魔法少女マジカルデストロイヤーズ 第3話 感想

2023年春アニメ 魔法少女マジカルデストロイヤーズ  第3話 「エキゾーストノートを聞いて逝け」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介】

 

オタクへ激しい憎悪を抱くSSC四天王の一人・@号。

再び集結した魔法少女たちを倒すため秋葉原の地へ降り立った彼ですが、その元々は痛車が好きだったオタクで・・・。

前回に続きオタクという人種の生き方がテーマとなった今回のマジデス、@号の元相棒でオタ友のオタクドライバーが「自分たちの生き方は決して誰にも変えられない!」と孤高で気高い壮絶な最後が胸に残るラストシーンとなっていました。

そして魔法少女たちの前に現れたスレイヤーそっくりの少女の正体は?・・・殆どの人が気が付いたとおり「あの人」なのは間違いなさそうです(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

魔法少女マジカルデストロイヤーズ 第3話 感想 アナーキーそっくりの謎の少女

 


 

 

 

 

 

 

魔法少女マジカルデストロイヤーズ 第3話 「エキゾーストノートを聞いて逝け」  【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3話あらすじ
ピンクを仲間に加え、ついに3人の魔法少女が集結。
決起集会にと集まったメイド喫茶でバカ騒ぎのオタクヒーローたち。
一方、SSC首領・SHOBONは、四天王の一人・@号に出撃を命令。
崩壊したアキバを舞台に、巨大ロボットvs魔法少女の壮絶なバトルが幕を開ける。
メイド喫茶に常駐する怪しげなドライバー、そして@号がオタクに抱く激しい憎しみの正体とは。

 

 

魔法少女マジカルデストロイヤーズ 第3話 感想

 


SSC四天王の一人でオタクへ激しい憎しみの炎を燃やす@号。

しかし彼は元々痛車にその情熱を注ぐオタクで、メイド喫茶にたむろしている彼の元相棒「痛車ドライバー」はアナーキーら魔法少女と車を壊さないように戦う姿を見てすぐにその正体に気づきます。

激しい戦闘の末アナーキー・ブルー・ピンクの魔法少女の必殺の共同攻撃に敗北する@号に、元のオタクに戻るよう手を差し伸べるオタクヒーローでしたが・・・。

突然現れたアナーキーと同じ顔をした少女に元の心を取り戻そうとする@号は殺されてしまうのでした。

魔法少女三人の必殺技・トリプルデストロイも全く寄せ付けないこの少女の正体は一体!?。

 

今回の魔法少女マジカルデストロイヤーズは車オタク(痛車)をお題にして、元オタクの@号の姿を通し何者にも決して変えることは出来ないオタク心と元相棒・オタクドライバーとの変わらない「オタ友」の友情が描かれていました。

今回もオタク(マニア)という人種の孤高の生き方に触れていて非常に深く濃いお話しとなっていました。

 

 

今話も少女革命ウテナのオープニングやシン・ゴジラのクライマックスシーンなど深すぎてマニアでないと分からないパロディのオンパレードが実にGOOD!。

故に「どっかで見た覚えがあるような?」と元ネタが思い出せないカットも多々あって観ていて悔しい歯ぎしりをするばかりなのでした。

 

ところで@号は「SSCの洗脳でオタクを憎むように変えられた」と劇中では描かれていましたが、それだけが彼が変わってしまった理由ではない気がします。

そう思ったのは観光客がまるで珍しい生き物を見るかのように秋葉原のオタクを観察する場面があったからです。

ただ自分の好きな物を思う様に愉しみたいというオタクに向けられる一般の人たちの奇異なものを見る視線。

ひょっとしたら@号もそんな視線の協調圧力にいつの間にか自分の心を変えてしまったのかも。

それこそが彼を変えた洗脳だったのかもしれません。

 

ジョジョのパロディを思わせるお茶らけた印象にはなってしまいましたが、俺たちの生き方は誰にも変えることはできない!と言わんばかりに謎の少女に特攻をかけたオタクドライバーの最後がグッときますね。

自身がその胸の内に掲げる「オタクという生き方」を守り抜いた戦士の散り様に思わず涙。

アニメやゲームに関しては世間も寛容の目で見るようになりましたが、では痛車やフィギュアそして模型などは?。

真のマニアの人生は果てしなく孤高で気高いものなのでありました。

 

ということで今話も実に見応えある内容で次回の放送もとても楽しみ!。

でも所謂ニワカの視聴者は「???」となっている可能性大ですね(笑)。

 

 

 

ところで視聴している殆どの方はピンと来ているとは思いますが、魔法少女たちの前に現れたアナーキーそっくりの謎の少女の正体は恐らくSSCの四天王の一人「スレイヤー」だと思われます。

オタク狩りのスレイヤーである彼女は、相手の姿や能力を真似る「コスプレイヤー」の能力を持っているのかもしれません。

しかしそうなると彼女もオタクということになるのですが・・・。

「コスプレイヤーはキモいオタクとは似て非なるもの!」と、同じものに見られたくないという同族嫌悪がオタク迫害へと彼女を駆り立てているのか?。

彼女の出現と同時にアナーキーが苦しみ始めたのも「オタク」という根本が同じものへと向けられた憎しみを受けたからなのかも。

そしてオープニングで顔を背け魔法少女たちとは違う方向を見て車に乗っているのも恐らくスレイヤーなのでしょう。

彼女の行動の原点が同族嫌悪だとしたら、と考えるとこのカットは実に意味深く思えます。

 

 

 

 


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魔法少女マジカルデストロイヤーズ グッズ情報

ブルーレイ


OP/ED主題歌



放送局・配信情報

MBS/TBS/BS-TBS“アニメイズム”枠他にて2023年4月7日(金)放送開始
MBS/TBS:毎週金曜25:55~ 
BS-TBS:毎週金曜26:30~ 
AT-X:毎週土曜21:00~ 【リピート放送】毎週月曜28:30~ 毎週土曜6:00~

 

配信

先行配信 2023年4月7日毎週金曜26:25より順次配信

ABEMA
DMM TV
ニコニコ生放送

一般配信 4月12日(水)24:00より順次配信
dアニメストア
dアニメストア
ニコニコ支店
dアニメストア
for Prime Video
2023年4月12日(水)24:00より順次配信スタート
Amazon Prime Video
Lemino
FOD
FOD for Prime Video
Hulu
U-NEXT
アニメ放題
バンダイチャンネル
MBS動画イズム
TELASA
J:COMオンデマンド
メガパック
milplus
スマートパスプレミアム
ふらっと動画


スタッフ・キャスト声優

STAFF

原作:MAD ミルクポット markets
原案:JUN INAGAWA
監督:博史池畠
副監督:川瀬まさお
脚本・シリーズ構成:谷村大四郎
キャラクターデザイン:沢友貴
コンセプトアーティスト:紺野大樹
プロップ設定:杉村絢子
美術監督:坂上裕文(ととにゃん)
美術設定:加藤 浩(ととにゃん)浅見由一(ととにゃん)
色彩設計:歌川律子
撮影監督:松向 寿(STAR Laboratories)
編集:武宮むつみ
音響監督:本山 哲
音響効果:白石唯果
録音:伊東光晴
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:羽柴 吟
アニメーション制作:バイブリーアニメーションスタジオ

CAST

オタクヒーロー:古川 慎
アナーキー:ファイルーズあい
ブルー:愛美
ピンク:黒沢ともよ
狂太郎:楠木ともり
SHOBON:斉藤壮馬
スレイヤー:芹澤 優
ニック:興津和幸
オールドリーダー:杉田智和
ミリオタ:間島淳司
ゲーオタ:子安武人
鉄オタ:奥村 翔
自衛隊オタ:兼政郁人
アニオタ:稲田 徹
ドルオタ:石谷春貴
プロレスオタ:高橋伸也