ゴブリンスレイヤーⅡ 第3話 感想 (第2期)

 

2023年秋アニメ ゴブリンスレイヤーⅡ 第3話「町外れの訓練場」感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介】


新人冒険者向けの訓練場で、生き残る可能性を上げる術を教えるゴブリンスレイヤー。

そんなある日、ゴブリンスレイヤーは槍使いから誘われて重戦士との三人で酒を飲むことになったのですが・・。

ベテラン冒険者の三人が掴めなった夢について語る、いつもとはちょっと違う男だらけの日常回!(笑)。

でも、小さくて大きい(何が?)可愛い圃人剣士ちゃんもしっかりとフィーチャーされており、全方位から実に男心をくすぐるバランスの取れた回になっていたのでありました。

ところで、これまでと違い作画が良かったのは戦闘シーンがなかったから?(笑)。

ということでゴブリン戦に突入する次回がどうなるのか楽しみなところです。

 

 

 

 

 

 

 第3話 「町外れの訓練場」  【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3話あらすじ
訓練場で新人の指導にあたるゴブリンスレイヤーと槍使い、重戦士は、男三人だけで酒を飲み交わす。
指導を手伝う女神官は、昇級審査のため臨時で一党を組んでくれる冒険者を探す。
赤毛の少年魔術師をはじめとした新人は指導を受け、徐々に成長していく。
そんな平穏だった辺境の街にゆっくりと魔の手が忍び寄っていた…。

 

この作品の視聴はコチラから


第3話 感想

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新米冒険者向けの訓練場で、生き残るための術を教えるゴブリンスレイヤー。

同じく先生役として教えている「槍使い」は、先日の夜に見かけた様子が気にかかってなのかゴブリンスレイヤーを酒に誘います。

重戦士が加わった男三人だけの飲み会で、いつもはする事のない女性への話題にも触れ気兼ねない時間を過ごすのでした。

その酒場からの帰り道で、酔いが回った三人はそれぞれの「夢」について語り始めます。

槍使いから「お前のガキの頃の夢は何だったんだ?」と聞かれるゴブリンスレイヤー。

その問いかけにゴブリンスレイヤーは「冒険者になりたかった・・」と答えます。

言葉足らずなその答えに「やりたい事と、やらなければならない事と、出来る事は違うな・・」と、ゴブリンスレイヤーがたぶん言いたかったであろう言葉を付け足す重戦士。

「なりたかった。勇者になりたかった。王者になりたかった。歴史になりたかった。伝説になりたかった」。

ゴブリンスレイヤーの口からぽつりとこぼれる言葉の一つひとつに、叶わなかった夢への思いを巡らせる槍使いと重戦士。

「だからまあ・・、やりたい事をやらせてあげたいものだ」。

新米冒険者たちにかつての自分を重ね、ゴブリンスレイヤーら三人は水面に浮かんだ月を見つめるのでした。

 

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今話の注目ポイント①

おそらくは、少年魔術師の姉が自分が救えなかった女魔術師だった事を知ったゴブリンスレイヤーが、所謂「ブートキャンプ」で新兵たちに冒険時に生きる可能性を高めるノウハウを教えるという、穏やかな雰囲気で進んだ今回のお話し。

その中では、それぞれが抱いている夢について瞳を輝かせて熱く語る新米冒険者たちの未来の可能性を紡ごうとする、ベテラン冒険者たちの姿が渋く描かれていたのでありました。

 

 

ゴブリンレイプ等々ショッキングなシチュエーションでしか主に語られない(?)今作ですが、無骨な男三人が橋上でもう叶うことはないキラキラした思いを語る場面はすごく胸に刺さるものとなっていました。

「男なら一国一城の主になりたいもの」と高く浮かぶ二つの月に手を伸ばし、かつて思い描いていた夢を思い出す重戦士。

しかし、学も無ければそれを補う勉強する時間もない・・・。

分かります。

何も成し得なかった訳ではないけれど、思い描いていた夢と現実のギャップに男って生き物は後悔するものなんですよね。

水面に浮かぶ月は、その叶わなかった夢を新人冒険者たちに託したい、という三人の気持ちがよく伝わってくる良い演出。

結局「夢は夢」なので掴めないものなのかもしれない。

でも、せめて命を守る術を教え「やりたい事をやらせてやりたい」とゴブリンスレイヤーは願うのでした。

今話の注目ポイント②

今回視聴していて印象に残ったのがゴブリンスレイヤーと牛飼い娘が「訓練場」についての話題に触れるシーン。

おそらく、そこはゴブリンの襲撃を受ける前までは、ゴブリンスレイヤーが姉たち家族と過ごした農場があった場所なのでしょう。

幼馴染である牛飼い娘は、その頃の思い出に触れながら頑ななゴブリンスレイヤーに変化を促すのですが・・・。

 

 

未だ姉をゴブリンに殺され失った過去を忘れられずにいるゴブリンスレイヤーに、「変わること自体は受け入れないとね」と語りかける牛飼いの娘。

しかし、ゴブリンスレイヤーは「まだ無理だな」と短い言葉で返すのみ。

ゴブリンスレイヤーが部屋から出て行ったあと、頭を抱え目を閉じる牛飼い娘。

そして、その後にフォーカスされるのは鳥かごの中でさえずる小鳥・・・。

このカットは、ゴブリンスレイヤーの心が依然に囚われ続けていることを表しているようでもあり、そして小鳥(カナリア)は第一期においては「パーティー全滅!?」という不吉な展開を予感させる場面で登場したのでありました。

 

その予感どおり、建設中の訓練場の近くにゴブリンが出現!。

このまま新人冒険者が餌食となる展開になるというのか!?。

ということで次回の展開が楽しみであります。

今話の注目ポイント③

 

 

今話では「圃人剣士」ちゃんが大きくフィーチャーされており、女騎士にいたぶられて(?)弱音を吐いたりご飯にパクついていたりとその可愛いさを存分に振りまいておりました。

小さいがしっかりと「大きい」という部分に目新しさを感じます。

ミニだけど神官ちゃんのような幼さは薄くて、すごく目新しい感じがしました。

耳が長くてエルフっぽい彼女ですが、どうやら《圃人(レーア)》とは今作オリジナルの種族のようです。

そういえば同じ種族が第一期にも登場してましたね。

 


ところで、やけに今回出番が多いように感じた圃人剣士ちゃんですが、何か不幸な目に遭うフラグじゃないですよね・・・(ガクブル)。

 

 





 

ゴブリンスレイヤー グッズ・商品紹介

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ブルーレイ


ゴブリンスレイヤーⅡ 放送・配信情報

放送局

TOKYO MX 10月 6日(金)より毎週金曜25:05~
BS11 10 月6日(金) より毎週金曜25:30~
サンテレビ 10 月7日(土) より毎週土曜25:00~
AT-X 10 月6日(金) より毎週金曜22:00~(AT-X リピート放送:毎週火曜10:00~ / 毎週木曜16:00~)

配信サービス

地上波先行独占配信:10月6日(金)より毎週金曜22:30~

ABEMA

ゴブリンスレイヤーⅡ スタッフ・声優

制作スタッフ

原作:蝸牛くも(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
キャラクター原案:神奈月昇
監督:髙田美里
総監督:尾崎隆晴
シリーズ構成・脚本:倉田英之
キャラクターデザイン:加藤裕美
音楽:末廣健一郎
オープニングテーマ:Mili「Entertainment」
エンディングテーマ:中島由貴「霞の向こうへ」
アニメーション制作:ライデンフィルム

出演声優

ゴブリンスレイヤー:梅原裕一郎
女神官:小倉 唯
妖精弓手:東山奈央
牛飼娘:井口裕香
受付嬢:内田真礼
鉱人道士:中村悠一
蜥蜴僧侶:杉田智和
魔女:日笠陽子
槍使い:松岡禎丞
少年魔術師:伊瀬茉莉也

公式ホームページ:https://goblinslayer.jp/

   



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