葬送のフリーレン 第12話 感想

 

 

2023年秋アニメ 葬送のフリーレン 第12話「本物の勇者」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介


勇者の剣があったという「剣の里」へと辿り着いたフリーレンの一行。

魔物の討伐の依頼を受け戦うシュタルクは、その途中で「あるはずのない」物を発見して・・・?。

前半では「本物の勇者とは?」がヒンメルの姿を通し描かれた今回のエピソード。

後半は18歳の誕生日にでっかいハンバーグをプレゼントされたシュタルクが、今は亡き兄のことを振り返り知る胸をジーンとさせるお話しになっていました。

そして、シュタルクはフェルンやフリーレンが思っている「エッチ」なことは全く考えていないのでありました(笑)。

 

 

 

 

 

 

第12話 「本物の勇者」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ
剣の里にやって来たフリーレンたち。
そこは80年前に、世界を滅ぼす災いを撃ち払う者しか抜けない“勇者の剣”をヒンメルが抜いた場所。
この里の周辺に湧いてくる魔物を退治するという役目を務めるために訪れたのだった。
そしてフリーレンの脳裏には、80年前当時のことが蘇ってきて…。

 

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第12話 感想

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「剣の里」を目指すも吹雪の中で、寝落ちしてしまうフリーレン。

夢の中でフリーレンは、ヒンメルが持っていた「レプリカ(偽物)の勇者の剣」の事を回想します。

昔、魔物から行商人を助けたことでその剣を貰ったヒンメルは、いつか勇者になって本物の『勇者の剣』を手に入れたいと話していたのでした。

ようやく勇者の剣を守っている剣の里に辿り着いた一行でしたが、早々に最近付近に出没する魔物退治の依頼を受けることに。

魔物と戦っている途中で、シュタルクは洞窟の中にあるはずのない『勇者の剣』が未だ刺さったままな事に気が付きます。

80年前にフリーレンの一行はこの地を訪ねており、当然勇者・ヒンメルもこの洞窟へと立ち寄ったはずなのですが・・・?。

 

 

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今話の注目ポイント

世界を救う本物の勇者しか抜くことが出来ない『勇者の剣』が、なぜか刺さったままになっている「剣の里」のエピソードから始まった今回のフリーレン。

魔王を倒したヒンメルが剣を抜き取った・・という話を聞いているのに何故?と、驚くシュタルク。

フリーレンは驚くべき事実を明かしたのでした。

 

不思議に思うシュタルクにフリーレンが教えたのは、ヒンメルは剣を抜くことが出来なかったといこと。

つまり、ヒンメルには勇者となる「資質がない」と剣から判断されたのでした。

しかし、ヒンメルは「いいじゃないか、偽物の勇者でも」と、世界を救おうとする決意は揺るがないことを告げたのでした。

これって、結局その人がどうであれ「絶対に抜けない剣」だったという解釈でいいのかな?。

普通の人だったら、その資格がないと分かれば魔王討伐はここで止めるはず。

勇者の剣は、抜こうとした者の覚悟や決意を試すものだったのではないでしょうか。

形に見えるものでなく、成し遂げようとする決意そのものが本物の勇者の証しだったと言う訳です。

 

 

後半は18歳の誕生日に、お祝いのハンバーグを焼いてもらったことで死んだ兄のことをシュタルクが思い返すというエピソード。

いつも自分を「弱く、臆病である」と卑下するシュタルクですが、師匠・ザインの作ってくれたハンバーグが精一杯頑張った戦士への贈り物だと知ると、同じようにハンバーグを焼いてくれた兄が自分の努力と才能を認めてくれていた事に気が付くのでした。

 

きっとシュタルクが臆病なのは生来のものではなく、魔族との戦いに死を覚悟した兄から託された「お前は生きるんだ」という言葉を守り通すためからだったのでしょう。

回想のシーンでは兄にそう言われるまでシュタルクが剣を構え続け、戦おうとしている姿が映されることに。

最後まで自分のことを「戦士」として認めてくれた兄の思いを知り、誕生日のハンバーグを静かに味わうシュタルクなのでありました。

 

今話もジーンと感動する場面とコミカルなやり取りとの配分の取り方が絶妙となっていて、だからこそ視聴後の心に何かを残してくれる満足感がうれしいですね。

個人的に今話の中で印象に残ったが、夢の中で勇者一行が勇者の剣の話しをしながら冒険の旅路を歩み始めるシーンです。

 

 

 

 

 

ヒンメルの冗談にアイゼンとハイターが笑顔をほころばせ、それにつられてフリーレンも思わず笑みを浮かべるのですが、このカットのフリーレンの表情がいろんな事を思わせ実に良いのですよね。

他人に興味が薄いはずのフリーレンなのですが、この時にどんな気持ちで彼女は笑顔を浮かべたのか?。

微かに上げたその口角に、興味をそそられてしまう私なのでありました。

 

 

 



 

葬送のフリーレン・グッズ商品情報

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葬送のフリーレン 放送・配信情報

放送局

2023年 9月29日(金)よる9時日本テレビ系【金曜ロードショー】にて「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」放送

※テレビ大分では、9月29日(金)24時40分から放送

以降 10月6日(金) より 毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送 日本テレビ系全国30局ネット

配信サービス

9月30日(土)午前0時 初回スペシャルエピソード順次配信
以降、毎週土曜午前0時 最新話順次配信

ABEMAプレミアム
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dアニメストア
Disney+
(ディズニープラス)
DMM TV
FOD
Hulu
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葬送のフリーレン スタッフ・声優

制作スタッフ

原作:山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督:長澤礼子
コンセプトアート:吉岡誠子
魔物デザイン:原科大樹
アクションディレクター:岩澤亨
デザインワークス:簑島綾香/山﨑絵美/とだま。/長坂慶太/亀澤蘭/松村佳子/高瀬丸
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:廣住茂徳
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:Evan Call
オープニングテーマ:「勇者」YOASOBI
エンディングテーマ:「Anytime Anywhere」milet
アニメーション制作:マッドハウス

出演声優

フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司

公式ホームページ:https://frieren-anime.jp/