お兄ちゃんはおしまい! 第十二話 感想(最終回)

お兄ちゃんはおしまい! 第12話 感想

 


ハロウィンの時にも話が出た「温泉」へと繰り出すことになったまひろたち。

温泉地でのまひろを見てニートの時からと比べ明るく女の子らしくなったと感慨深いみはりでしたが・・・、「それってどうなの?」と一瞬考えてしまうことに。

皆で女湯に入ることになり、目のやり場に困って一人でモジモジとしているまひろ。

その体をもみじとあさひがくすぐりまくり、それをみよが愛でるといういつもの光景が展開するのですが、途中でまひろは股間に懐かしい感触が甦ったことに気付きます。

それは女の子になる薬が切れる前兆で、みはり曰く「また薬を飲まないと翌日にも男に戻ってしまう」とのことなのですが・・・。

突然迫られた選択にまひろが出した答えとは一体?。


メインキャラ全員で温泉に入りにいくという、ふた昔前の深夜アニメだと人気を盛り上げるためのテコ入れの定番エピソードが描かれた今回のおにまい。

「最終回でそれをやるの!?」というちょっとした驚きで視聴を始めたものの、当たり前となった皆と過ごす楽しい日常をまひろが再認識しその心の慈しみをも感じさせる善いエピソードとなっていました。

 

 

 

手のひらに降り落ちそして解け消える雪を見つめ儚い一瞬の美しさを知るまひろ。

それはかえでから始まり中学でクラスメートとなったもみじたちとの時間をまるで表している様でもあります。

これってすごく女性らしい物の感じ方のように思えます。

そして劇中何度か映る月とそれを眺めるまひろ。

言うまでもなく月は女性を象徴する天体でもあるのでした。

 

 

 

このシーンでの目まぐるしく変わるまひろの表情がとにかく印象的で、まひろが「女の子の日常」を知るという作品のストーリーの大きな流れが行き着いた答えを分かりやすく描いていたのではないかと思います。

皆に呼ばれ笑顔で振り返るこのカット、淑やかな佇まいで少女というよりはもう立派な大人の女性の顔をしたまひろなのでありました。

 

 

 

 

感動の展開はここまでで、その後はみよがまひろの股間の感触が忘れられずに夜這い(!)をかけてみたり男らしさを俺は忘れていないとみはりに強がるまひろの姿であったりと、いつものおにまいの光景で幕を下ろすことにはなるのですが(笑)。

まだ連載進行中の作品なのに上手く区切りを入れお話しが畳まれていて、個人的には大満足!のおにまいの最終回でありました。

 

 

さて綺麗に終わったおにまいですが、気になる第二期は「あり?、なし?」。

個人的には今クールの作品の中で毎週の放送を一番たのしみにしていた作品なので、出来るだけ「あり」の方向でお願いしたいところ。

そして制作の「スタジオバインド」は無職転生の第二期放送も控えていてそちらの方もすごく楽しみでありますね。

 


 

 




 

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お兄ちゃんはおしまい! グッズ情報

ブルーレイ


原作コミック


主題歌 OP/ED

アイデン貞貞メルトダウン
えなこ feat. P丸様。


お兄ちゃんはおしまい! 放送局・配信情報

AT-X:23時30分~ ※リピート放送 毎週(月)11時30分/毎週(水)17時30分
TOKYO MX:24時00分~
BS11:24時30分~

配信

先行配信:ABEMA 2023年1月5日(木)25:00~

 

一般配信:2023年1月8日(日)25:00~以降順次配信
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お兄ちゃんはおしまい! スタッフ・キャスト

STAFF

原作:ねことうふ(月刊ComicRex/一迅社刊)
監督:藤井慎吾
シリーズ構成:横手美智子
キャラクターデザイン:今村亮
美術監督:小林雅代
色彩設計:土居真紀子
撮影監督:伏原あかね
編集:岡祐司
音響監督:吉田光平
音響効果:長谷川卓也
音楽:阿知波大輔・桶狭間ありさ
プロデュース:EGG FIRM
制作:スタジオバインド

 

CAST

緒山まひろ:高野麻里佳
緒山みはり:石原夏織
穂月かえで:金元寿子
穂月もみじ:津田美波
桜花あさひ:優木かな
室崎みよ:日岡なつみ