「京都アニメーション放火事件」その被害報道を聞いて

京都アニメーション第一スタジオ放火のニュースを聞いて、まとまりがないですが色々と思ったことを書いてみました。感傷的で感情的な内容ですがよろしければ・・。

 

アニメ業界の第一線に立つ「京都アニメーション」そのクリエイター33人の死に衝撃!

次から次へと流れてくる報道があまりにもショッキングで何も言葉が出てこない。アニメが好きな方なら皆そう思った今回の事件、被害に遭われた方はどんなに怖くて苦しかったことか・・。それと同時にこのブログでもいくつもの作品の感想を書いたこともあり作品に出てきたキャラクターたちの姿が不意に頭に浮かんできたりして、素晴らしい創作の仕事の数々には改めて尊敬の念しかありません。

 

自己満足の範疇の話なのかもしれませんが「何か出来る事はないのか?」という事と「亡くなった方々はこんなに素晴らしい物を残したんだ!」ということを伝えたい気持ちで一杯。関係者の方に今「京アニ」を支持しているというその気持ちを伝えるとしたら、現時点では映像作品を配信視聴したり又は購入することが応援になるのでは、と思っています。

今こそ「京都アニメーションを」応援したい!できる事は?

氷菓のブルーレイが欲しいのですが、たぶんプレミアがついてなのか価格が以前よりかなり上がっているような気が(7/19日現在)。不謹慎ですが購入しておけばよかったと今になって後悔です。「再プレス」とかないのかな・・もし購入が無理なら配信視聴をする事でもOK!だと思います。

 

クラウドファンディングも立ち上がっているようですが、どんな内容の支援なのかよくわからないのと京都アニメーション側もたぶん混乱しているため今回の件に対してのプレスリリースがされていない(7/19日13時現在)ので「力を込めた応援」は今は様子を見たほうがいいのかもしれません。

 

それと可能であればTV等で再放送はできないものでしょうかね・・作品を目にしたことのない沢山の人に観ていただく事が亡くなった方たちへの最大の鎮魂だと思うのです。「この機に乗じてなんていやらしい・・」と考えられる方もいらっしゃるでしょうが、マスコミの報道もネタが無くなってきて早くもフェードアウト気味の雰囲気。

なので繰り返しにはなりますが命を落とした方々は一生懸命で素晴らしい作品を作っていたんだという事と同時に、その人たちの手でもう二度と作品は作られる事はないという「命の大切」さを沢山の人に感じてほしいんです。

 

今の段階で言っていいことではないのは分かっているのですが・・やはりファンとしては次に京アニ作品を観る事は出来るのか?というのはすごく気になっています。制作が非常に困難である現状なのはもちろん企業としての存続は大丈夫なのか・・。でも素晴らしい作品を世に送り出しただけではなく「素晴らしい人材」も育ててきた京都アニメーションだからきっとまた素晴らしい作品を届けてくれるはず!と私は信じています。

※作品グッズ購入で「京都アニメーション」を応援したい方はぜひ直営の京アニショップで。現場に近い方に気持ちがいち早く、そして一番強く伝わると思います

 

 

最後に・・犯人は「大量殺人者」それ以上それ以下の意味を与えるべきではない

最後になぜ犯人は33人の命を奪ったのか?ですが、たぶんその答えを知ることはない(できない)と思います。現段階の報道では「作品を盗作された」という理由がされていますが、犯人は創作活動をしていない様なので意味不明。放火のために様々な準備をするも犯行後自分は大怪我を負うという結果にを見ると「幼稚な行動」と言わざるを得ません。

たぶん想像を絶する「幼い理由」なのでしょう・・普通に生きている人には理解のしようがない。このような犯罪者が現れると「社会が悪い、犯人は悪くない」という声が一定数あがってきますが、「起こった事実」だけを見るべき。どんな理由があっても人を殺したという事実は変わらない、変わるべきではない。

また度重なる嫌がらせや脅迫のメールがあったということで「狂ったオタクの犯行」という推測も目にしますが、政治的なテロリストでもない犯人の行為に「何かの意味」を持たせるべきではないと思います。たくさんの人々が残したものを灰にし、その輝かしい未来を奪った「大量殺人者」、ただそれだけいい。これ以上の報道がされることで一片の同情も生まれる事がないよう強く望みます。

でも、もし「アニメファン」という同好の志の犯行だったとしたら・・それを「事実」として受け入る時はすごく胸が痛むことになるでしょう。

そして京アニだけに限らず他の作品でその制作会社や関係者にtwitterやメール、または電話等で嫌がらせを行っている人がいたらすぐにやめてほしい。「人を殺してない・法律に触れていないのでOK!」ではなくて、自分の意のままにならないことに腹が立ち我慢が出来なかったことから今回の事件が始まっていると思うのです。

どんな理由があれ、結局やっている「その事」は同じように思えます。そしてアニメファンとして悲しい気持ちに。嫌がらせの事実があると「どうせ犯人はアニメファンなんだろ?」と言われても反論ができないのです。

 

 

 

 

   



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