2023年秋アニメ新番組 星屑テレパス 第1話「彗星エンカウント」感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介】
人と接するのが苦手なコミュ症少女・小ノ星海果は、自分の居場所は宇宙にこそある!と宇宙人との出会いに夢を馳せることに。
そんな海果の前に、なんと宇宙人を自称する少女・明内ユウが現れて!?。
相手の気持ちを読み取る能力を持つユウと出会った海果が、彼女を宇宙に帰す決意をするまでが描かれた第一話!。
おでこをくっつけあって相手と気持ちを交わす「おでこぱしー」は百合に溢れた実に”きらら”なシチュエーションなのですが、ロケット(宇宙船)を作る展開は美少女動物園において前代未聞のスケール!!。
ユウの本当の正体(?)も気になったりと、これからの視聴欲を鷲掴みにされた私なのでした。
第1話 「彗星エンカウント」 【ストーリー】
小ノ星海果は、宇宙人との出会いを夢見る高校一年生。
そんな海果は、入学初日に「自分は宇宙人だ」と名乗るクラスメイト・明内ユウと出会い、ビックリ!
ユウが気になってドキドキの海果だが、引っ込み思案なのでうまく話せない。
でもユウは宇宙人の特殊能力「おでこぱしー」で、そんな海果の気持ちを感じ取ってくれる。
ユウともっと仲良くなりたくなる海果。
自分の言葉で思いを伝えたいと決意。
一方、ユウは自分の秘密を打ち明ける……。
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第1話 感想
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宇宙人が大好きで、内気で引っ込み思案という以外は他の誰もと同じ地球人の小ノ星海果は、高校の入学初日の自己紹介で上手く話せず恥をかいて落ち込みます。
ここに私の居場所なんて存在しない・・・。
「でも、きっとここじゃない何処かに私の言葉が届くきらめく世界がある!」
そう思い気を取り直した海果は、地球でない宇宙にこそ自分の居場所があると宇宙人との出会いに夢を膨らませるのでした。
そんな事を思っていると、目の前に宇宙人を自称する明内ユウが突然現れることに。
「宇宙人と仲良くなりたい!」。
そう思ってユウに近づこうとする海果でしたが、ふと宇宙人なんているわけないと現実の孤独な自分に戻ってしまい・・・。
しかし、その心を察知したかのように自らユウが近づいてきて、自分のおでこを海果にくっつけてきて!!。
まるで、自分の気持ちが明け透けになった感覚に驚く海果に「今のはね、おでこぱしー!」と宇宙人の自分に備わっている特殊能力であることを明かすユウ。
そして、海果の気持ちを言い当てるのでありました。
《星屑テレパス》原作コミック最新巻はこちら ※2023年10月現在
今話の注目ポイント①
超人気作となった「ぼっち・ざ・ろっく!」から約1年ぶりにTVに登場する事となった『きららアニメ』の新作となるのが星屑テレパス。
女子高校生たちが主に部活動での交流の日常を描く、所謂「美少女動物園」がきらら作品の特徴であるのですが、今作はの第一話を観るとそれとは真逆な「非日常」をテーマにしている感じでしょうか。
ぼっち属性を持つ主人公の小ノ星海果は”ぼっちちゃん”こと後藤ひとりに通じるところはあるのですが、相手の考えを読むという考えようによっては超々コミュ力お化けな能力を持つユウは、承認モンスター喜多郁代を遥かに超える設定を備え持っているのであります。
そして、ユウと出会った海果がやる部活は軽音やキャンプではなく・・・、なんとロケットを作るみたいなのです!。
記憶をなくし気が付くと岬の灯台にいたというユウに、宇宙に帰るロケットを作る!と「おでこぱしー」で伝える海果。
これは名作の予感!。
本当にユウは宇宙人なのか?、そして何よりもコミュ障の海果はどうやってロケットを作るつもり?。
正反対の性格の海果とユウの組み合わせも実にGOOD!、しかも百合が溢れている「おでこぱしー」が加わって”ぼっちちゃん”級の人気作となるのは間違いない!。
集え!方々に散らばっていた「きらら難民」たちよ!!。
ここにはお前たちが望んでいた全ての物があるぞ!!(大興奮)。
今話の注目ポイント②
と、かなり感情を先走らせた感想を書きましたが、ユウが「記憶喪失」であるというのがお話しの展開のポイントとなるのでしょう。
原作は現在刊行中で、ユウの正体(?)が本当は何者なのかに触れるところまでお話しは進んでいないようなのですが、いずれにしろ海果はユウと別れる結末となるのでは?。
と、まだアニメは初回で原作も連載中というのに結末めいた予想を書いてしまいましたが、今は居るべき場所を見つけようとする海果の成長の姿を見守ると致しましょう。
そんなわけで、ただの美少女動物園だけで終わらなかった心に残る第1話に大満足!!。
次回の放送も楽しみです。
今話の注目ポイント③「恋する小惑星」覚えていますか?
海果たちがロケットを作る部活(?)をやると知り、私の脳裏に甦ってきたのは2020年放送の『恋する小惑星』。
高校に入学した主人公の「木ノ幡みら」が幼い日に出会った「真中あお」と共に、小惑星を見つける姿を描いたお話しです。
お話しがきららとしては地味で難しい部分もあったのか放送中はさほど大きな話題とはならず、放送後も誰も語らない類の不遇の作品・・・。
なのですが、かなり真面目に作ってあり他のきららとの違いも際立っていた事もあり、個人的には好きな類の作品なのであります。
指出毬亜さんが演じる、ちびっこな「猪瀬舞」先輩が可愛くてお気に入りだったなぁ・・。
今も第2期を待っているのですが「きらら」は4コマという特性上、原作のストックが溜まりにくいのですよね・・・。
2期を作るのにあと3年くらいかかりそうな感じです(涙)。
星屑テレパス グッズ・商品紹介
原作コミック
OP/ED主題歌
星屑テレパス 放送・配信情報
放送局
TOKYO MX:10/9(月)より毎週月曜22:00~
BS日テレ:10/9(月)より毎週月曜24:00~
サンテレビ:10/9(月)より毎週月曜23:30~
静岡放送:10/14(土)より毎週土曜26:13~ ※静岡放送での10/14(土)の放送は26:58~27:28を予定しております。
AT-X:10/9(月)より毎週月曜21:00~(リピート放送:毎週水曜9:00~/毎週金曜15:00~)
配信サービス
FODにて、10月9日(月)21時30分より独占配信
星屑テレパス スタッフ・声優
制作スタッフ
原作:大熊らすこ「まんがタイムきらら」連載(芳文社刊)
監督:かおり
シリーズ構成:高橋ナツコ/かおり
キャラクターデザイン/総作画監督:酒井孝裕
美術監督:根岸大輔(スタジオちゅーりっぷ)
美術設定:滝口勝久(スタジオちゅーりっぷ)
色彩設計:歌川律子
3D監督:薄井俊作(EGG OF MIGRANT)
撮影監督:千葉大輔(Folium)
編集:武宮むつみ
音響監督:納谷僚介
音楽:sakai asuka
オープニング主題歌:「点と線」伊藤美来
エンディング主題歌:「天体図」サンドリオン
制作スタジオ:studio五組
出演声優
小ノ星海果:船戸ゆり絵
明内ユウ:深川芹亜
宝木遥乃:永牟田萌
雷門瞬:青木志貴
笑原先生:高森奈津美
小ノ星穂波:羊宮妃那
公式ホームページ:https://hoshitele-anime.com/