翠星のガルガンティア 第11話「恐怖の覇王」感想・作品情報(2020年再放送)

地球に漂着していたクーゲルに合流したレドは「ヒディアーズ」が人間であることを訴えますがそれに対するクーゲルの回答は・・、女海賊ラケージも再登場し物語は更に思いもよらぬ方向へと進んでいきます!

・TVアニメ『翠星のガルガンティア』第11話「恐怖の覇王」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品を「もうちょっと」楽しんでいただく一助となれば幸いです。

前回の感想(第10話)

Hi.アニ!

永きにわたる「ヒディアーズ」との戦いの真相を知り人間を相手に戦えないと戦意喪失のレド!、しかしそんな彼に戦いを強いる機械…

人類の敵・ヒディアーズの正体が「人間」だったと知り、ベローズに教えられた「むやみな殺生」を禁じるガルガンティアでの掟を破ってしまったことに苦悩するレド。自分がしてしまった事のあまりもの重さに後悔の涙を浮かべる彼ですが・・。

しかし最初の頃は同じ人間である海賊たちをなんの躊躇いもなく「大虐殺」してました(笑)。無法者からベローズを助けるためとはいえこれはヒドイ!。そんな彼もガルガンティアの社会の生活の中で次第に人間らしさを獲得していったということです。

そして第11話はその「人間らしさとは?」にも少し触れるエピソードとなっています。

第11話「恐怖の覇王」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第11話 あらすじ

霧の海に接近した大船団を率いていたのは、レドの上官だったクーゲル中佐だった。クーゲルもまた、乗機ストライカーとともに地球へと漂着していたのだ。

【アニメ視聴感想】第11話「恐怖の覇王」

宇宙空間でヒディアーズとの戦闘指揮していた上官「クーゲル中佐」が地球へ漂着していたことを知り彼と合流するレド。

そしてクーゲルと共に現れた不気味な船団はマシンキャリバー『ストライカー』の圧倒的な戦力を見せつけ、ピニオンたちがいるフランジ船団をたちまちに接収してしまいます。

クーゲルと面会したレドはヒディアーズが実は人間であり、戦いをするべきではないと訴えますが・・「人間性」を捨てたヒディアーズは人類ではないとそれを否定されます。本能のままにただ生殖を繰り返すヒディアーズはヒトではなく、それぞれを支え合って社会に貢献するのが人間と言うクーゲルの論理に何らおかしいところは無いはずなのですが・・どこか引っかかります。

そしてクーゲルは地球に住む人たちへの「啓発」として、その勢力を広げることにレドの協力を求めるのですが・・。

そしてその目標として侵攻を命令されたのは、なんとガルガンティア船団!。更にレドが苦悩することは必至!果たして彼はどんな決断を下すのでしょうか?。

今話で久々に登場したのが女海賊・ラケージ。この再登場シーンの作画がとっても「ぬるんっ!」としていて気持ちがイイんです(笑)。今はクーゲル船団の配下に仕えている彼女ですが何かを企んでいる感じ?。

クーゲル船団の人たちがどう見てもかなりアレな宗教教団です。漫画『20世紀少年』の「トモダチ」を思い出してしまった(笑)。

怪しすぎます・・。この船団は公平平等を謳っているため「お金」はなく、人々にはその役割に応じた待遇が与えられるというのですが、個人資産の所有を禁止している社会ってあまりにも危険に感じます。お金がなく必要なものはすべて支給されるという所でいうと、まるで最初にレドが所属していた「人類銀河同盟」(軍隊)みたい。

ということで次回はこのクーゲル船団の本当の姿が衝撃のもとに描かれます!。

それにしてもピニオンって「頭が良い機械好き」キャラのステレオタイプからかなり外れていますよね?。アニメや漫画でよくあるヒョロガリの博士タイプではなく、外見はどう見ても「脳筋」のタイプ(笑)。

でも考えなしに突っ走り、周りを振り回すわりには人望もある?という役得なキャラクターではあるのかな、と思います。

『翠星のガルガンティア』商品情報 

 

ブルーレイBOX

OP/ED主題歌

『翠星のガルガンティア』放送局情報

【再放送】
TOKYO MX 1月5日より毎週日曜 23:00〜
BS11    1月7日より毎週火曜 24:30〜

 

配信情報

U-NEXT・バンダイチャンネル等で配信
※レンタル配信のみ

スタッフ・CAST

STAFF

原作:オケアノス
原案:村田和也・虚淵 玄(ニトロプラス)
監督:村田和也
シリーズ構成・脚本:虚淵 玄(ニトロプラス)
キャラクター原案:鳴子ハナハル
メカニックデザイン:石渡マコト(ニトロプラス)
音楽:岩代太郎

アニメーションキャラクターデザイン:田代雅子
総作画監督:田代雅子、佐々木敦子
ガルガンティアイメージ:岡田有章
設定考証・デザイン:小倉信也
プロップデザイン:常木志伸、村山章子
美術監督:栫 ヒロツグ(ととにゃん)
美術監修・美術設定:加藤 浩(ととにゃん)
色彩設計:田中美穂(スタジオロード)
3D監督:遠藤 誠(トライスラッシュ)
3Dテクニカルディレクター:須藤 悠
モニターワークス:吉祥寺トロン
特殊効果:村上正博
撮影監督:田中宏侍
編集:浜宇津妙子
音響監督:明田川仁
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:Production I.G

OP主題歌:「この世界は僕らを待っていた」茅原実里
ED主題歌:「空とキミのメッセージ」ChouCho

CAST

レド:石川界人
エイミー:金元寿子
リーマ:水瀬いのり
サーヤ:茅野愛衣
メルティ:阿澄佳奈
ベローズ:伊藤 静
リジット:大原さやか
ピニオン:小西克幸
ラケージ:恒松あゆみ
チェインバー:杉田智和
マズル:櫻井孝宏