2023年秋アニメ 葬送のフリーレン 第7話「おとぎ話のようなもの」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介】
グラナド伯爵領で魔族・リュグナーを倒そうとして逆に投獄されるフリーレン。
言葉が通じればいつか分かり合えるのでは?というシュタルクに、フリーレンはかつて味わった苦い経験を語り出し・・・。
言葉を操れば人間的だと言えるのか?という実に今作らしいテーマで描かれた今回のエピソード。
共感する心が無ければ会話など意味がない?、でもそれは気持ちを通じ合えなかっただけなのかも・・・と考えさせられるお話しとなっていました。
「人間と魔族」分かり合えない結末となるのか、それとも・・・。
第7話 「おとぎ話のようなもの」【ストーリー】
フリーレンたちは解放祭と呼ばれるお祭り前日の街にやってくる。
そこはかつてフリーレンやヒンメルたちが魔族から守った町だった。
町に建てられた自分たちの銅像を見るフリーレンはあることを思い出す―。
その後に訪れたグラナト伯爵が治める街で、フリーレンは突然ある人物に杖を構える―!
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第7話 感想
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北側諸国のグラナド伯爵領の街で魔族の姿を見つけるフリーレン。
すぐさま攻撃の構えをとるも、逆に衛兵に捕らえられ投獄されてしまいます。
どうやら魔族は和睦のために街にやって来た使者であることが分かりますが、魔族の本質を知るフリーレンは「そんなことは無駄」と切り捨てるのでありました。
捕食するために言葉で人を惑わす魔物、それが魔族。
フリーレンが理解している通りに、使者としてやってきたリュグナーは和平で領主のグラナドに取り入った後、この街の防護結果の障壁を取り除きこの街を滅ぼそうと考えていたのでした。
リュグナーの配下の一人であるドラートは、その企みの唯一の障害となるフリーレンを殺すために囚われている牢獄へと現れて・・・!。
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今話の注目ポイント①
言葉が通じ合えば話し合いで争いは解決できるはずというシュタルクに、「魔族は人食いの化け物だ」と過去の経験を語ることになるフリーレン。
助けた魔族の娘に恩人の村長が殺される様を見たフリーレンは、魔族の話す言葉に意味など無いと激しい敵意を燃やすのでした。
今回の激中で描かれた魔族の娘による蛮行をフリーレンが回想シーンは、勇者ヒンメル一行が魔王討伐に一層の意義を見出すものであったことが想像できます。
魔族との間に対話の余地などなく、だから長い旅路を耐えて勇者一行は魔王を倒した。
最初は何となくの「お気楽な気分」で旅立ったにかもしれませんが、この一件で特にヒンメルは対話など無意味という苦い思いを味わったのだと思います。
でも本当にそうなのでしょうか?。
娘を食い殺されて恨み悲しむ母親に、魔族の娘は代わりにと殺した村長の娘を差し出します。
一見すると寒気を覚えるおぞましい行動なのですが・・・、ひょっとしたら子を失った母親の心の痛みをこの娘は共感したのかも?なんて思ったりもするのですよね。
もちろん実の娘ではないので代わりになろうはずもないのですが、なぜ自分が恨みの感情を向けら続けるのかを理解しようとした結果のようにも思えるのです。
とはいえ心を装ったリュグナーの企みには他者への共感などあろうはずもなく、いずれは「魔族許すまじ!」のフリーレンに討伐されることになるのでしょう。
ということで次回の放送が楽しみ!。
今回の「話し合えばきっと分かり合えるはず」という『幻想』は、まさに海の向こうで起こっている出来事でありファンタジーではないのが非常に悲しい。
そんな現実に光を見せてくれる結末を期待したいところですが・・・。
葬送のフリーレン・グッズ商品情報
原作コミック
オープニングテーマ
エンディングテーマ
ブルーレイ
葬送のフリーレン 放送・配信情報
放送局
2023年 9月29日(金)よる9時日本テレビ系【金曜ロードショー】にて「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」放送
※テレビ大分では、9月29日(金)24時40分から放送
以降 10月6日(金) より 毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送 日本テレビ系全国30局ネット
配信サービス
9月30日(土)午前0時 初回スペシャルエピソード順次配信
以降、毎週土曜午前0時 最新話順次配信
ABEMAプレミアム
Amazon Prime Video
dアニメストア
Disney+
(ディズニープラス)
DMM TV
FOD
Hulu
J:COMオンデマンド
milplus
NETFLIX
TELASA
TELASA(auスマートパスプレミアム)
U-NEXT
WOWOWオンデマンド
アニメ放題
バンダイチャンネル
葬送のフリーレン スタッフ・声優
制作スタッフ
原作:山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督:長澤礼子
コンセプトアート:吉岡誠子
魔物デザイン:原科大樹
アクションディレクター:岩澤亨
デザインワークス:簑島綾香/山﨑絵美/とだま。/長坂慶太/亀澤蘭/松村佳子/高瀬丸
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:廣住茂徳
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:Evan Call
オープニングテーマ:「勇者」YOASOBI
エンディングテーマ:「Anytime Anywhere」milet
アニメーション制作:マッドハウス
出演声優
フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司
公式ホームページ:https://frieren-anime.jp/