機動戦士ガンダム 水星の魔女  第14話 感想 (Season2)

2023年春アニメ 機動戦士ガンダム 水星の魔女 第14話(Season2)「彼女たちのネガイ」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介

 

ランブルリングに乱入し生徒が登場するモビルスーツを無差別に破壊していく地球の魔女・ソフィとレノア。

それを止めようとするスレッタに欲しいものは勝ち取り手に入れるべきと自信の生き方を主張するソフィでしたが、それに呼応するようエアリアルの機体は青く輝き出して・・!?。

遂に明かされたエアリアルこそエリクト・サマヤ自身であるという衝撃の事実!、そしてクワイエットゼロのトリガーであるエアリアルは世界をどのように創り変えるのか?。

大きな展開の中ソフィの死から世界の現実を知り「すすめば二つ」に疑問を抱きつつあるスレッタ、心を壊してしまったよう流す涙に「君は刻の涙を見る・・」の某作カミーユみたいにならないか少し心配です。

 

 

 

 


 

機動戦士ガンダム 水星の魔女  第14話 感想 (Season2) ソフィ

 


 

 

 

 

 

 

 

水星の魔女 第14話 「彼女たちのネガイ」 【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第14話 あらすじ

華やかなオープンキャンパスの裏で、スレッタはソフィが決闘を通して手に入れたいものを知る。
一方、事態に責任を感じるニカは……。
それぞれの想いや策謀が巡る中、バトルロイヤル方式の決闘イベント、ランブルリングの火蓋が切って落とされる。

 

水星の魔女 第14話 感想

 


ミオリネにデリングに意志でもある「クワイエットゼロ」計画を引き継いでほしいと頼むプロスペラは、その創案者がミオリネの母・ノートレットであることを打ち明けます。

そしてクワイエットゼロとはデータストームを利用してパーメットリンクを介したあらゆるシステムを制御する新機軸のネットワーク構想であり、エアリアルはそれを起動するためのトリガーであることも。

クワイエットゼロで争いのない世界を現実とする。

そのためにプロスペラはスレッタを学校に編入させ、決闘でエアリアルの最適化を行っていたのでありました。

一方、学校ではベネリットグループ内での地位を示さんとの各グループの精鋭が全員入り乱れての模擬戦・ランブルリングがスタート!。

「決闘に勝ったらスレッタに『家族になってもらう」と話していたソフィの姿を探すスレッタでしたが、模擬戦の場にルブリス・ウルに乗ったソフィが乱入。

ノレアのルブリス・ソーンとともに模擬戦に参加したパイロットたちを無差別の攻撃を開始。

それは混乱を起こし、その中でサリウス・ゼネリを拉致しグラスレー社の実権を握ろうとシャディクが企てたものだったのです。

叛乱の狼煙(のろし)と言わんばかりに二機の地球のガンダムに破壊されていく学園生徒のモビルスーツ。

それを止めようとするスレッタに「ミオリネも学校も全部壊して家族にしてあげね!お姉ちゃん!!」と暴走を止めることのないソフィ。

その言葉をきっかけにエアリアルは青く輝き出し、ルブリス・ウルやガンボルバーの制御を奪取、そしてそのパーメットスコア6の輝きの中でソフィは見るのでした。

エアリアルの機体のその内にスレッタではない幼い少女がいるのを・・・。

 

 

クワイエットゼロとは何なのか?そしてそもそもエアリアルの正体とは?という物語の最大の謎が明かされる急展開となった今話の水星の魔女。

いろんな事実が明らかになりそして同時に新たな伏線も張られたお話しだったので、過剰ですが順を追ってそれぞれに触れ書き出したいと思います。

 

クワイエットゼロとは?

プロスペラの話しをそのまま受け取ると世界中のクワイエットゼロはネットワークに接続されたすべての機器を支配制御するシステムという事になるのですが、それはネットワーク上の戦闘兵器は敵味方関係なく一括して単一の管理者に制御されることを意味します。

つまり敵対する国家および地域紛争での主戦力であるモビルスーツは兵器として無効化されるということです。

今話ではソフィが操るファネル的な無人モビルスーツ・ガンボルバーがエアリアルに制御を乗ったシーンがありましたが、それがクワイエットゼロが引き起こすものが何であるかを具体的に表しているものだと思います。

ただしこれはガンドフォーマットのモビルスーツだからこそ再現できるものであり、それをどう克服するつもりなのか具体策を知るにはもう少しお話しが進む必要があると思います。

 

エランはシャディクと繋がっている?

第2シーズンに入り明らかにその動きが怪しくなったエラン(5号)ですが、今話の中でノレアから何か情報を受け取っているかのような場面が描かれます。

その時エランがノレアに言ったセリフは「君のその眼、僕の知っているやつにそっくりだ。自分で生きることも死ぬことも決められない」。

これが処分廃棄された前任の強化人士・エラン四号のことを指していることは間違いないはず。

自分が使い捨ての部品であることを理解しているエランは生き残る道を模索するためシャディクに接近したのかも?。

シャディクにとってグループ掌握のためにミオリネや株式会社ガンダムの存在は計画遂行のための大きな不確定要素となるはずで、株式会社ガンダムに籍をおくエランはその内部の動きを知るための絶好の企業スパイとなるはず。

ミカがその役目を果たすはず(?)だったのですが彼女の裏切りで後任者が必要となった今、エランがどんな動きを見せるのか興味深い所です。

 

エアリアルは「エリクト・サマヤ」だった

シリーズスタート時からほぼ確定されたことのよう囁かれてきたのがエアリアルの中には「エリクト・サマヤ」がいる説でしたが、ソフィがエアリアルの中に「お姉ちゃん」を見るシーンでハッキリエリクトの姿が描かれることに。

命の危険があるデータストームの影響をスレッタが全く受けないのはエリクトがその役を受け持っていたからということで辻褄も会います。

プロスペラも技術者のベルメリアから問い詰められそれが事実だと認めるのですが、「それって一体どういう事?」と観ている方の殆どは疑問を持たれたことでしょう。

そして方法は一旦置いておいて、実の娘を機械の中に入れたという事実にショックを受けるベルメリアにプロスペラは「それはエリー(エリクト)が幸せになるために」と理由を話します。

このセリフにはどんな事実が隠されているのか?。

ストーリーの新たな展開を待ちたいところです。

 

これからのスレッタは?

戦いで相手を殺し勝つことでしか欲しいものは手に入れられない、という言葉を残しデータストームに飲まれ死んだソフィ。

その姿を目にしたスレッタは母プロスペラの「すすめば二つ」の言葉の全てが正しいわけでないことに気付き始めます。

その矛盾に心を壊しはじめたようにも見える今話ラストのスレッタの涙。

そして一番気になるのはスレッタが「エレノアとエリクト」の母娘と血縁関係にあるのか?というところですね。

もしそうでなかったらこれまでの全てはひっくり返り、それこそZガンダムのカミーユのように精神崩壊してしまうのでは!?。

 

 

全く先の読めなくなるほど築き上げられた全てが崩壊してしまった今話でしたが、地球寮メンバーは今件に関わっているとしてしょっ引かれ株式会社ガンダムは当然存続の危機。

ラウダは倒れグエルもいないことでジェターク社のグループ内の権力が弱まったことでシャディクが実権を握ろうとしているグラスレー社がその力を増すことになりそうですね。

残る一つの御三家で権力闘争から一歩遠のいていたペイル社がどう動いてくるのかも気になるところ。

 

 

そして何と言っても一番気になるのはこの学園の混乱を知った我らがグエルがどのように再登場するのかですね!。

ということで次回の放送が本当に楽しみ!。

でもソフィの死が象徴するよう以前のような皆でワイワイ学園生活を過ごす楽しい雰囲気は戻ってこないような気が・・。

それとクワイエットゼロの創案者がミオリネの母というのが明らかにされたので、地球に行くという展開となるのは間違いなさそうな気がします。

ひょっとしたら地球で落ちぶれきったグエルとスレッタたちが再会するみたいな事になるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 




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水星の魔女 放送局・配信情報

2023年4月9日から毎週日曜午後5時
MBS/TBS系全国28局ネットにて放送開始

AT-Xにて 4月18日から毎週火曜午後10時/毎週木曜午前10時/毎週月曜午後4時
アニマックスにて 5月6日から毎週土曜午後7時


配信

見放題配信

毎週日曜18:00~
バンダイチャンネル
ガンダムファンクラブ
Hulu
ABEMA
U-NEXT
dアニメストア
Disney+
DMM TV
アニメタイムズ

 

毎週木曜18:00~
WOWOWオンデマンド
Prime Video
ひかりTV
アニメ放題
Netflix
FODプレミアム
Lemino

毎週金曜午前0:00~
TELASA
J:COMオンデマンドメガパック
milplus

毎週木曜午前12:00~
ふらっと動画

 


 

スタッフ・キャスト

STAFF

企画・制作:サンライズ
監督:⼩林 寛
シリーズ構成・脚本:⼤河内⼀楼
原作:矢立 肇 富野由悠季
キャラクターデザイン原案:モグモ
キャラクターデザイン:田頭真理恵 戸井田珠里 高谷浩利
メカニカルデザイン:JNTHED 海老川兼武 稲田 航 形部一平 寺岡賢司 柳瀬敬之
チーフメカアニメーター:久壽米木信弥 鈴木勘太 前田清明
副監督:安藤 良
設定考証:白土晴一
SF考証:高島雄哉
メカニカルコーディネーター:関西リョウジ
設定協力:HISADAKE
プロップデザイン:絵を描くPETER えすてぃお
コンセプトアート:林 絢雯
テクニカルディレクター:宮原洋平
美術デザイン:岡田有章 森岡賢一 金平和茂 玉盛順一朗 上津康義
美術監督:佐藤 歩
色彩設計:菊地和子
3DCGディレクター:宮風慎一
モニターグラフィックス:関 香織
撮影監督:小寺翔太
編集:重村建吾
音響監督:明田川 仁
音楽:大間々 昂
製作:バンダイナムコフィルムワークス 創通 MBS

 


CAST

スレッタ・マーキュリー:市ノ瀬加那
ミオリネ・レンブラン:Lynn
グエル・ジェターク:阿座上洋平
エラン・ケレス:花江夏樹
シャディク・ゼネリ:古川 慎
ニカ・ナナウラ:宮本侑芽
チュアチュリー・パンランチ:富田美憂
デリング・レンブラン:内田直哉

-PROLOGUE-
エリクト・サマヤ:市ノ瀬加那
エルノラ・サマヤ:能登麻美子
ナディム・サマヤ:土田 大
カルド・ナボ:一城みゆ希
ナイラ・バートラン:小島幸子
ウェンディ・オレント:大地 葉
デリング・レンブラン:内田直哉
サリウス・ゼネリ:斧アツシ
ヴィム・ジェターク:金尾哲夫
ラジャン・ザヒ:花輪英司
ケナンジ・アベリー:上田燿司

 

   



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