燃え上がるお料理対決!シリーズの中で最も異色な回(!)ですが、表情豊かに描かれるキャラクターたちに「これぞ京アニ!」といった所を感じる第14話でした
・TVアニメ『氷菓』第14話「ワイルド・ファイア」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。
前回の感想(第13話)
前回に引き続き奔走する『える』とカンヤ祭を愉しみつつ文集・氷菓をアピールする里志!一方摩耶花はナコルル先輩こと『河内亜也…
古典部の面々が文集・氷菓のアピールやら漫画に名作が存在するのか否かを討論してたりとしている間に裏ではとある事件が進行中!。謎の怪盗から囲碁部の碁石や占い研究会部長『十文字かほ』のタロットカード等が盗まれますが、果たしてその犯人と目的とは?・・気になります!!。
【ストーリー】第14話「ワイルド・ファイア」
【あらすじ】第14話
お料理対決に参加した古典部の3人、える、里志、摩耶花。里志からえるとバトンが渡され順調に料理を仕上げていく。でも最後のバトンを受け取るはずの摩耶花がいない。(HP引用)
脚本:村元克彦 絵コンテ・演出:山田尚子 作画監督:植野千世子
【アニメ視聴感想】(第14話)
お料理研究会主催の料理コンテスト「WILD FIRE」に参加する里志・える・摩耶花の三人。しかし次鋒のえるは張り切り過ぎて食材を使いきり、摩耶花は残り時間も少ない上に大ピンチ!。
シリーズの中では作画の動きが一番ある異色の回なんですが、いつもとは違い(!)実にキャラクターたちが活き活きと描かれています。それもそのはず(?)演出は山田尚子さん。
特に『える』の仕草が一々可愛いのです(笑)。この氷菓という作品を考えるとちょっとオーバーな演技にも感じますが・・まあ「京アニ」らしい回でもあるのは間違いないですね。
ということでいつもはクールで影を湛えている女帝・入須も今回ばかりはとっても可愛くなってました(笑)。これも文化祭という特別な空気故にこうなってしまった!・・ということで何卒。
料理に使う「おたま」が盗まれたことに気が付いた『える』。文集拡売に奔走していた彼女でしたがここにきてようやく「気になります!」炸裂の予感。漫画「夕べには骸に」も絡んできてお話しは意外な方向へと進みます・・。
はじめて見たときはジブリ作品に出る何かのキャラクター?と思っていた摩耶花のコスプレですが、エンドクレジットで『ひみつのアッコちゃん』だと分かり思わず「似てないよ!」(笑)。
そしてナコルル先輩こと河内亜也子のコスプレはやっぱりゲームのキャラクター(笑)。取り巻きの部員もそうですが、漫研なのに漫画への愛が全然感じられないよ・・。
■『氷菓』関連商品
ブルーレイBOX
※TV未放映OVA収録
OP/ED主題歌
コミカライズ
原作小説
『氷菓』放送局情報(2020年再放送)
BS11 毎週火曜 25:00〜
アニメシアターX(AT-X)毎週(木)22:00 毎週(土)14:00 毎週(水)6:00 【30分×2話ずつ】
配信情報
NETFLIX・U-NEXT・HULU・dアニメストア等で配信
『氷菓』スタッフ・CAST
STAFF
原作・構成協力 – 米澤穂信(角川文庫刊『〈古典部〉シリーズ』から・『月刊少年エース』連載)
企画 – 安田猛、八田陽子、武智恒雄、井上俊次
監督 – 武本康弘
シリーズ構成 – 賀東招二
キャラクター原案・デザイン・総作画監督 – 西屋太志[注 12]色彩設計 – 石田奈央美
設定 – 唐田洋
美術監督 – 奥出修平
撮影監督 – 中上竜太
編集 – 重村建吾
音響監督 – 鶴岡陽太
音楽 – 田中公平
音楽プロデューサー – 斎藤滋
音楽制作 – ランティス
エグゼクティブプロデューサー – 安田猛
プロデューサー – 伊藤敦、八田英明
アニメーションプロデューサー – 瀬波里梨
アニメーション制作 – 京都アニメーション
製作 – 神山高校古典部OB会
CAST
折木 奉太郎:中村悠一
千反田 える:佐藤聡美
福部 里志:阪口大助
伊原 摩耶花:茅野愛衣
折木 供恵:雪野五月
遠垣内 将司:置鮎龍太郎
入須 冬実:ゆかな
十文字 かほ:早見沙織
沢木口 美崎:伊瀬茉莉也
糸魚川 養子:小山茉美
田名辺 治朗:福山潤
陸山 宗芳:森川智之