摩耶花の誤発注で山のように積まれた文集・氷菓!、その完売を目指し『える』は奔走しますが・・目の前に現れた文化祭という非日常に『える』の好奇心は止まらない!?
・TVアニメ『氷菓』第12話「限りなく積まれた例のあれ」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。
前回の感想(第11話)
入須に誑かされたからなのか(!?)奉太郎の推理眼は曇って映画のオチには古典部全員からダメ出しを喰らう始末(笑)、冷静にな…
女帝・入須に純情と青春の輝きを弄ばれてしまった奉太郎。灰色どころか青春の暗黒面に落ちてしまって・・。元々闇属性(!)ともいえる奉太郎は再起不能のままもっと暗い高校生活を送ることになってしまうのか!?。
TV未放映エピソード!OVA第11.5話「持つべきものは」
そんな気分を引きづっていた中、姉の供恵(ともえ)からプールの監視員のアルバイトを紹介された奉太郎。そしていつものごとく「日常の中のミステリー」の謎解きに巻き込まれるのです。
以前以上に(!)覇気というか生気のない奉太郎を気遣ってなのか、古典部の3人はバイト先にあらわれそれとなく彼を元気づけていきます。
・・いや元気になったのは『える』のおかげかな(意味深)。入須よりやっぱり『える』ですよ!もちろん「白い水着」の攻撃力は絶大ですけどね!!(笑)。
そして奉太郎が復活したのは彼のいつもと違う様子に気が付いて、無理矢理にバイトをさせた供恵さんのおかげだとも言えます。それにしても供恵さんがサバサバしているのになんだか「エッチ」でいいんですよね(笑)。
奉太郎の頭を気安くいじったりして・・でもいくら姉といっても思春期の弟にこんなスキンシップをとる!?。ちなみに劇中でその「お顔」が映し出されるシーンはありません。何かの意味があるのかも?。
ということでミステリーの謎解きより『える』の眩しすぎる魅力満載のOVA第11.5話(コミック第3巻)買ってよかったです(嬉)。2年位前?に結構お安く買えました!でも今アマゾンを見てみるとちょっと「いいお値段」になってますね。
BDBOXもいずれ購入したい!と思ってはいるのですが先立つものがちょっとね・・ツライ(泣)。
※11.5話は「BDBOX」にも収録されています
第12話「限りなく積まれた例のあれ」【ストーリー】
【あらすじ】第12話
陸山生徒会長の開会宣言によりいよいよ始まった「カンヤ祭」。せっかくの楽しい文化祭なのに古典部4人は浮かない顔。いったい何があったというのか!?(HP引用)
脚本 村元克彦 絵コンテ・演出 小川太一 作画監督 内藤直
【アニメ視聴感想】(第12話)
前回のビターな結末とは打って変わり今回からは神山高校文化祭(カンヤ祭)での起こる事件の謎解きとなる『クドリャフカの順番』編がスタート。
しかし奉太郎はともかくとして摩耶花だけは何だか浮かない様子。その理由は古典部で作った山のように積まれた文集・氷菓。摩耶花の誤発注で文化祭の間に「200部」を売りさばかなければなりません。『える』は文集完売のため文化祭の行われている校内を奔走するのですが・・。
目の前に現れた文化祭という非日常の空間に好奇心は止まらず、早急に解決しなければならない「文集売場の拡大」という目標に中々辿り着きません(笑)。『える』の気持ちも分からなくはないかも。アニメで描かれる文化祭って何でこんなに楽しそうなんでしょう?。
アニメ作品で描かれる文化祭のどんちゃん騒ぎと言ったら昔から変らないみたい。でも私の青春時代はガチガチの管理教育の頃だったのでこんな思い出は全くないな・・(涙)。
と話しがそれてしまいましたが、『える』をはじめ古典部の4人は文集完売という果てしなく無理ゲーなこのミッションをクリアできるのか
ただし奉太郎だけは今のところやる気が無いんですよねー(笑)。そして姉・供恵から貰った使えない万年筆が古典部部室の来訪者との出会いを重ねるごとに変化していって・・。次週を乞うご期待です!。
摩耶花が所属する漫画研究会のナコルル?のコスプレをした先輩『河内亜也子』。意地が悪そうなんですが妙に可愛く感じるのは私だけ?結構好きなキャラデザなんですけど・・。
コスプレをしていない短髪の姿も更に気が強そうでなんかイイ!(笑)。次回以降もナコルル先輩は摩耶花と絡むことになるのでぜひお楽しみに。
■『氷菓』関連商品
ブルーレイBOX
※TV未放映OVA収録
OP/ED主題歌
コミカライズ
原作小説
『氷菓』放送局情報
【2020年再放送】
BS11 毎週火曜 25:00〜
アニメシアターX(AT-X)毎週(木)22:00 毎週(土)14:00 毎週(水)6:00 【30分×2話ずつ】
配信情報
NETFLIX・U-NEXT・HULU・dアニメストア等で配信
『氷菓』スタッフ・CAST
STAFF
原作・構成協力 – 米澤穂信(角川文庫刊『〈古典部〉シリーズ』から・『月刊少年エース』連載)
企画 – 安田猛、八田陽子、武智恒雄、井上俊次
監督 – 武本康弘
シリーズ構成 – 賀東招二
キャラクター原案・デザイン・総作画監督 – 西屋太志[注 12]色彩設計 – 石田奈央美
設定 – 唐田洋
美術監督 – 奥出修平
撮影監督 – 中上竜太
編集 – 重村建吾
音響監督 – 鶴岡陽太
音楽 – 田中公平
音楽プロデューサー – 斎藤滋
音楽制作 – ランティス
エグゼクティブプロデューサー – 安田猛
プロデューサー – 伊藤敦、八田英明
アニメーションプロデューサー – 瀬波里梨
アニメーション制作 – 京都アニメーション
製作 – 神山高校古典部OB会
CAST
折木 奉太郎:中村悠一
千反田 える:佐藤聡美
福部 里志:阪口大助
伊原 摩耶花:茅野愛衣
折木 供恵:雪野五月
遠垣内 将司:置鮎龍太郎
入須 冬実:ゆかな
十文字 かほ:早見沙織
沢木口 美崎:伊瀬茉莉也
糸魚川 養子:小山茉美
田名辺 治朗:福山潤
陸山 宗芳:森川智之