ゴールデンカムイ  第47話 感想

 

2023年春アニメ ゴールデンカムイ(第4期) 第47話「蒸気船」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介


刺青の囚人探しの途中で顔面タトゥーの男・上エ地 圭二と遭遇する杉元一行。そして去り際に「金塊は見つからない」とアシㇼパに言い残し上エ地は消えることに。

蒸気船で江別を目指す一行は同じくアイヌの金塊を探している海賊房太郎と出会い、杉元は房太郎から手を組むように持ち掛けられるのでしたが・・・。

「刺青人皮の暗号は解けない」物語の起点がひっくり返される急展開となった今回のお話しでは房太郎と共に”地獄の郵便配達人”野沢仁平治が無駄に大暴れ!。

クリント・イーストウッド似である野沢が一々見せる決め顔に大爆笑の連続なのでありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第47話 「蒸気船」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第47話 あらすじ

土方と鶴見中尉の両陣営が札幌で起きた殺人事件を調べている頃、杉元たちは空知川流域にあるアイヌコタンを訪れていた。
そこで変な刺青をした男を見たとの情報を入手し、目撃場所の歌志内へと向かった一行。
しかし聞き込みの末に見つけたのは顔中に刺青を入れた男で、杉元たちは脱獄囚でないと判断。
別れ際にアシㇼパが脱獄囚しか知り得ない内容の言葉をその男が発したのを耳にするも、姿を見失ってしまう。
男の正体は一体……!?
その後、船で石狩川を下ることにした杉元一行。
ところが、彼らが乗った船が金品を狙う海賊房太郎一味の襲撃を受ける。
相手が脱獄囚の房太郎と知って殺意を向ける杉元に対し、戦う前に情報を引き出そうとする白石。
房太郎は白石らが自分たちと同じ金塊探しを目的に動いていると知ると、金塊の暗号はもう解けないという噂を口にする。
そんな中、乗客の郵便配達人・野沢が発砲したのをきっかけに状況は急変。
手下を殺されて激昂した房太郎の行動がアシㇼパを危険にさらし、怒った杉元との戦闘に発展する。
だが野沢の逃亡がわかると、房太郎は杉元たちに手を組むことを提案し、彼の夢である誰からも疎まれない自分の国の家臣にならないかと誘うのだった。

第47話 感想

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刺青の男を探すための移動で乗ることとなった蒸気船の上で、自分の王国を作るための資金とするためにアイヌの金塊を探している「海賊房太郎(かいぞくぼうたろう)」と杉元たちが出会い第七師団を巻き込む大乱闘に至るまでが描かれたのが今回のお話し。

物語終盤において重要な役回りを果たす房太郎は「刺青人皮の暗号は解けない」という情報を杉元たちにもたらします。

金塊の在り処を示し残したと言われる刺青人皮ですが、刺青を入れた囚人でもある若山親分の話しぶりから金塊の隠し場所に一皮は関係していないと房太郎は考察を立てたのでありました。

 

大悪党ではありますがどこか人を惹き付ける魅力を持っている房太郎が杉元と蒸気船の船上で一線交える様が今エピソードでの大きな見どころとなっていましたが、その流れの中で登場する地獄の郵便配達人「野沢仁平治」の存在感が半端ない!。

 



おそらくは米俳優のクリント・イーストウッドをモデルにしているのかと思われる野沢が一々渋くセリフを決めるカットの連続には爆笑するばかり。

しかしハリー・キャラハン刑事のよう銃の発砲を迷惑に繰り返したことでアシㇼパより船上から突き落とされめでたく退場したのでありました。

ゴールデンカムイのキャッチコピーの一つが「闇鍋ウェスタン」と銘打っているので、数々の西部劇映画の名優をモデルにした野沢にはもっと活躍してほしかった(笑)。


 

金塊探しの大きなターニングポイントとなる房太郎の登場でしたが、それだけでは終わらずに杉元自身の行動原点をも動かすことになります。

鶴見や土方とは違い「夢を叶えるため」に金塊を探しているという房太郎に、結核で死んだ父の言葉を思い出し心を揺らす杉元。

結核がうつらないよう「自分のために生きるのは悪いことではないんだぞ」と家から離れることを諭す父に「俺は不死身だ!」と家に残ることを決意します。

この作品を代表する名台詞が生まれた経緯が明かされることとなっていたのですが、その言葉は自分の居場所を絶対に守り抜くという決意の表れでもあるのです。

しかし結局父は死に結核の蔓延を防ぐため家を焼き杉元は故郷を離れることになり、最初の思いを置き去りに「不死身」という言葉だけが独り歩きすることになるのでした。

 

幼馴染・梅子の目の病気の治療費を捻出するためアイヌの金塊探しを始めた杉元。

しかし刺青一皮がそれには必要ないと明かされたと同時に物語のスタートである杉元の行動原点も崩されるという急展開は、原作を読んだ時は驚くと共に少し興ざめするものでありました。

でも物語が完結した今振り返れば、真のハッピーエンドでお話しを結ぶためには房太郎の登場は必然であったことが分かります。

ネタバレになるので書きませんが今話の出来事は結末に直接つながる重要なものであったのです。

 

今話も原作の面白を存分に引き出している物となっていて次回の放送も楽しみ!。

でも次回はタイトル通りであれば、今回の野沢も真っ青となる西部劇顔負けの宇佐美の「撃ち合い」が展開されることになるのですが・・・流石にテレビ放送するのは無理じゃないですか?(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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NEVER SAY GOODBYE
ALI feat. Mummy-D


 

 

ゴールデンカムイ 放送局・配信情報

TOKYO MX 毎週月曜23:00~
読売テレビ 毎週月曜26:15~
札幌テレビ 毎週月曜25:26~
BS11 毎週月曜23:00~
チャンネルNECO 毎週金曜23:30~


配信

第4期は毎週月曜23:00~ Prime Video で独占配信


第3期

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ゴールデンカムイ スタッフ・CAST声優

スタッフ
原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
チーフディレクターすがはらしずたか
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:山川拓己
美術監督:古賀徹/藤本智
色彩設計:福田由布子
撮影監督:織田頼信
編集:池田康隆
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語監修:中川裕
ロシア語監修:Eugenio Uzhinin
音楽:末廣健一郎
OPテーマ:ALI「NEVER SAY GOODBYE feat. Mummy-D」
EDテーマ:THE SPELLBOUND「すべてがそこにありますように。」
アニメーション制作:ブレインズ・ベース
製作:ゴールデンカムイ製作委員会

 


CAST声優
杉元佐一:小林親弘
アシㇼパ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
二階堂浩平:杉田智和
宇佐美上等兵:松岡禎丞
月島軍曹:竹本英史
鯉登少尉:小西克幸西克幸