葬送のフリーレン 第11話 感想

 

 

2023年秋アニメ 葬送のフリーレン 第11話「北側諸国の冬」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介


アウラ討伐の後、グラナト領を離れ再び北へ向けての旅路を進めるフリーレンたち。

途中、激しく吹雪かれ逃げ込んだ部屋で武道僧(モンク)のクラフトと出会って・・・。

厳しい冬景色とともに「孤独」がテーマに描かれた今話のエピソード。

最初はただの変態僧侶(!)と思っていたクラフトですが、別れのラストが堪らなく切ない・・・。

 

 

 

 

 

 

第11話 「北側諸国の冬」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ
アウラたちを倒したフリーレン、フェルン、シュタルク。
平穏が訪れ、死後もアウラに操られていた自身の配下を弔い、グラナト伯爵は最大限の感謝をフリーレンに伝える。
フリーレンたちは旅立つが、北側諸国の冬の道は想像以上に厳しく…。
そこで彼らはひとりの武道僧(モンク)に出会う。

 

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第11話 感想

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アウラを討伐したことでグラナド伯爵から恩赦を与えられ、街に滞在し労をねぎらわれるフリーレンたち。

魔族との戦いで命を落とした戦士たちを弔った後、北へ向かおうと出立するフリーレンでしたが、今は北部高原の情勢が悪いため一級魔法使いの同行が必要なことを教えられます。

その資格を持っていないフリーレンは、北側諸国の魔法都市・オイサーストへ立ち寄ることを余儀なくされるのでした。

出発するとすぐに雪に吹雪かれることになった一行は、山の麓にある避難小屋へと向かうことに。

小屋の扉を開けると、そこには屈伸運動で息を切らしながら体を温めている半裸の男性エルフ・クラフトがいて・・・!?。

 

 

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今話の注目ポイント

フリーレンたちが武道僧のクラフトと半年間の厳しい冬を過ごす姿が描かれていた今回のエピソード。

そこでクラフトは、長い寿命を持つエルフだからこそ共感できる「ある思い」をフリーレンへと語りかけるのでした。

 

 

 

今話の劇中で印象に残ったのは、クラフトがフリーレンに向け「お前これまでの身の上を話せ」と語りかけてくるシーンですね。

色んな味方は出来ると思うのですが、この場面から私に伝わってきたのは「孤独な気持ちから救われたい」というクラフトの感情でしょうか。

「同族に出会ったのは300年ぶりだ」というクラフトのセリフから分かるように、エルフは絶滅寸前であり故にクラフトは真に心を通い合わせ話が出来る者がいない。

だから、「死んだら女神さまに褒めてもらうんだ」と長い人生の軌跡を聞いてもらうために深い信仰を持つようになったのでした。

「きっと孤独な思いを抱いているのでは?」と思い、信仰心が薄いフリーレンに救いの手を差し伸べるクラフトでしたが・・・。

 

前の旅で、フリーレンは「あなたには褒めてくれる人がいますか?」と自身の上を語るよう既にハイターから問いかけられていたのでした。

今はもう天に召されてこの世にはいないハイター。

もしフリーレンが死んで誰かにこれまでの一生を褒めてもらうとしたら、それは女神様ではない事は言うまでもないでしょう。

 

そしてもう一つ印象に残った・・・というか、切なく気がかりに感じたのがフリーレンは「クラフトの身の上を聞いてあげたのか?」ということ。

「今生の別れとは思わん。何百年後かにまたな」と、クラフトは別れの言葉をフリーレンに投げかけるのですが、このセリフには「いつかは自分の身の上を聞いてほしい」という思いがあるのでは・・・というふうに感じてしまう。

クラフトには孤独な心を癒してくれるようないい友人や親族はいなかったのか?。

だからこそ、心の底でフリーレンとの再会を願ったのかもと思いながら視聴を終えた私なのでありました。

 

それにしても、「孤独な気持ち」をテーマに取り上げた今話はファンタジーではなく、まさにリアルに心に刺さってくるものとなっていました。

誰しもとまでは言いませんが、誰かに褒めて自分を肯定してほしいと言う願いは今を生きる多くの人が思っていることなのでは?。

今作が、たくさんの視聴者の心をとらえている理由がよく分かるのであります・・。

 

 

 



 

葬送のフリーレン・グッズ商品情報

原作コミック


オープニングテーマ


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ブルーレイ


 

 

葬送のフリーレン 放送・配信情報

放送局

2023年 9月29日(金)よる9時日本テレビ系【金曜ロードショー】にて「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」放送

※テレビ大分では、9月29日(金)24時40分から放送

以降 10月6日(金) より 毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送 日本テレビ系全国30局ネット

配信サービス

9月30日(土)午前0時 初回スペシャルエピソード順次配信
以降、毎週土曜午前0時 最新話順次配信

ABEMAプレミアム
Amazon Prime Video
dアニメストア
Disney+
(ディズニープラス)
DMM TV
FOD
Hulu
J:COMオンデマンド
milplus
NETFLIX
TELASA
TELASA(auスマートパスプレミアム)
U-NEXT
WOWOWオンデマンド
アニメ放題
バンダイチャンネル

葬送のフリーレン スタッフ・声優

制作スタッフ

原作:山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督:長澤礼子
コンセプトアート:吉岡誠子
魔物デザイン:原科大樹
アクションディレクター:岩澤亨
デザインワークス:簑島綾香/山﨑絵美/とだま。/長坂慶太/亀澤蘭/松村佳子/高瀬丸
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:廣住茂徳
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:Evan Call
オープニングテーマ:「勇者」YOASOBI
エンディングテーマ:「Anytime Anywhere」milet
アニメーション制作:マッドハウス

出演声優

フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司

公式ホームページ:https://frieren-anime.jp/