浩

【アニメ視聴感想】第14話「約束」(※一部ネタバレあり)

今回の出演キャストが選ぶ「とある超電磁砲」傑作選は『 阿部敦(上条当麻)』さんのセレクションによる超電磁砲Sの第14話「約束」。この回を始めとして続く3回のエピソードは「とあるシリーズ」のベストオブ・ザ・ベスト!と言い切って間違いないでしょう!。

この3話に渡って描かれる上条当麻がとにかくカッコイイのです!。それはもう本伝の「とある魔術」シリーズなんか遥かに上回って(笑)。

「とある魔術」でも映像化をされているシスターズ編ですが、超電磁砲の方が『上条当麻』がどんな人物なのか?を素晴らしく言い描いていると思います。美琴との「橋の上」でのやり取りで、上条当麻が守るべき者のために「決して折れない」男だとというのが観ている人によく伝わったのではないでしょうか。

そしてそれは次回の一方通行(アクセラレータ)との死闘でも特にクローズアップされ描かれている部分となっています。

それにしてもそれをアピールするが故に上条当麻の「不死身っぷり」がギャグになるスレスレであったのは否定できません(笑)。今回の美琴の電撃もそうですが、次回の対アクセラレータ戦で上条さんは「えーっ!嘘やん!?」のツッコミを入れてしまう程のダメージを追といとある史上最高の満身創痍の姿に。

でも作画と演出の素晴らしさがそんなツッコミを打ち消してしまう圧倒的な作劇となっているのがまたスゴイのです。

とある本編でのお題の一つである「ヒーローとは?」が美琴の眼を通し十分すぎる程に描かれていました。ここまでやれば普通はご都合であるハーレム展開も立派に正義!。こんな上条さんに「オンナ」であれば惚れてしまうのは仕方ない事なのです!!(笑)。

美琴が子猫を呼ぶ最後のシーンがなんとも意味深い。電気を帯びている体質のせいで自分は「猫に嫌われている」と言っていた美琴。でもそんな理由をつけ自分の心を閉ざしていたのは美琴自身で・・それを悟った美琴の呼びかけに、避けていたはずの子猫はニャアと泣き彼女に近寄ってくるのです・・。

ということで非常に気になる所で終わった第14話でしたが、視聴の続きは「配信orブルーレイ」でどうぞ!。続く15話と16話では倒されても何度でも立ち上がる主人公、そして敵役にも戦うための「悲しい理由」があった事が描かれるという少年漫画によく見る「バトル系」作品の王道展開が繰り広げられます。

魂に突き刺さる名セリフの数々で盛り上がるいくつもの名シーン!これは当然今夜も「レールガン祭り」だな!!(笑)。※先週に続いて2回目

『とある科学の超電磁砲T』twitterまとめ・関連グッズ(2020.7.3)

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原作コミック

ブルーレイ

放送局・配信情報

AT-X (金)22:00~ リピート放送: 毎週(日)22:30/ 毎週(月)14:00/ 毎週(木)6:00
TOKYO MX (金)25:05~
AbemaTV (金)25:05~
BS11 (金)25:30~
MBS (金)26:55~

配信情報

dアニメストア ・フジテレビオンデマンド・NETFLIX・U-NEXT・Amazon等で配信

スタッフ・CAST

STAFF

原作 鎌池和馬+冬川基
キャラクター原案 はいむらきよたか
監督 長井龍雪
シリーズ構成 ヤスカワショウゴ
アニメーションキャラクターデザイン 田中雄一
美術監督 泉健太郎
色彩設計 安藤智美
撮影監督 福世晋吾
編集 西山茂(REAL-T)
音響監督 明田川仁
音楽 井内舞子
OPアーティスト fripSide
EDアーティスト 岸田教団&THE明星ロケッツ
アニメーション制作 J.C.STAFF

CAST

御坂美琴 佐藤利奈
白井黒子 新井里美
初春飾利 豊崎愛生
佐天涙子 伊藤かな恵
食蜂操祈 浅倉杏美