翠星のガルガンティア 第1話「漂流者」感想・作品情報(再放送・2020年)

何度観ても全く色あせないテーマと今の深夜アニメでは考えられないハイレベルな作画クオリティ!、戦いしか知らない少年兵レドの「帰るべき場所を探す」旅路の物語がはじまります!

・TVアニメ『翠星のガルガンティア』第1話「漂流者」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品を「もうちょっと」楽しむための一助となれば幸いです。

『虚淵玄』氏が脚本に参加した伝説のSFアニメが2020年に再び放送!

2013年に放送された伝説の(?)SFアニメ「翠星のガルガンティア」が再び放送されます。この作品残念ながらリアルタイムでは視聴していないのですがブルーレイBOXを購入したほど好きな作品なのです。ということで逆に再放送を観るつもりはなかったのですが・・観てしまったらやっぱり良いですね!。

現在放送されている深夜アニメの作品たちが霞んでしまう程に(笑)。ということでちょっと感想を書いてみたいと思います。

第1話「漂流者」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1話 あらすじ

遥か宇宙の深淵、人類銀河同盟は種の存続を賭けて、異形の宇宙生命体”ヒディアーズ”と終わることのない戦いを続けていた。同盟軍の兵士・レドは撤退中、不測のワープ事故に巻き込まれる。レドが次に気づいた時、チェインバーは見知らぬ格納庫に横たわっていた。少女を人質にとり、外へ飛び出したレドの眼前に広がる大海原。チェインバーが導き出した現在位置は、伝説上の人類発祥の地、”地球”であった…..。(BDBOXブックレットから抜粋)

アニメ視聴感想(第1話)

第1話は戦いしか知らない銀河自由同盟の少年兵『レド』が前半に人類と敵対する宇宙生命体「ヒディアーズ」の生存権をかけた激しい戦いの最中、流され着いた未知の惑星が実は遥か未来の地球だった!という実に「古典」なSFなオチで物語の幕は開けます。

いきなりネタバレ全開で申し訳ない!(笑)。でもそんなお話しのネタバレなんて全然関係なく何度でも「観れて」しまうのがこの作品が持つ魅力なのです。

ヒディアーズ全滅作戦の作画が凄まじい・・画面に無数に展開する双方の激しい戦闘、というより生存競争の描写がすごすぎて画面に見入らずにはいられません。今の深夜アニメでは描くことが絶対に出来ない!でもそれが寂しくも感じます。

ここが(2010年代中盤?)日本のアニメの頂点だったのかな・・今はトレンドとしてのメインストリームが深夜放送から劇場作品へと変化したのもあるのでしょうけど。

でも昔から「ジブリ」なんかもあったわけだし・・ホントなんで急にこうなっちゃったのだろう?。

と、話しがそれましたが第1話でぜひおさえておいて頂きたいキャラクターがレドの上官であるクーゲル中佐。1話ではそこまで出番は多くなかったのですが物語の終盤で思わぬ形で再登場し、お話しの行方を決定づける重要なカギとなるキャラクターであります。

ちなみにOVA(BOXにのみ収録)では彼がメインで描かれるエピソードがあり、その事情というか彼の心情をより分かりやすく理解することができます。

後半はBGMも変わりいきなり牧歌的な雰囲気でスタート。そしてこの作品の魅力の一つである『鳴子ハナハル』さん原案のヒロインたちが表情豊かに実に魅力的に描かれています。それにしてもハナハル氏の描く「大人の女性」ってムッチリキャラが多い気が(笑)。

でもそこも魅力かな。ムッチリで足がちょっと短く見える所も実にリアルで堪らないのであります(キモ!)。

でもやっぱりハナハルさんのキャラクターの魅力が一番輝くのは幼さが少し残る「少女キャラ」ですよね。小麦色に焼けた肌も実に健康的なこの作品のヒロインが『エイミー(15才)』です。

イケメンだけど白い肌のレドとは実に対照的ですが、彼女もお話しの添え物では終わらずレドの歩みに大きすぎる影響を与えていきます。

そうそう!、重要といえば「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」を搭載した対ヒディアーズ殲滅兵器、この作品のもう一人の主人公であるマシンキャリバー『チェインバー』です。

第1話ではレドのために地球語を「面白翻訳」していましたが(笑)、彼もレド同様にお話しの中で「人間」らしく成長をしていきます。「ん?ロボットなのに成長ってどういうこと?」とまだ視聴していない方は思われるでしょうが・・どういうことなのかはぜひ「放送を観て」確かめていただきたいですね。

ということで放送が始まったこの「神アニメ」視聴継続決定ですな!(笑)。2話以降も出来れば感想を書いてみたいと思っています!。

『翠星のガルガンティア』神アニメなんだけど・・配信されていない!?

実はこの作品、2020年の1月現在では「見放題配信」がされていないのです・・(レンタル配信のみ)。以前はNETFLIXで配信されていたんですけどね・・残念。

もし再放送を視聴して作品が「気に入った」方はBOXの購入をお勧めします!。間違いなく名作!一家にひとつ備えるべき(!?)アニメファン必須の作品です。

注意!

海外向けの安価ないわゆる「北米版」のブルーレイもありますが、通常のプレイヤーで再生できなかったり英語の字幕が表示されたままだったりなどの制限があるようなので購入の際には注意が必要です。

 

『翠星のガルガンティア』商品情報 

ブルーレイBOX

OP/ED主題歌

『翠星のガルガンティア』放送局情報

【再放送】
TOKYO MX 1月5日より毎週日曜 23:00〜
BS11    1月7日より毎週火曜 24:30〜

 

配信情報

U-NEXT・バンダイチャンネル等で配信
※レンタル配信のみ

スタッフ・CAST

STAFF

原作:オケアノス
原案:村田和也・虚淵 玄(ニトロプラス)
監督:村田和也
シリーズ構成・脚本:虚淵 玄(ニトロプラス)
キャラクター原案:鳴子ハナハル
メカニックデザイン:石渡マコト(ニトロプラス)
音楽:岩代太郎

アニメーションキャラクターデザイン:田代雅子
総作画監督:田代雅子、佐々木敦子
ガルガンティアイメージ:岡田有章
設定考証・デザイン:小倉信也
プロップデザイン:常木志伸、村山章子
美術監督:栫 ヒロツグ(ととにゃん)
美術監修・美術設定:加藤 浩(ととにゃん)
色彩設計:田中美穂(スタジオロード)
3D監督:遠藤 誠(トライスラッシュ)
3Dテクニカルディレクター:須藤 悠
モニターワークス:吉祥寺トロン
特殊効果:村上正博
撮影監督:田中宏侍
編集:浜宇津妙子
音響監督:明田川仁
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:Production I.G

OP主題歌:「この世界は僕らを待っていた」茅原実里
ED主題歌:「空とキミのメッセージ」ChouCho

CAST

レド:石川界人
エイミー:金元寿子
リーマ:水瀬いのり
サーヤ:茅野愛衣
メルティ:阿澄佳奈
ベローズ:伊藤 静
リジット:大原さやか
ピニオン:小西克幸
ラケージ:恒松あゆみ
チェインバー:杉田智和
マズル:櫻井孝宏

 

   



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