聖剣学院の魔剣使い 第12話 感想(最終回)

 

2023年秋アニメ 聖剣学院の魔剣使い 第12話(最終回)「魔剣の真実」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介】


ロゼリアとの約束の記憶を甦らせ、ヴォイドロードが彼女の転生した姿ではないことを確信するレオニス。

再び一撃を加えようと魔力を集めるレオニスのため、時間を稼ぐリーセリアらは激しい戦闘を開始することに!。

ヴォイドの大群とのバトルシーンが、CGを交えたスピーディーでカッコよい見せ場として描かれていた今回の「せまつか」。

でも、本当に「魅せたい」パッショーネらしさも最後にあり、紳士諸君は大満足の最終回となっていたのでありました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖剣学院の魔剣使い 第12話 「魔剣の真実」  【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ
レオニスは、記憶の奥底に埋まっていたある約束を思い出した。
改めて自らの使命を確信したレオニスは、ふたたびヴォイドロードに挑み討ち滅ぼすことを強く決意する。
リーセリアとログナス三勇士、そして廃都の亡霊たちもレオニスに力を貸す。
レギーナ、咲耶、エルフィーネもヴォイドロードを倒すべく、アルーレとともに廃都を疾走。
それぞれの場所で展開するそれぞれの死闘がやがて重なり、ついに決着の時が来て──

 

聖剣学院の魔剣使い 第12話 感想

関連記事

Hi.アニ!

2023年秋アニメ 聖剣学院の魔剣使い 第11話「女神の声」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介】…


自分が魔剣を振り下ろすことが出来たことで、ヴォイドロードは転生したロゼリアではないことを確信するレオニス。

再生しようとしているヴォイドロードを倒そうと立ち上がるレオニスに、自分たちも力を貸すと名乗り出るウィリアム・リッチモンドら廃都の亡霊とアミラスらログナス三勇銃たち。

一方、ヴォイドロード出現の現場に向かおうとするエルフィーネら第十八小隊のメンバーに、自分が持つ「魔王殺しの剣」の剣ならヴォイドロードが倒せると同行を申し出るアルーレ・キルレシオ

かくして、再度一撃を加えるため時間をかけ魔剣に力を集める必要があるレオニスは、リーセリアたちに時間を稼いでほしいとヴォイドロードらを引き付けるよう頼むのでしたが・・・!。

 

 

《聖剣学院の魔剣使い》 原作コミック最新巻はコチラ ※2023年10月現在


廃都となった第〇三戦術都市でのレオニスたちとヴォイドロードの激戦が描かれた今回の「せまつか」。

決戦を描くとあって、CG作画も随所に盛り込まれるという近年のこの手の作品の中では手が込んでいる戦闘シーンが見どころとなっていました。

 

 

CGではありますが、ヴォイドの大群との戦闘シーンは一目でカロリーが高いものだと分かりますし、このサイドカーのレギーナのCGはとても丁寧に描かれているもの。

手書き作画からのCGへの切り替わりもスムーズで、カッコ良いシーンとなっていました。

さて、全体のアベレージで考えた所での作画の質で押していた最終回でありましたが、ストーリーそのものはというと「オラにみんなの元気をわかけてくれ!」というありがちな筋で、これからの展開に興味を抱くものとなっていなかったのが残念なところでしょうか。

原作はまだ刊行中なので、続くお話への興味の目を原作小説やコミカライズに持っていくことも、アニメ化する事への大きな意義の一つではないかと思います。

 

 

とはいえ、よくある海外ドラマの打ち切りパターンの最終回にありがちな大風呂敷を広げて終わるラストにはならないよう、未回収の伏線を箇条立てて見せて作品を終わらせたのはオリジナリティがあって上品かと個人的には感じます。

それよりも、最終回だというのに制作会社・パッショーネの「これが俺たちだ!」という”らしさ”を感じる締め括りのシーンがとても良いですね!。

 

 

 

 

 

 

 

激しいバトルシーンの作画よりも、本当に「魅せる」べきは何なのか?を実に心得ていらっしゃる(笑)。

そんなパッショーネの次作は、2024年1月から放送が始まるライトノベル原作のバトルファンタジー作品『異修羅』

 

スタッフ
原作:珪素「異修羅」(電撃の新文芸/KADOKAWA刊)
原作イラスト:クレタ
総監督:高橋丈夫 監督:小川優樹
助監督:朝岡卓矢、浅利藤彰、間島崇寛、青柳宏宜
シリーズ構成・脚本:猪原健太
キャラクターデザイン:菊地洋子、高品有桂
モンスターデザイン:反田誠二、飯島弘也
メカデザイン:鈴木勘太
ワールドデザイン:福島達也
美術設定:須江信人、多田周平
背景美術:草薙
美術監督:小倉一男、畠山佑貴
色彩設計:歌川律子
撮影:サンジゲン
撮影監督:井上麻梨
編集:丹 彩子、新沼奈美
音楽:得田真裕
音楽制作:KADOKAWA
音響監督:濱野高年
音響効果:中島勝大
音響制作:マジックカプセル
CGアニメーション制作:サンジゲン
アニメーション制作:パッショーネ
製作:異修羅製作委員会

CAST
柳の剣のソウジロウ:梶裕貴
遠い鉤爪のユノ:上田麗奈
星馳せアルス:福山潤
静寂なるハルゲント:大塚明夫
警めのタレン:朴璐美
鵲のダカイ:保志総一朗
夕暉の翼レグネジィ:森久保祥太郎
晴天のカーテ:雨宮天
世界詞のキア:悠木碧
赤い紙箋のエレア役:能登麻美子
濫回凌轢ニヒロ:高橋李依
音斬りシャルク:山寺宏一

 


ん?、パッショーネらしさが明らかに消えた「狙いにきている大作」のように感じるのは私だけ?(笑)。

いや、声優のキャスティングだけ見ても明らかにそうでしょう!!。

そして、同じく2024年放送予定となっているのがライトノベル原作で、かの名作アニメの新作(リブート?)『狼と香辛料 merchant meets the wise wolf』。

 


「俺たちのパッショーネはもう死んだんだ・・・」(涙)。

 


 

 



 

聖剣学院の魔剣使い グッズ・商品紹介

原作・コミック



ブルーレイ


聖剣学院の魔剣使い  放送局・配信サービス情報

放送局

テレビ東京: 10月2日(月)から 毎週月曜 深夜1時30分〜
BSフジ: 10月5日(木)から 毎週木曜 深夜0時30分〜
AT-X: 10月3日(火)から 毎週火曜 夜9時30分〜 リピート放送 毎週木曜朝9時30分/毎週月曜午後3時30分

配信

地上波先行配信:9月25日(月)から毎週月曜 深夜1時30分〜

ABEMA(プレミアム会員限定)

一般配信:10月9日(月)から 毎週月曜深夜2時00分~

ニコニコチャンネル

聖剣学院の魔剣使い STAFF・CAST

スタッフ

原作: 志瑞 祐(MF文庫J『聖剣学院の魔剣使い』 / KADOKAWA刊)
キャラクター原案 :遠坂 あさぎ / 蛍幻 飛鳥
監督: 森田 宏幸
音楽 :野見 祐二
シリーズ構成、脚本: 岡田 邦彦
アートディレクター: 古我 望
プロダクションデザイナー: 濱川 修二郎
コンセプトアート: 夢野 れい
キャラクターデザイン: 野口 孝行/早坂 皐月
クリーチャーデザイン: 出雲 誉明
美術監督: 大久保 聡(グーフィー)
色彩設計: 鈴木 咲絵(C&S)
撮影監督: 林 幸司(C&S)/佐竹 真樹(C&S)
編集: 丹 彩子(グラフィニカ)
音響監督: ひらさわひさよし
制作: Passione 株式会社パッショーネ

キャスト

レオニス:井上麻里奈
リーセリア:石川由依
レギーナ:洲崎 綾
エルフィーネ:五十嵐裕美
咲耶:黒木ほの香
シャーリ:仲田ありさ
ブラッカス:池添朋文
ロゼリア:加隈亜衣
魔王レオニス: 平川大輔

公式ホームページ:https://seikengakuin.com/