古典部4人が訪れた温泉宿で起きる「首吊りの影」事件!、そして『える』の入浴シーンより奉太郎の「サービスカット」の方が多い!?という「淑女」諸君必見の回です(笑)
・TVアニメ『氷菓』第7話「正体見たり」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品を「もうちょっと」楽しむための一助となれば幸いです。
前回の感想(第6話)
このまっすぐな瞳の「わたし、気になります!」が千反田えるの最大の武器。
I’m at 千反田えるの飛び出し看板 in 高山市, 岐阜県 https://t.co/EA0OoDEh45 pic.twitter.com/ImrwamQ3wq
— Ken (@ken_7302) June 29, 2019
そして看板になった彼女の眼も「気になります!」モードで輝いています(笑)。このちょっと「いらすとや」テイストな『える』の看板は一体なに!?。
オープニングや本編でもたびたび登場する「本町通り商店街」にこの看板は設置してあるみたい。交通安全の啓蒙と聖地PRを兼ねた目的で置いてあるのでしょうね。
キャラクター其の物の看板ではなく「ゆるキャラ的」になっているのがポイント高い!。この風景に上手く溶け込んでいてよいと思います。
「正体見たり」【ストーリー】第7話
第7話 あらすじ
温泉旅行。摩耶花の親戚の姉妹、善名姉妹登場。えると奉太郎は二人、温泉に入りに行く。服を脱ぐ二人。湯に浸かる二人、浴衣姿の二人・・・。(HP引用)
脚本 芦田杉彦 絵コンテ・演出 内海紘子 作画監督 門脇未来
アニメ視聴感想(第7話)
古典部の4人は摩耶花の親戚が営む温泉宿へ。奉太郎がまたしても『える』の魔性(!)に当てられ湯あたりで寝込んでしまったその夜、『える』と摩耶花は旅館の窓の向かいの七号室に「首吊りの影」を見るのですが・・。
例のごとくこの「ミステリーのタネあかし」は書きませんが、今回のエピソードで登場した「 幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざが最後に重要な意味を持つお話しでした。
奉太郎の推理で「首吊りの影タ」のタネはあかされ、自分にはいない「姉妹」という関係への憧れの気持ちが枯れてしまう『える』。彼女の「気になります!」という好奇心ですが、時として知らなくていい事もあるのです・・。
またしても苦い結末でお話しは締められるのか、と思っていたら・・。
最後にちょっとした「どんでん返し」が起こって、思わず笑顔になる『える』なのでした。今回は温泉が舞台ということで肌色成分多めの嬉しいサービスカットが盛りだくさん!。
・・ただし奉太郎のね!(笑)。『える』の入浴シーンのカットは思いのほか少ないという、紳士にとっては物足りない「温泉回」なのです。
『える』の肢体を十分に堪能したい紳士諸君はぜひOVAのお求めを!(BDBOXにも収録されています)。
それにしてもこの「湯気」や「光」の修正が一切ない奉太郎のこの姿に、「さすが京都アニメーション!」と言わざるを得ない(笑)。
これは京アニお得意のお家芸ですね。
湯あたりで上気した表情や『える』の接近で男のコの反応をとっさに隠す奉太郎も描かれ、淑女諸君には嬉しい回だったのでは?。
と書いてはみたものの、この作品は女性のファンが少ない印象。キャラクターデザインは「Free!」の西屋 太志さん、主人公・奉太郎の声は中村悠一さんということで観ていないというのは実に勿体ない!と思うのです。
Free!の主人公・遥と本作の奉太郎は若いのにどこか人生を達観している所があったりとどこか似ていたりして、変わり者だけどなにか引き付けられる魅力を持つ主人公なのです。
ということでぜひ「氷菓」を沢山の女性に観てもらいたい!、と思った第7話でありました。「気になります!」に癒されたい自分が言うのもなんですが、氷菓の主人公は『える』じゃなくて奉太郎だよ!(笑)。
温泉回なのに摩耶花においては入浴シーンは1秒もなかった(笑)というマジで「淑女向け」の今回。
奉太郎が着替えで服を脱ぐシーンがやけにセクシーに感じたのですが、ここから「Free!」への着想が生まれた・・というのはちょっと考えすぎですかね(笑)。
■『氷菓』関連商品
ブルーレイBOX
※TV未放映OVA収録(第11.5話)
OP/ED主題歌
コミカライズ
原作小説
『氷菓』放送局情報(2020年再放送)
BS11 毎週火曜 25:00〜
アニメシアターX(AT-X)毎週(木)22:00 毎週(土)14:00 毎週(水)6:00 【30分×2話ずつ】
配信情報
NETFLIX・U-NEXT・HULU・dアニメストア等で配信
『氷菓』スタッフ・CAST
STAFF
原作・構成協力 – 米澤穂信(角川文庫刊『〈古典部〉シリーズ』から・『月刊少年エース』連載)
企画 – 安田猛、八田陽子、武智恒雄、井上俊次
監督 – 武本康弘
シリーズ構成 – 賀東招二
キャラクター原案・デザイン・総作画監督 – 西屋太志[注 12]色彩設計 – 石田奈央美
設定 – 唐田洋
美術監督 – 奥出修平
撮影監督 – 中上竜太
編集 – 重村建吾
音響監督 – 鶴岡陽太
音楽 – 田中公平
音楽プロデューサー – 斎藤滋
音楽制作 – ランティス
エグゼクティブプロデューサー – 安田猛
プロデューサー – 伊藤敦、八田英明
アニメーションプロデューサー – 瀬波里梨
アニメーション制作 – 京都アニメーション
製作 – 神山高校古典部OB会
CAST
折木 奉太郎:中村悠一
千反田 える:佐藤聡美
福部 里志:阪口大助
伊原 摩耶花:茅野愛衣
折木 供恵:雪野五月
遠垣内 将司:置鮎龍太郎
入須 冬実:ゆかな
十文字 かほ:早見沙織
沢木口 美崎:伊瀬茉莉也
糸魚川 養子:小山茉美
田名辺 治朗:福山潤
陸山 宗芳:森川智之