NETFLIXで「キングコング: 髑髏島の巨神」(2017年公開)を観ましたので感想を書きたいと思います。
以前よりNETFLIXの「おすすめの作品」の一覧メニューにちらちらと表示されていて、気になっていた作品だったので「チラ見」だけするつもりでみたのですが・・・。
調査遠征隊が潜入した髑髏島(ドクロトウ)で、キングコングや正体不明のモンスターが襲いかかる。人類は果たして脱出できるか?トム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ブリー・ラーソン競演の超大作『キングコング:髑髏島の巨神』配信中! #ネトフリ pic.twitter.com/qePwuDQSrc
— Netflix Japan (@NetflixJP) 2017年12月29日
1944年、太平洋戦争中の南太平洋戦域での空戦中、とある島に墜落したアメリカ兵マーロウは、同じく墜落した日本兵イカリから逃れるため島の奥地に入り込み、追って来たイカリと戦う。止めを刺されそうになったマーロウだったが、突然そこに巨大な猿の様な生物が姿を現す。
1973年、アメリカがベトナム戦争からの撤退を宣言した日、特務研究機関モナークの一員であるランダは、ランドサットが発見した未知の島・髑髏島への地質調査の件でウィリス上院議員を説き伏せる。ランダは護衛の部隊を派遣するように要請し、ベトナムから帰還予定だったパッカード大佐の部隊が同行することになる。また、元特殊空挺部隊隊員のコンラッドを島の案内役として雇い入れる。ランダたちの行動を知った戦場カメラマンのウィーバーも調査隊に加わり、一行は髑髏島に向けて出発する。
(wiki抜粋)
※ネタバレちょっとあります
見る前は「午後ロー」感覚のB級映画なのかな?と思っていたんですが、ものすごくちゃんと作られた「午後ロー」でした(笑)。いや、つまらないとか時間返せとかそういうことではなくて愛情をこめてB級映画を作っている感じです。
この映画は巨大モンスター映画の古典「キングコング」のリメイクなんですが、このキングコング何作リメイクされたか分からないほど作られています。
2000年代に入ってからも、この作品以外にリメイク作品がつくられていなかったけ?というほどアメリカ人には人気なんだと思います。
私が最後に観たキングコングはテレビの映画番組で見た1970年代の作品で、最後はニューヨークでキングコングは殺されるんじゃなかったっけな?。
軍隊に倒されて所詮人間にはかなわない、みたいな。
でも今作では「無敵」です。登場直後にヘリコプターの中隊規模の部隊を全滅させます。これは作り方として新しいですね。最強の生物なんですが、それよりも強い「何か」が島にいて果たして無事脱出できるのか!と「脱出もの」の要素も付け加えられていて、チラ見のつもりが一気に最後まで観てしまいました。
時代設定もベトナム戦争が終ろうとしてる1970年代というところにリアリティとなつかしさを感じます。
現代が舞台だとちょっと嘘臭くなってしまうかもしれないところをうまく回避できているというか、地球が空洞になっているという「地球空洞説」がセリフのなかにでてきたりして、
「ああ、そんなのあったな」となつかしく思ったり。
物語の随所に70年代のロックが流れたりして、なぜかベトナム戦争映画っぽい雰囲気もあるんですよね。勝つ事ができなかった戦争とキングコングとの戦いを暗喩しているんでしょうか。
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この映画、最後(エンドロール後)まで観て「えっ!、そういうことなの!?」と思わず声が出てしまいました。「とんだ午後ローだぜ!」です(逆に)。
「どういうことなのか」は、皆さんぜひ観てください!。
※追記
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