16bitセンセーション ANOTHER LAYER 第13話 感想(最終回)

 

2023年秋アニメ 16bitセンセーション ANOTHER LAYER 第13話(最終回)「わたしの大切なもの」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介】


UFOの中から現れたエコー2から、光に包まれその中へと取り込まれるコノハと守。

なぜかエコー1から「あなたのファンだ」サインを求められるコノハでしたが・・・?。

アルコールソフトの仲間たちと共にコノハが思いを込めて作った美少女ゲーム『わたしの大切なもの』によって、望んだ未来と「消えない約束」をコノハと守が手にした最後が描かれた《16bitセンセーション ANOTHER LAYER》の最終回。

エコーたちの正体やコノハに譲られた美少女ゲーム等々、観た人それぞれの解釈が求められるところはあるものの、コノハと守の抱擁で迎えるGOOD END(TRUE END?)はまさにギャルゲー!なのでありました。

そして、いまは斜陽(!)の美少女ゲーム業界にも、きっと明るい未来があることを祈りたい・・・。

 

 

 

 

 

 

16bitセンセーション ANOTHER LAYER 第13話 「わたしの大切なもの」  【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

何度もタイムリープを繰り返しアルコールソフトで美少女ゲームを作ってきたコノハ。
自らが変えてしまった世界で、身の危険も迫るなか、コノハは大好きな“アキバ”のため時代を変えるゲームを生み出すことはできるのか……!?

この作品の動画の視聴はコチラから


 

 

16bitセンセーション ANOTHER LAYER 第13話 感想

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秋葉原ドームの上空に現れたUFOの光の中から出てきたのは、以前に守が1985年の秋葉原で出会ったエコ-2!。

光に包まれUFOの中へと招き入れられたコノハと守は、エコー1と対面することに。

コノハが無事だったことに安心し、「あなたのファンだ」とコノハにサインを求めるエコー1。

差し出した箱にサインを描いてもらったエコー1は、「これは、これからあなたが完成させるゲームです」と告げ、パッケージを開けるとそれぞれ色や大きさの違う七色の光の粒子が飛び出したのでありました。

この不思議な光を「これは人間の想像力です」と、誰もが持っていてどんなことも可能になる力を持っているとエコー1は説明するのでした。

「完成を心待ちにしています」と言い残し、コノハらの前から去って行くエコーズたち。

気が付くと元の秋葉原ドームにいたコノハたちは、ゲーム制作の手伝いにヘリコプターに乗ってやって来た旧アルコールソフトのスタッフたちと再会!。

かくして、以前の仲間たちと制作する歴史を変える美少女ゲーム『わたしの大切なもの』が完成。

1999年に戻る時がきた、コノハでしたが・・・。

 

 

 

 


改変の結果、愛するアキバの街とオタクカルチャーが失われた世界を取り戻すため、完成したゲームを手に最後のタイムリープをするコノハの姿が描かれた16ビット・センセーションの最終回。

歴史の再改変の結果、今の2023年にいる守との記憶が”無かった”ものとなる事に「忘れたくないよ・・・」と悲しむコノハ。

自分たちに可能性の「熱」があれば絶対に忘れないと過去へコノハを送り出したのでありました。

 

コノハと守が、お互いに向けた思いの「熱」がどのような感情が元になったものだったかは説明するまでもないでしょう。

ということで、コノハの思いが込められた「わたしの大切なもの」はオタク文化を秋葉原に取り戻すことになったのでしたが・・・。

視聴された方が全員疑問に思ったのは、「エコーたちとは一体何者だったのか?」という一点でしょう。

 

これから出来上がるはずの「わたしの大切なもの」を手にしていることから、エコーたちが未来から来たということだけは何となく分かるのですが・・・。

特に根拠はなく、何となくそう思うだけなのですが、エコーたちはオタク文化はもちろんのこと、本来なら誰もが持っている「想像力」が失われた未来の住人で、コノハ及び守との接触は”想像力”が失われたことによってディストピアとなった未来を救うためのミッションではなかったのかと。

ということは、コノハが『ラスト・ワルツ』ではなく作ろうが作るまいが暗い未来は既に確定されていたのかもしれません。

そして、タイムリープのためコノハに譲られた複数の美少女ソフトは、今回作られた『わたしの大切なもの』をコノハが生み出すことを願い、エコーが用意したものなのかと思います。

 

 

という、「何となく」の私の推測というか妄想でありましたが(笑)、果たして彼らの正体とは?。

そして、作品のテーマがなんであったのかも、今となっては観た人に委ねられるものとなった感がしますね。

第一話で「人妻じゃなくて美少女が出るゲームを作りたい!」とコノハがブルーベルの社長を説得し却下するシーンがありましたが、今回のコノハとのやりとりから察するに社長が却下した理由は「大作の美少女ゲーなんて、もう売れない」からではなく、単に社長が「人妻好き」だったことが分かるというオチに繋がっていたのが面白い。

ひょっとして、このシーンは現在の美少女ゲーム業界に向けて遠回しに送ったメッセージ?。

 

守がコノハに「一緒にゲーム、作らないか?」というセリフなんか、まさにそう。

現状は売上低下で廃業するメーカーが多いと聞く美少女ゲーム業界ですが、この先も暗いままで終わってしまうのか?は分からないと思うのですよね。

2017年頃は放送延期作品の連発に識者から「もうおしまいだ」と言われていたアニメ業界も、放送延期の頻発などの影響などないように海外の市場を広げ成長し続けている今の姿を考えると、エロゲー業界の方々には「まだ終わらんよ!」とクワトロ大尉のセリフを是非かけてあげたい!(笑)。

 

 

色々と書きましたが、ともかく綺麗に終わってめでたし!の『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』でございました。

終わったけど、エコーやコノハの譲られた美少女ゲーム等々の解釈については、いろんな意見をSNS等で拾っていきたいですね。

 

 

 

 



16bitセンセーション ANOTHER LAYER  Xポストまとめ





 

16bitセンセーション ANOTHER LAYER 商品グッズ紹介

原作コミック


16bitセンセーション 1 私とみんなが作った美少女ゲーム (角川書店単行本)
 


OP主題歌


ブルーレイ


 

 

 

16bitセンセーション ANOTHER LAYER 放送・配信情報

放送局

TOKYO MX:毎週水曜24時30分~
とちぎテレビ:毎週水曜24時30分~
群馬テレビ:毎週水曜24時30分~
BS11:毎週水曜24時30分~
中京テレビ:毎週水曜25時37分~
ABCテレビ:毎週水曜26時14分~
AT-X:毎週金曜21時30分~ ※再放送:毎週火曜9時30分~/木曜15時30分~

配信

最速配信:2023年10月4日(水)25時

dアニメストア
dアニメストア for Prime Video
dアニメストア ニコニコ支店

一般配信:2023年10月8日(日)日曜12時より順次配信

ABEMA
DMM TV
FOD
Hulu
Lemino
Netflix
Prime Video
U-NEXT
アニメ放題
ニコニコチャンネル
バンダイチャンネル
ニコニコ生放送
auスマートパスプレミアム
J:COMオンデマンドメガパック
milplus見放題パックプライム
TELASA

16bitセンセーション ANOTHER LAYER スタッフ・声優

制作スタッフ

原作:若木民喜 みつみ美里(アクアプラス) 甘露樹(アクアプラス)
監督:佐久間貴史
アナザーレイヤー・メインストーリー:若木民喜 髙橋龍也
キャラクターデザイン:佐々木政勝
美術監督:有本妃査恵
美術デザイン:山本浩憲 石原由光
色彩設計:のぼりはるこ
撮影監督:難波史
編集:牧信公
設定考証:RetroPC Foundation
音響監督:本山哲
音響効果:古谷友二
録音調整:八巻大樹
音楽:やしきん
アニメーション制作:st.シルバー

オープニングテーマ:「65535」中川翔子
作詞・作曲・編曲:Sohbana

出演キャスト

秋里コノハ : 古賀葵
六田守 : 阿部敦
上原メイ子 : 堀江由衣
下田かおり : 川澄綾子
六田勝(てんちょー) : 伊藤健太郎
五味川清(キョンシー) : 福島潤
山田冬夜(やまだ・とうや) : 山根綺

公式ホームページ:https://16bitsensation-al.com/