京都アニメーションの隠れた名作「氷菓」 視聴感想【NETFLIX】

京都アニメーションの隠れた名作「氷菓」 視聴感想【NETFLIX】

氷菓 [視聴感想]

 

タイトル名が気になって視聴を始めた作品がありました。それは京都アニメーション制作の「氷菓」です。全話視聴は終わったのですが初めて見た時の感想を書いています。

 

ストーリー

文化系部活動が活発なことで有名な進学校・神山高校で「古典部」という廃部寸前の部活に入部した男女4人が、学校生活に隠された謎に挑む、「日常の謎」に分類されるシリーズ。基本的に、主人公であり探偵役でもある折木奉太郎の一人称で語られる。

 

 

スタッフ

原作・構成協力 – 米澤穂信(角川文庫刊『〈古典部〉シリーズ』から・『月刊少年エース』連載)
企画 – 安田猛・八田陽子・武智恒雄・井上俊次
監督 – 武本康弘
シリーズ構成 – 賀東招二
キャラクター原案・デザイン・総作画監督 – 西屋太志[注 9]
色彩設計 – 石田奈央美
設定 – 唐田洋
美術監督 – 奥出修平
撮影監督 – 中上竜太
編集 – 重村建吾
音響監督 – 鶴岡陽太
音楽 – 田中公平
音楽プロデューサー – 斎藤滋
音楽制作 – ランティス
エグゼクティブプロデューサー – 安田猛
プロデューサー – 伊藤敦、八田英明
アニメーションプロデューサー – 瀬波里梨
アニメーション制作 – 京都アニメーション
製作 – 神山高校古典部OB会

 

 

ぼんやりとした「彼の見る風景」からはじまった

物語の舞台はある地方の、たぶん偏差値の高いと思われる高校。その高校に主人公が入学する場面から物語は始まります。

 

 

 

主人公の名は折木奉太郎。やらなくていいことならばやらないのが信条の「省エネ系男子」です。この作品、最初見たときから独特の雰囲気。折木の語りから物語がはじまるのですが、どこか古臭いセリフの言い回し。そして冒頭のシーンはピントをぼかして場面が映され、いろんな事がめんどくさくて目に入らない(入れたくない?)奉太郎の心情を表しているよう。

 

奉太郎はこの高校の卒業生の姉から、古典部に入部するように「強く」命じられます。古典部?「古典文学」のことでしょうが、なにをする部活でしょうか。そもそもタイトルの「氷菓」も私は聞いたことのない言葉です。

そして入部初日、部室である少女と出会います。このシーンがすごいの一言、奉太郎の視点で主に画面が映されるのですが、一瞬のシーンがまるで「永遠」のように描かれるのです。今までぼやけて見えていた風景が途端鮮明にすごくゆっくりと奉太郎の眼に飛び込んできます。運命の出会い?、それを予感させる素晴らしい作画演出だと思います。

出会った少女の名は千反田える。この少女との出会いが奉太郎の平凡だった日常を変えていくのです(というか、えるにやらされるのです!)

 

 

 

 

 

 

 

「ここまでやるか」の作画の連続

奉太郎に「気になります」を訴える「える」。こんなにお願いされたら断れない、というかここまでしなくてもいいのにと思わんばかりの作画演出です。(全話視聴して、こんな作画の見せ場が結構あります。地味なセリフとストーリーの堅い作品と思いきや、すごくゴージャスな作風です)

 

 

 

 

日常の「推理ミステリー」

この作品のジャンルは日常推理ミステリーです。殺人事件は起こりませんが、奉太郎のその推理に思わずうなってしまう学園のミステリーを解決する物語です(苦い結末のエピソードもありますが)。某少年探偵漫画のようにジャンジャン殺人など起きません。でもすごく「気になって」お話しに引き込まれるのです。

 

 

 

 

 

 

 

「かつての高校生」に見てほしい作品

一話前半の15分しかってないのにすごい作画と演出の密度です。只々、「すごい。」の一言。

高校が舞台ですが一話の前半を見ての感想は、視聴年齢層が比較的高い作品で若い10代の若者の興味はひかないかも作品かも?。

今の若い方は「何かをしながら観ても楽しめる」作品が好きなそうです。オジサンである私はそんなの「何かをしながら観ているのであまり興味ない」作品だと思うのですが世の中はどうも違うようです。「氷菓」は15分程の間「何をしていたのか忘れるほど」テレビ画面に釘付けになりました。そういうところで言うと私は本当に「オジサン」になってしまったのですね・・・。

ぜひ、見てほしい作品ですが面白い=おじさん・おばさんではないのでがっかりしないでください(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

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