NETFLIX「ぼくらの7日間戦争」レビュー

先日邦画汚れた英雄を見たときに「この映画を見た人はこんな映画も観ています」の

候補にあった作品について描きたいと思います。

amazon primeにて配信中の作品です。

 

ぼくらの7日間戦争



ぼくらの七日間戦争(Blu-ray Disc)
この映画、観た事はなかったのですがすごく良く知っていました。

TMネットワーク小室哲也さんが映画の音楽担当をされていてサントラ盤を買った

記憶があったからです。

当時のJ-POP(という言葉はありませんでしたが)ちょっとワンターンずれていて、

まあ洋楽の流行りを後から追い掛けていくことが多かったと思います。と、いうか洋楽曲の

カバーがすごく多かった。

それと話は変わりますが「ロック」といえば「日本のロックバンド」の事は一切指さず、

洋楽の「ロック」をさす単語でした。今と違って大きな時差があるのでたいてので

1980年代初頭に活躍した邦楽アーティストは5年から10年前の洋楽を「日本風に

アレンジ」して発表していました。

よく「ニューミュージック」とか呼ばれていた音楽です。海外のミュージシャンの

新譜は日本では「1年後」に発売されていた時代でした。

小室哲也さんの音楽も活動当初は1970年代末のロックと電子楽器を組み合わせた、素直に

カッコイイとは言えない(いやかっこ悪い)「独特な味付け」(できそこないのイエロー

マジックオーケストラ)でした。

でもある曲が発表されてから世間の評価(というか私の?)が変わります。渡辺美里さんに

作曲した「MY REVOLIUTION」です。

いつだったか小室さんは、当時コンピューターで作曲作業していた時「機械のバグ」でこの曲

が誕生したと語られていました。なんというか作曲ではなくて「実験室でたまたま誕生した」

未来の発明のようです。

当時の彼ら(TMネットワーク)のラジオ番組でも木根 尚登さんは小室さんのことを

「マッドサイエンティスト」(狂気の科学者)と呼んでいました。

そしてその2年後位あとに誰もが知っている「GET WILD」が発表されたのです。

この曲を初めて聞いた時の驚きは今も覚えています。今まで聞いたどの音楽とも違う

「聞き覚え」のない音楽だったからです。

今から思えば「デジタル・ロック」の誕生でした。コンピュータの打ち込みでドラムの音が

加工されており、ドラム音の「最後」の部分がカットしてありスピード感を出しています。

そのほかの打ち込み音も密度高く入れられており、「ジャズ」や「プログレッシブロック」の

よう。突然発生で実験室で生まれた、親のいない「モンスター」です。

その後も「実験色」の強い曲やアルバムを発表するのですが、ある時期から彼は

「サイエンティスト」から「ヒット曲のプロデューサー」に変わってしまいました。

理由はわかりません。世間では「まるでテレビゲームの音楽」と発表曲を馬鹿にされていた

のが嫌だったのかもしれません。私が聞くのを勧めると、周りの人間は「機械に頼っていて

音楽を馬鹿にしている」(どういうことで?)と良い評価をする人は1人もいませんでした。

しかしその後(TMネットワーク活動休止後)プロデュースする楽曲は世間には受けました。

今までの記録にないほどの社会現象です。

おそらく彼を評価していなかった人々もCDをたくさん買ったことでしょう。

そして私は、彼の発表する曲をあまり聞かなくなっていきました。

その後、特にここ15年くらい彼がどんな活動をしているのか知りませんでしたが、詐欺事件

で捕まり生活に困窮しているとのゴシップを聞いた時はすごくカナシイ気分でした。

しかたないとは思うのですが、自分まで否定された気分でした。

こんな風に偏りがあってこだわりがある私も、最近は音楽自体をあまり聞かなくなってしまい

ました。

amazon prime musicで古い洋楽を流し聞きするくらいです。

 

彼は今どうしているのかな?

また社会的なヒットメーカーをめざしているのか。

それとも今は密かに世に出ることない「研究実験」を続けているマッドサイエンティスト

なのか・・・・。

色んな事情はあると思いますが、後者の彼であってほしいと思う私なのです。



GET WILD SONG MAFIA

おまけ

ぼくらの7日間戦争のサントラ盤「7days war」のCDはどうやら廃盤のようです。昔自分が

もっていたものは中古ショップで処分してしまったのですごく後悔です。

今持っている彼らのCDは数枚ほど。暇があったら中古ショップでも探してみようかな。

 

おっと、肝心の「ぼくらの7日間戦争」ですが「チラ見」のつもりが「けっこう見」て

しまいました!視聴をいったん止めてこの投稿を書いています。

当時のローティーン向けの映画ですが、おもしろかった!

今のローティーンの方には到底理解できない当時の「ガチガチの管理教育」が描かれて

います。でもそれは、かって学校が荒廃した「校内暴力」のせいです。

こんなこと書いても今の10代の方は「?????」ですよね。

ほんと、いい時代になったものです。