僕の心のヤバイやつ  第18話 あらすじ・感想 (第2期)

 

2024年冬アニメ 僕の心のヤバイやつ(第2期) 第18話 「山田は僕が好き」 あらすじ・感想 【関連グッズ・配信放送情報紹介


担任の先生から在校生代表として卒業式で送辞を読んで欲しいと頼まれる市川。

しかし、陰キャの代表である市川に務まる役ではなくリハーサルから既に投げ出しの姿勢に。

そんな時、市川は山田を好きな南条が女の子の告白を断る場面を目撃し・・・。

山田に恋心を抱きはじめてからの市川の成長の集大成が描かれたと言える「僕ヤバ」の第18話!。

軽薄の仮面を取り払った南条の本気の告白に、山田の答えを返す場面は感動しきり!なのでありました。

 

 

僕の心のヤバイやつ 第18話 感想


【ストーリー】

担任の前田から卒業式での送辞を頼まれる市川。

初めは固辞するも後押しする山田の視線に負けた市川は、リハーサルだけならと引き受けたのでしたが衆目の視線に緊張し聞こえない位の小さな声しか出てこない。

体育館倉庫で山田から発声のレクチャーを受ける市川がたまたま目にしたのは、女子生徒から告白される南条の姿。

山田を指し「すごく好きな人がいる」と告白を断った南条の本気の思いを知り、胸を張れる自分を見せたいと全力で送辞に取り組むことを市川は決意するのでした。

家族を参列する生徒に見立てスピーチの練習をしたり、美容室で髪をカットしたりと式に向け市川は完璧な準備を進めていくことに。

そして迎えた卒業式の当日、スピーチの原稿を自宅に忘れたことに市川は気づきます。

姉の香菜に原稿を持ってくるように頼みますが、送辞の読み上げには間に合いそうにない。

予想外のトラブルに心が折れてしまいそうな市川の前に現れたのは、もう一人の自分『イマジナリー京太郎』。

市川はイマジナリー京太郎から「自分を信じろ!」と鼓舞されたことで、「挑戦を止めないで。自分を好きになって」と素晴らしい内容のスピーチを卒業生に贈ったのでありました。

自分の全力を出し切り保健室で寝込んでしまう市川を嬉しそうに見舞う山田。

そこに、自分の気持ちを伝えようとする卒業生の南条が現れて・・・!!。

 

 

 

 

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【感想①】

自己肯定の低い市川が、卒業式の送辞スピーチという自身の不得意分野に挑戦する姿が描かれた今回の「僕ヤバ」。

思いもよらぬトラブルにより出来ない事への言い訳を始める市川。

しかし、ピンチを乗り越えるための力をくれたのは「心の中にいる」もう一人の自分なのでありました。

 

 

不遜すぎるほどの自信に満ちた、中学入学前の性格の自分へと一瞬だけ戻る京太郎。

自分が出来ないことの理由を周囲に探していた物語のスタート当初を考えると感慨深いものがある市川の姿。

 

【感想②】

 

今回、視聴した誰しもの胸に残ったのがナンパイこと南条の告白を、山田が断るシーンだったかと思います。

いつものように軽薄な態度で山田に接してきた南条ですが、サッカーをやっていた話題に山田が触れた途端表情を変えることに。

熱中していたサッカーのことを思い出し、「本当に好きなもの」の前では嘘は付けないと軽薄の仮面を取り真っ直ぐに自分の気持ちを伝える南条。

第二ボタンを受け取ってほしいという南条の告白に、「自分の手はもう塞がっている」と好きな人がすでにいると返す山田。

好きな人とは言うまでもなく市川のことであり、奇しくもバスケットで怪我をして涙を流す山田の姿を陰から見つめ「僕は山田のことが好きなんだ」と初めて恋心を抱いた同じ保健室で、市川は山田の気持ちを知ることになったのでありました。

 

【感想③】

山田からの間接的な自分への「告白」を聞き、思わず大粒の涙を流してしまう市川。

原作コミックにはない描写なのですが、このカットが実に善い。

この涙には色んな思いが詰まっているのだと思いますが、どこまでも自分を肯定してくれる山田の思いに市川が感激感動した部分が大きいのではないでしょうか。

送辞スピーチの原稿紛失というピンチを自分自身で自己能力の肯定をすることで乗り切った市川でしたが、自分ではない誰かに存在を肯定される方が嬉しいに決まっている。

それが恋心と共に敬愛も抱いている山田からとなれば、言葉に出来ない万感の思いを市川が抱いたのは間違いないのでしょう。

 

【感想④】

 

原作コミックから更に新しいい描写を付け加えたことで、市川の「送辞」に対する南条の「答辞」で幕を下ろした今回の「僕ヤバ」でございました。

たぶん最初から南条は玉砕を覚悟して山田に告白したのでしょうね。

「挑戦を止めないで。自分を好きになって」という市川の送辞に、怪我でサッカーを辞めた自分を重ねる南条。

最初から嫌われ者として去るつもりの南条でしたが、斜に構えた嘘の自分を突き通すことが出来なかったのでしょう。

南条の答辞が二人の恋にエールを贈ったものであることが、アニメでは更に分かりやすくなっていたと思います。

 

さて、普通のラブコメなら「ゴール」と言ってもいい今回のエピソードですが、市川と山田の『アオハル』のエンジンはようやく暖気運転が終わったという感じで、これから更に加速していくことに!!。

ということで次回の放送も楽しみなところであります。

 

 

 

 

 

 


僕の心のヤバイやつ Xポストまとめ







 

僕の心のヤバイやつ   第18話 「山田は僕が好き」 【あらすじ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ
卒業式のリハーサルで在校生代表の送辞を読んでほしいと頼まれる市川。
山田からの期待の眼差しに背中を押されて挑戦することにするも、緊張してしまい声を張ることができなかった。
気落ちする市川に、山田は「発声のレッスンとかやってるから」と色々とアドバイスをくれる。
そんな2人は偶然、南条が女子に告白されているところを目撃。
彼が山田に本気なことを知った市川は、胸を張れる自分を見せたいと、もう一度壇上に立つ決心をする。

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僕の心のヤバイやつ グッズ商品情報

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OP主題歌

「僕は…」
あたらよ


僕の心のヤバイやつ 放送・配信情報

放送局

【テレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠】1月6日より毎週土曜 深夜1時30分~
【BS朝日】1月13日より毎週土曜 深夜1時00分~
【CSテレ朝チャンネル1】1月21日より毎週日曜 夜10時00分~

配信

1月6日より毎週土曜 深夜2時00分~Prime Videoにて見放題独占配信

僕の心のヤバイやつ スタッフ・声優

制作スタッフ

原作:桜井のりお(秋田書店「マンガクロス」連載)
監督:赤城博昭
シリーズ構成・脚本:花田十輝
キャラクターデザイン:勝又聖人
色彩設計:柳澤久美子
美術監督:黛昌樹
撮影監督:峰岸健太郎 竹沢裕一
編集:肥田文
音響監督:小沼則義
音響制作:マジックカプセル
音楽:牛尾憲輔
制作:シンエイ動画

キャスト声優
市川京太郎:堀江瞬
山田杏奈:羊宮妃那
小林ちひろ:朝井彩加
関根萌子:潘めぐみ
吉田芹那:種﨑敦美
足立翔:岡本信彦
神崎健太:佐藤元
太田力:福島潤
原穂乃香:豊崎愛生
市川香菜:田村ゆかり
南条ハルヤ:島﨑信長
イマジナリー京太郎:福山潤
安堂カンナ:井口裕香
半沢ユリネ:上田麗奈

公式ホームページ:https://bokuyaba-anime.com/