盾の勇者の成り上がり 第11話 感想 (第3期)

 

2023年秋アニメ 盾の勇者の成り上がり Season3 第11話「正義 VS 正義」感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介】


ビッチ(マルティ)の操り人形となっている樹を救いたいと、闘技場での決闘を挑むリーシア。

しかし、誰の言葉にも耳を貸さない樹は、遂にカースに飲み込まれ更に暴走することに!?。

てっきり樹が改心した絵に描いたようなラストが描かれるとばかり思っていたら・・・、信じるものを全て失くした樹の姿に鬱々としてしまった今回の盾の勇者。

まるでZガンダムのカミーユみたいに廃人化した樹ですが、樹を信じているリーシアの願いで復活する未来はあるのか?。

樹の「前世」を描くシーンがありましたが、見た目とは違い「劣等生」な樹の姿は『異世界転生モノの主人公』のまさにテンプレなのでありました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

盾の勇者の成り上がり 第11話 「正義 VS 正義」  【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ
樹を救おうとまっすぐに対峙するリーシア。
だが樹は聞く耳を持たず、その歪んだ正義は客席の尚文や子どもたちをも巻き込んでいく。
リーシアは樹の掲げる正義を真っ向から否定し、命を賭して立ち向かおうとする。

 

 

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盾の勇者の成り上がり 第11話 感想

 

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ビッチ(マルティ)から心を惑わされ彼女の操り人形となっている樹に、「絶望から自分を救ってくれた樹さまを、今度は私が樹さまを救います!」と勝負を挑むリーシア。

しかし、樹はリーシアの言葉に耳を貸すことはなく、ビッチに吹き込まれた尚文の悪事を断罪し、周りに子供たちがいるのにも関わらず樹は矢を射るのでありました。

自分の正義を他人に押し通そうとする樹の姿に、それは自分が樹の教えられたものではないとリーシアは真っ向から否定し、剣で挑みかかるのでしたが・・・。

樹のカースは更に彼を飲み込み、激しい攻撃をリーシアに繰り出すことに。

遂に剣を折られてしまうリーシアでしたが、樹の聖武器から飛び出した光りによって折られた剣はブーメランへと変わり復活。

樹はリーシアより完膚なきまで叩きのめされたのでした。

それでも、自分の考えを変えようとしない樹は、リーシアの手を振り払ってビッチの元へと走り出します。

ですが、宿の部屋にはビッチはおらず、代わりにあったのは樹を侮辱する書き置きと、樹を名義人にした借用書が残されていて・・・。

 

 

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樹を救いたい気持ちで一杯のリーシアでしたが彼女の言葉は一切耳に入らず、ひたすらビッチに救いを求める樹。

しかし、信じていたビッチが自分を利用していただけだと知り、心を壊し廃人同様となった樹の姿が描かれた今回の盾の勇者。

 

 

 

前世の回想シーンで描かれた通り、樹の正義は称賛してくれる誰かが支えてくれた故に存在したものでした。

いや、樹の心の中には確たる「正義」なんてものはなかったのかもしれません。

そう考えると、彼から正義を教えられたというリーシアの言葉が実に皮肉であります。

そのリーシアが、彼からを立ち直らせようとする差し伸べたその手を、樹が何度も振り払っていたのも印象的です。

何故リーシアは、ビッチの代わりに彼を支える存在となれなかったのか?。

 

樹の「人より劣っている自分」という劣等感がそうさせていたのかも。

樹にとっての正義は、「その人の能力」によって決められる絶対的なもの。

リーシアに「劣等者」のレッテルを張っていた樹には、間違いを正そうとする言葉や救いの手は至極受け入れがたいものだったのでしょう。

今話のエピソードでようやく尚文のもとに四聖勇者が集まったわけですが、Zガンダムのカミーユ以下の(!)廃人となった樹が戦力になるとは到底思えない・・・。

 

 

 

唯一の救いとなったのが、樹の手から転げ落ちる果実をリーシアが拾いその手に取らせようとするシーン。

もはや、自我さえ感じられない樹ですが、リーシアの思いがいつか届き彼女が思う「正義」に樹が辿り着くことを祈るばかり。

ということで、次回の放送とその展開が楽しみ!。

今話を観て確信したのは、ビッチが金品目当てだけで錬や樹を惑わせていたのではないということ。

書き置きの件で明らかになった通り、勇者の結束を阻むべく樹を廃人にしたとしか思えない。

ただの復讐ではなさそうな、ビッチの思惑とは一体?。

 

 

今話の中で興味を引いたのが、樹がいた「前世の日本」の風景の一部。

どうやら、樹のいた世界では『とあるシリーズ』で描かれる、「レベル制」が存在しているようなのです。

描写こそされませんでしたが、それが『超能力』を指すものだと思った方は少なくないはず。

「能力者だけが入れる中学」というセリフは、学園都市を思い浮かばせるものでありました。

樹はレベルE判定であることが描かれていましたが、これって上条さんみたいな「レベルゼロ」ということなのでしょうかね?。

まさしく、来世に期待をかける「転生ラノベ主人公」のテンプレです(笑)。

『魔法科高校の劣等生』の達也みたいに、力を指しはかることが出来ない規格外な能力であってほしかった・・・・(涙)。

 


 

 

 

 

 




盾の勇者の成り上がり グッズ・商品紹介

原作・コミック



OP/ED主題歌



ブルーレイ


盾の勇者の成り上がり 放送・配信情報

放送局

AT-X:10月6日より 毎週金曜 21:00~ ※リピート放送:毎週火曜 9:00~/毎週木曜 15:00~
TOKYO MX:10月6日より 毎週金曜 22:30~
サンテレビ:10月6日より 毎週金曜 24:00~
テレビ愛知:10月6日より 毎週金曜 26:05~
KBS京都:10月7日より 毎週土曜 23:30~
BS日テレ:10月8日より 毎週日曜 26:30~

配信サービス

地上波先行配信:10月6日より 毎週金曜 22:00~

Lemino
dアニメストア

一般配信:10月11日(水)22:00より順次配信

ABEMA
niconico(ニコニコ生放送/ニコニコチャンネル)
NETFLIX
ディズニープラス
バンダイチャンネル
Hulu
TELASA(見放題プラン)
J:COMオンデマンド メガパック
milplus 見放題パックプライム
U-NEXT
アニメ放題
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FOD
DMM TV

盾の勇者の成り上がり スタッフ・声優

制作スタッフ

原作:アネコユサギ
原作イラスト:弥南せいら
(MFブックス「盾の勇者の成り上がり」KADOKAWA刊)

監督:垪和 等
シリーズ構成・脚本:小柳啓伍 / キネマシトラス
キャラクターデザイン:小松沙奈 / Franziska van Wulfen / 諏訪真弘
デザイン協力:世良コータ
色彩設計:佐々木 梓
美術監督:柏村明香(Y.A.P. 石垣プロダクション)
3DCGディレクター:越田祐史(スタジオポメロ)
画面設計:宮﨑真一朗
2Dアーティスト:hydekick
撮影監督:江間常高(T2studio)
編集:須藤 瞳(REAL-T)
音響監督:郷 文裕貴
音響効果:八十正太
音響制作:グロービジョン
音楽:Kevin Penkin
音楽制作:日本コロムビア
アニメーション制作:キネマシトラス
製作:Shield Hero S3 Project

オープニング主題歌:MADKID『SIN』
エンディング主題歌:藤川千愛『好きになってはいけない理由』

出演声優

岩谷尚文:石川界人
ラフタリア:瀬戸麻沙美
フィーロ:日高里菜
リーシア:原奈津子
天木 錬:松岡禎丞
北村元康:高橋 信
川澄 樹:山谷祥生
メルティ:内田真礼
エクレール:青木瑠璃子
ミレリア:井上喜久子
マイン:ブリドカットセーラ恵美
オルトクレイ:仲野 裕
ナディア:小清水亜美
フォウル:天﨑滉平
アトラ:小原好美
セイン:長縄まりあ

公式ホームページ:http://shieldhero-anime.jp/