2023年秋アニメ新番組 シャングリラ・フロンティア 第1話「貴方はなんのためにゲームをしますか?」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介】
馴染みのゲームショップの店長・岩巻真奈から神ゲーの『シャングリラ・フロンティア』を進められる高校生の陽務楽郎(ひづとめらくろう)。
クソゲーばかりプレイしてきた楽郎が見る「シャンフロ」の世界は、まさに新世界そのもので・・・!!。
サンラク(楽郎)が半裸にハシビロコウのマスクという変態アバターを操り、神ゲーの攻略を目指す様を描くアニメ作品『シャングリラ・フロンティア』。
その初回はクソゲーマニアの楽郎のひととなりや、ゲーム世界を説明するチュートリアル編となっていました。
某作品の主人公なら「死んでもいいゲームなんて温すぎるぜ!」と言いそうですが、強い敵を前にゲームプレイの喜びを高揚させる楽郎には「なろう」主人公らしくない魅力を感じたのでありました。
第1話 「貴方はなんのためにゲームをしますか?」 【ストーリー】
第1話あらすじ
ディスプレイを使用するゲームが、レトロゲームに分類されるようになった、少しだけ未来の世界。
この世界では、最新のVR技術に内容が追いついていない“クソゲー”が存在していた。
そんなクソゲーをクリアすることに情熱を捧げる1人の“クソゲーハンター”陽務楽郎。
彼が次に挑んだのはクソゲーの対極、総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”『シャングリラ・フロンティア』。
最強クソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚、開幕。
この作品の視聴はコチラから
第1話 感想
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行きつけのゲームショップの店長・岩巻真奈に「何かオススメの『クソゲー』はないか?」と楽郎が訪ね、彼女から「たまには・・」と勧められたのは文句なしの『神ゲー』である『シャングリラ・フロンティア(通称:シャンフロ)』。
購入後、プレイヤーネーム『サンラク』を入力してゲームをスタートさせた楽郎は、VRゲームの頂点に位置するシャンフロのクオリティに大感動することに。
バグもなくリアリティあふれる操作感に、「さすがは神ゲー」と高評価を与えるサンラク。
その時、「ゴブリン」が現れてサンラクは初めての戦闘!、一撃で倒しドロップアイテムをゲットしたのでした。
その後もチュートリアルのようにヴォーパルバニー等々と対戦し、レベルを上げスキルを獲得していくサンラクでしたが、最初の目的地であった「最初の町(ファスティア)」ではなく二つ目の町「セカンディル」の近くまで移動していたことに気がつきます。
そこに向かうには途中にある渓谷の橋を渡ることになるのですが・・・、辿り着いた橋の前に鎮座していたのはエリアボスである『貧食の大蛇』!!。
クリアするのに必要な対象人数は3人という難敵を前にし、初めて手ごたえのある相手だと気分を高揚させるサンラクでしたが・・・。
《シャングリラ・フロンティア》コミック最新巻はこちら ※2023年10月現在
今話の注目ポイント①
ソードアート・オンラインを源流とする「仮想現実ゲーム」を題材とする新番組アニメが『シャングリラ・フロンティア』。
ただし、今作の主人公の楽郎は、生き延びるためのデスゲームをくり返すSAOの主人公・キリトとは違い、あくまでもゲームのクリアを楽しみたい!という、『陽キャ』に位置しているのであります(笑)。
キリトを表しているビジュアルスタイルが「ブラッキー(黒)」だとすれば、武器装備優先で全ての防具を削るサンラクのそれは「おっぱっぴー(裸)」。
半裸である上に、ハシビロコウのようなマスクを被るサンラクの外見は陽キャを通り越し、もう変態の域に達しているが「そんなの関係ねえ!」と小島よしおのように己を貫くのでありました(笑)。
厨二病患者のキリトならば「死んでもいいゲームなんて温すぎるぜ!」とサンラクの『陽キャ』スタイルを馬鹿にしそうですが、だからこそ敵に対峙するサンラクの感情の高まりがよく伝わってくるものに。
いわば3人の敵と戦うのに等しい大蛇と対戦する直前で初回は終了しましたが、サンラクの浮かべる不敵な笑みに「クソゲーで培ったプレイスキルならあるいは・・」と感じさせる主人公としての魅力にすっかり惹きつけられたのでありました。
今話の注目ポイント②
ソードアート・オンラインと比較して思う所が多かった今話でしたが、作画演出においてもSAOに引けを取らないものとなっていたかと。
制作会社の『C2C』は直近の作品でいうと「転生したら剣でした」や「便利屋斎藤さん、異世界に行く」などを作っており、作品の魅力として「バトルシーン」を大きく打ち出しているのであります。
個人的に非常にこの2作が好きだったので、実は放送前からシャンフロのアニメには密かに期待していまして、実際に観た第一話の戦闘場面は期待を裏切らない出来上がりとなっていて大満足!。
「SAOから”バトルシーン”を抜き出し、それに主人公が”プレイする喜び”を足して描いたもの」というのが初回を観て受けた印象で、ボス戦クリア(たぶん?)した後のサンラク(楽郎)がどんな表情を見せてくれ宇のか楽しみであります。
今話の注目ポイント③「アバターが変」
と、個人的には満足感高く視聴を終えたのですが、正直なところサンラクの「半裸ハシビロコウ」って視聴者に驚きを与えたはず。
そして、ネタバレになりますが、ラストカットで「跳梁跋扈の森(?)」に向かう出口でズン!っと立ちんぼしていた鎧の戦士は、今話にも登場した今作のヒロイン「斎賀玲」みたいなのです。
ということは、水着や温泉など「ムフフン」なシーンが描かれることはないのかも?
主人公が半裸でヒロインの肌色がゼロだなんておかしくない!?。
いや、変態趣味にしか思えない!!(笑)。
そして、ファンタジーの世界観なら鎧は「ビキニアーマー」一択だろうがぁ・・・(怒りと悲しみ)
シャングリラ・フロンティア グッズ情報
原作コミック
OP/ED主題歌
放送局情報
2023年10月1日よりMBS/TBS系全国28局ネットにて毎週日曜午後5時放送開始
配信
2023年10月1日(日)午後6時より順次配信
ABEMA
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アニメ『シャングリラ・フロンティア』スタッフ・声優
スタッフ
原作:硬梨菜・不二涼介(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:窪岡俊之
副監督:池下博紀
シリーズ構成・脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン・総作画監督:倉島亜由美
モンスターデザイン:長森佳容、大河広行、河野絵美、有澤 寛
プロップデザイン:横山友紀、河野絵美
アクション・エフェクトディレクター:酒井智史
メインアニメーター:芳賀 亮、月田文律、西野武志、姚 江浩、新田駿也
アクション作画監督:日浦玲奈、星野玲香
総動画監修:髙橋知也
色彩設計:高木雅人
色彩設計補佐:手倉森咲子
美術監督:野辺勇紀(インスパイアード)、中村朝咲(インスパイアード)
美術アドバイザー:増山 修
2Dワークス:田村あず紗
3Dデザイン:Emotional Pictures
撮影監督:山杢 光
編集:定松 剛
音響監督:藤田亜紀子
音楽:髙田龍一 (MONACA)、広川恵一 (MONACA)、高橋邦幸 (MONACA)
アニメーション制作:C2C
声優
サンラク/陽務楽郎:内田雄馬
サイガ-0/斎賀 玲: 和氣あず未
アーサー・ペンシルゴン/天音永遠: #日笠陽子
オイカッツォ/魚臣 慧: 小市眞琴
エムル: 日高里菜
ヴァイスアッシュ: 大塚明夫
サイガ-100: 花守ゆみり
Animalia: 千本木彩花
オルスロット: 山下誠一郎
公式ホームページ:https://anime.shangrilafrontier.com/