初心者おすすめホームシアター 【バータイプ編】
ホームシアターを持っていますか?
「ホームシアター持っていますか?」というより知っていますか、でしょうか。現在家庭用のテレビは薄型テレビの普及で大画面化・高画質化が進んでいるんですが、忘れ去られているのが「音はいいのか?」です。
そこで音の「グレードアップ」について提案させていただきたいと思います。
ヤマハ フロントサラウンドシステム YAS-207 4K HDR映像対応 HDMI DTS Virtual:X Bluetooth YAS-207(B)
画面は大きいけど「音」は
家庭用のテレビも50型以上の大きさを購入される方も多くなってきているんですが、「薄型」である為に、当たり前ですが物理的に大きなスピーカーを内蔵させることができないので「低音・重低音」を出せないんです。
20年前のブラウン管のテレビのほうがスピーカーが大きかったり複数個付いていたので「音はよかった」。
薄型もテレビによっては気持ち大きめのスピーカーを配しているモデルもあるんですが、やはり「気休め」です。
映画や音楽のライブコンサートなどのコンテンツを視聴するのには向いていない。これは体感的に劇場のスクリーンを見るのに近づいてきているのに本当に勿体ない、と思います。
そこで登場するのが音を出すのを役割として受け持つ「ホームシアター」の登場となります。
でも「・・・知らない。聞いたことないですね」や、「聞いたことはあるけど、どこで売っているの?家電量販店で見たことないんだけれど」。
そうなんです。今の薄型テレビの特性を考えればバンバン売れてもよさそうなんですけど、大きなコーナーを設けていなかったり(ひっそりとテレビと一緒に飾ってある)、試聴ができるようになっているお店は本当に少ないと思います。
店員さんもレコーダーを勧めてもホームシアターを一緒にいかがですか、と言う方はほとんどいないのでは。
視聴して購入できる方がうらやましい
初めてサウンドバー買いました。
YAS-207かYAS-206にしようと思ってたのに、試聴してYSP-2500にしてしまいました。
ヤマハの音…すごく良いです。
しかし型式がYSPって、バイク屋か。#ヤマハサウンドバー#YAMAHAが美しい pic.twitter.com/oOLcApjRJ0— middle (@middletotu) 2017年12月24日
この方のように「試聴」ができるのがほんとうは良いのですけどね。試聴されて音が好みの機種を購入されたようです。でも、それができない方も多いと思いますので、私の先入観などが入ってしまうところの「おススメ」にはなってしまうんですが、今まで購入されたことがない方へ「サブ・ウーファー付きのバータイプホームシアター」導入をお勧めします。
ホームシアターとは?
「ホームシアターシステム」とは本来臨場感を出す為に複数の音声チャンネルを再生することを目的とするAV機器です。
サラウンドシステム例
上の図のように聞いている自分を取り囲むように通常6台から8台のスピーカーを設置します。私も6台のスピーカーを設置する「5.1ch」のシステムを所有しています。
我が家のシステム
画面には映っていませんが、後方にあと2台、左側に見切れていますがウーファー(スーパーウーファー)があります。音は自分としては「大満足」なんですが(上を見たらきりがないので)世間一般的にみて欠点が三つあります。それは
値段が高い!配線が邪魔!セッティング(設定・配線)がめんどくさい!
なんです。おそらく購入を考えたことはあるけど、なにかめんどくさくてお金がかかりそうなこの部分で躊躇されている方も多いと思います。
私のシステムいわゆる「入門者用のグレード」なんですが、それでも20万円近くしました(アンプ含む)。
そして努力はしたんですがどうしても配線は「少しごちゃごちゃ」しています。
6本のケーブルを繋がないといけないので、設置や引っ越しのときは四苦八苦、そしてこの前はアンプの修理のためケーブルをはずさないといけなかったのですが、元通りにつなぐことができずにアンプに「エラー」の表示・・・。
一般家庭ではリビングに置くのは敬遠されるし、結婚されている方は「こんな邪魔なもの」奥さんの許可なんてとてもおりない、と思います。
それでお勧めなのが「バータイプ」のシアターシステムです。
バータイプ・シアター
このバータイプは文字通りテレビの前に置く棒状のスピーカーで配線が少ない(本体スピーカーとサブウーファーだけ)のが特徴です。スピーカーが少ないという事なんですが、機種によっては疑似的に多チャンネル・複数台のスピーカーが設置されているように聴くことができるものが発売されているんです。
形がこれであればなんでもいい、というわけではありません。
「DTS:X」という最新の規格に対応しているものが色々なメーカーより最近発売され始めていていて、このタイプがお勧めなんです。
DTS:Xとは
最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス(R)」「DTS:X(TM)」に対応
従来のチャンネルベースに音の位置情報や移動情報(オブジェクト情報)を加えた、最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス(R)」「DTS:X(TM)」に対応しました。前後左右を中心とした従来のサラウンド音場に対して、高さ方向の表現力を加えた3次元の立体音響技術により、全方位からの音に包みこまれるリアルな音響空間をお楽しみいただけます。
(SONYホームページ抜粋)
音響技術の進歩で疑似的ではあるが本来の多チャンネルのシステムに近く、比較的安価なシステムでも音場が再現できる、というものです。
この特徴を備えたシステムの例が下記の機種です。
・通常のシステムにも負けない「高音質」タイプ
ソニー SONY サウンドバー 7.1.2ch Dolby Atmos NFC Bluetooth ハイレゾ対応 ホームシアターシステム HT-ST5000 (2017年モデル)
DTS:X対応の新モデルが登場
・手軽に音質の向上を楽しめる「エントリー」タイプ
ヤマハ フロントサラウンドシステム YAS-207 4K HDR映像対応 HDMI DTS Virtual:X Bluetooth YAS-207(B)
バータイプの中ではDTS:X対応というのと「サブウーファー」がついているということで、この2機種がおすすめだと思います。DTS:Xの話は別にして「重低音・低音」はサブウーファ
ーが付いていないと原理的に再生ができないからです。
特に重低音は音というより空気の振動というか、耳で聞くのではなくて「体で感じる」みたいなところがあるので有ると無いとでは大違いです。
この選定にあたって実は私、この2機種「試聴したことはありません」(笑)。
できる所に住んでいないんです・・・残念ながら。なんで勧めるのかというと間違いなくテレビの内蔵スピーカーより音がいいはずだから、です。それに私も視聴してホームシアターシステムを購入したことはありません(できないんですね)。
私も最初はテレビの内臓スピーカーから音を聞いていたのですが、どうせならと思い、最初は安い「2.1ch」のシステムから初めて、「もうちょっと低音出ないかな?」と今の機器にシステムアップしてきました。
聞き比べはできないけど今よりは全然いい(はず)、ということです。
お勧めベストは
2機種のどちらがいいか、というと若干価格は上がりますがソニーのHT-ST5000が「ハイレゾ音源」にも対応しており、最大出力も800W(ヤマハのYAS-207は200W)で音質を気にされる方はこちらのモデルのほうが後悔がないと思います(下手なシステムより音がいいかも?)。
高いように感じますが約13万円台で「ホームシアター」が揃えられるなんて・・・ちなみに私
のAVアンプはハイレゾに対応しておらず、出力もほんの少し大きいだけです。
それを考えれば安いのではないでしょうか。それがだめで「決済」がおりなかったらヤマハで再提案して大蔵省から購入予算を確保する、という流れでいかがでしょうか?(笑)。
最後に
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もちろん両機種ともFire TVとの連携ができます。コンテンツが手軽に再生できる世の中になっているのに本当に「勿体ない」。
ホームシアターやFire TVもそうですが、無いんだったら、「もうひとつプラスするだけで大違い」なAV機器です。