氷菓 第17話「クドリャフカの順番」感想・作品情報(2020年再放送)

怪盗十文字の手により古典部から文集の校了は「失われた」しかし奉太郎は漫画『夕べには骸に』から始まったこの事件の犯人をすでに突き止めていて!?・・事件の真相がいつものごとく「苦々しい」のです

・TVアニメ『氷菓』第17話「クドリャフカの順番」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

前回の感想(第16話)

Hi.アニ!

犯人の目星がついてきた奉太郎を見て里志の中に吹き荒れる嫉妬の嵐?そして犯人を知りたい『える』の「気になります!」は卑猥な…

【ストーリー】第17話「最後の標的」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【あらすじ】第17話

果たして古典部に現れるのか、怪盗「十文字」!?大勢のギャラリーを前にターゲットとなる「校了原稿」を前に緊張する古典部の4人。結局、4人は怪盗「十文字」を捕らえることが出来たのか!?(HP引用)

脚本:賀東招二 絵コンテ・演出:石立太一 作画監督:内藤直

【アニメ視聴感想】(第17話)

怪盗十文字の最後のターゲット『古典部文集の校了』は大衆の前で「失われ」、事件は表向き迷宮入りで終わります。しかし奉太郎は既に犯人が誰であるかを突き止めていて・・。

神山高校の文化祭を舞台にした『クドリャフカの順番』編も今回で完結。そしていつもどおりに実に「苦い」結末でありました。犯人が生徒会副会長『田辺治郎』という事が明かされましたがその犯行の理由は・・ネタばれとなるのでまだ観ていない方のためここでは伏せておきたいと思います。

ナコルル先輩こと『河内亜也子』がなぜ漫画に「名作は存在しない」と言ったのか、についても同様に。

その理由を知った摩耶花の涙がこれまた苦すぎるのです。この作品の根底のテーマである「青春の光と影」。今編で影の側から高く輝いた場所を見上げていたのは田辺であり河内であり・・そして里志でもありました。

その二人のことを傍らから見ていた摩耶花だからこそ・・。

・・といつもの如く結末は重いのですが、とりあえずカンヤ祭で起こった怪盗事件のおかげで誤発注のため山のように積まれた文集は完売!。このオチにだけは救いがあったのかも?。

但し今回ばかりは真相を明かせないこの事件、『える』の気になります!を奉太郎はかわすことはできるのか!?が気になります(笑)。それにしても近すぎる(笑)。そして立派な「ハラスメント(気にハラ)」であるような気が。

いや、この異常接近は奉太郎にとってご褒美(!?)でしょう。ウラヤマシ。

 

『氷菓』関連商品 

ブルーレイBOX

※TV未放映OVA収録

OP/ED主題歌

コミカライズ

原作小説

 

『氷菓』放送局情報(2020年再放送)

BS11 毎週火曜 25:00〜

アニメシアターX(AT-X)毎週(木)22:00 毎週(土)14:00 毎週(水)6:00 【30分×2話ずつ】

配信情報

NETFLIX・U-NEXT・HULU・dアニメストア等で配信

『氷菓』スタッフ・CAST

STAFF

原作・構成協力 – 米澤穂信(角川文庫刊『〈古典部〉シリーズ』から・『月刊少年エース』連載)
企画 – 安田猛、八田陽子、武智恒雄、井上俊次
監督 – 武本康弘
シリーズ構成 – 賀東招二
キャラクター原案・デザイン・総作画監督 – 西屋太志[注 12] 色彩設計 – 石田奈央美
設定 – 唐田洋
美術監督 – 奥出修平
撮影監督 – 中上竜太
編集 – 重村建吾
音響監督 – 鶴岡陽太
音楽 – 田中公平
音楽プロデューサー – 斎藤滋
音楽制作 – ランティス
エグゼクティブプロデューサー – 安田猛
プロデューサー – 伊藤敦、八田英明
アニメーションプロデューサー – 瀬波里梨
アニメーション制作 – 京都アニメーション
製作 – 神山高校古典部OB会

CAST

折木 奉太郎:中村悠一
千反田 える:佐藤聡美
福部 里志:阪口大助
伊原 摩耶花:茅野愛衣
折木 供恵:雪野五月
遠垣内 将司:置鮎龍太郎
入須 冬実:ゆかな
十文字 かほ:早見沙織
沢木口 美崎:伊瀬茉莉也
糸魚川 養子:小山茉美
田名辺 治朗:福山潤
陸山 宗芳:森川智之