氷菓 第11.5話(OVA)「持つべきものは」感想・作品情報(2020年再放送)

アニメ(コミック同梱) 氷菓 第11.5話「持つべきものは」感想・作品情報

TV初放映のエピソードで観られるのは・・眩しい『える』(と摩耶花)の水着姿そして働く奉太郎!(笑)、前話のエピソードで灰色から暗黒面へと堕とされた奉太郎を救ったのは・・言うまでもなく「待つべきもの」でした!

 

前回の感想(第11話)

Hi.アニ!

入須に誑かされたからなのか(!?)奉太郎の推理眼は曇って映画のオチには古典部全員からダメ出しを喰らう始末(笑)、冷静にな…

【ストーリー】第11.5話「持つべきものは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【あらすじ】第11.5話

「この物語は、本編でいうところの11話と12話の間で起きた話である」 市民プールで事件発生!? えるや摩耶花たち古典部メンバーが、水着でプールを走りまわる!?。

脚本:武本康弘 絵コンテ・演出:太田里香 作画監督:堀口悠紀子

第11.5話 感想

海外を飛び回っていた姉・供恵(ともえ)が帰還した場面から始まるTV初放送のOVA(未配信エピソード)「持つべきものは」。放送前にわざわざテロップで説明があったように本来はTVシリーズの11話と12話の間に入るアニメオリジナルのストーリーです。

有料放送のAT-Xではちゃんとお話し順での放送だった様なのですが、無料放送のBS11では何故なのか1番最後に放送されるエピソードとなってしまいました。今話の放送を季節に合わせたから?それとも視聴者からのリクエストが多く急遽放送することになったとか?。

実はこのエピソード、直前の11話で何が起こった事を理解していないと「?」となるお話しかと思います。第11話で何が起こったかというと、文化祭で上映する自主製作映画の「制作トラブル」に巻き込まれた奉太郎が生徒たちから女帝と称される「入須 冬実(いりすふゆみ)」に青春の純情を踏みにじられ、その心は灰色ゾーンから「漆黒」(笑)へと突入するという・・(「愚者のエンドロール」編)。

なので、いつにも増して無気力が極まっている奉太郎の姿から今回のお話しはスタートします(笑)。

お話の本筋であるプールサイドで消えた「白いイヤリング」の行方の謎解きの件はネタばれ禁止もあるので置いておいて、今話のエピソードの見どころとしては・・まずはエッチなお姉さん『折木供恵』が弟の奉太郎を過剰なスキンシップで挑発するところですかね(笑)。

まあ奉太郎のことを異性として捉えていないからなのでしょうけど・・でもそれ故に気安く触ってくる仕草がエッチぃのです。そんな彼女ですが、美しいお顔(たぶん)が映されないのはいつも通りのお約束。

そして何と言っても『える』(と摩耶花)の眩しすぎる水着姿ですね!。ただでさえ「おおきい」えるの胸の谷間を更に強調するカットが多いという、紳士諸君には言うまでもない非常に素晴らしいサービス回となっているのです(笑)。

そして最後になって今更に自分の水着姿に恥じらう天然な『える』がカワイイ。奉太郎がダークモードから復活できたのは「持つべきもの」の力が1割、あとは『える』の白い水着のおかげでしょう(笑)。そのおかげこの後に続く第12話から(「クドリャフカの順番」編)奉太郎は今まで以上にカンを取り戻し、過剰在庫となった文集の完売を果たすのです。

ということでOVAの放送までも完了して終わってしまった感がすごく大きいですね・・。最終回(第22話)の感想でも書いたのですが、後は続編の映像化を是非希望!そしてTVシリーズ最終回以降のお話しもコミカライズ版では続いているので、そちらを愉しみつつ続編(第2シーズン)を待ちたいと思います。

11.5話 持つべきものは その舞台「高山市民プール」

引用:グルコミ

高山市ホームページ

高山市公式ホームページ…

やっぱりというか今回も例に漏れず「元ネタ」はありました(笑)。この徹底的な聖地巡礼主義!、原作にないアニメオリジナルのエピソードというのにこの拘り方には頭が下がります。

そういえばプールのある光景にはありえない民家やビニールハウス(!)が近くに描かれていたりして、妙にリアリズムがありましたね。そんな劇中での再現度も高い「高山市民プール」ですが、聖地巡礼するにはかなりハードルが高いかも。

カメラを持って施設内をウロウロとしていたら流石に「聖地巡礼」という言い訳は効かずに派出所へGO!となるかもしれません(笑)。

『氷菓』関連商品 

ブルーレイBOX


※TV未放映OVA収録(第11.5話)

OP/ED主題歌


コミカライズ


原作小説


『氷菓』放送局情報(2020年再放送)

BS11 毎週火曜 25:00〜

アニメシアターX(AT-X)毎週(木)22:00 毎週(土)14:00 毎週(水)6:00 【30分×2話ずつ】

配信情報

NETFLIX・U-NEXT・HULU・dアニメストア等で配信


『氷菓』スタッフ・CAST

STAFF

原作・構成協力 – 米澤穂信(角川文庫刊『〈古典部〉シリーズ』から・『月刊少年エース』連載)
企画 – 安田猛、八田陽子、武智恒雄、井上俊次
監督 – 武本康弘
シリーズ構成 – 賀東招二
キャラクター原案・デザイン・総作画監督 – 西屋太志[注 12] 色彩設計 – 石田奈央美
設定 – 唐田洋
美術監督 – 奥出修平
撮影監督 – 中上竜太
編集 – 重村建吾
音響監督 – 鶴岡陽太
音楽 – 田中公平
音楽プロデューサー – 斎藤滋
音楽制作 – ランティス
エグゼクティブプロデューサー – 安田猛
プロデューサー – 伊藤敦、八田英明
アニメーションプロデューサー – 瀬波里梨
アニメーション制作 – 京都アニメーション
製作 – 神山高校古典部OB会


CAST

折木 奉太郎:中村悠一
千反田 える:佐藤聡美
福部 里志:阪口大助
伊原 摩耶花:茅野愛衣
折木 供恵:雪野五月
遠垣内 将司:置鮎龍太郎
入須 冬実:ゆかな
十文字 かほ:早見沙織
沢木口 美崎:伊瀬茉莉也
糸魚川 養子:小山茉美
田名辺 治朗:福山潤
陸山 宗芳:森川智之