リコリスリコイル アニメ第12話 感想

2022年夏アニメ リコリス・リコイル 第12話「Nature versus nurture」感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介

真島を倒し吉松の下に辿り着く千束でしたが、彼の口からは冷酷な言葉と残酷な選択が示されて・・・。

人工心臓を手に入れるため鬼神の表情となるたきなに感情のシンクロが半端ない!!、息つく暇もない怒涛の展開に心捉われる30分!。

キャラクターへの共感からストーリーへ更に没入することになる、これぞ「エンターテイメント」と言ったリコリコ第12話です!。

 


監禁されている吉松の救出するため電波塔にたどり着くも、まるでコウモリのように音の反射で相手の位置を察知する真島。

やがて追い詰められ窮地に陥る千束でしたが、そこに白馬の王子が如くたきなが登場!。

バディの反撃がここから始まる!という、観ていてものすごい引きのあるカットで終わった前回のリコリコ。

果たして、真島のテロをここまでで止め吉松を救出できるのか?というのが今回の見どころとなるのですが、日本社会の真実を暴くという目的のテロに関して言えば、殆ど成功したといえるのではないでしょうか。

真島の演説によってリコリスの存在は周知となり一瞬にして彼女たちは民衆の敵に。

後にAIコンピュータのラジアータが情報操作しても、全てを無かったことにするのは到底無理なのでは・・・。

この点にどんなオチを付けるのか?、すごく楽しみなところでもあります。

そして、DAと同じく裏から社会をコントロールしていると読まずにはいられないアラン機関でありますが、吉松の千束に対する強固な行動が存在自体の謎を紐解くヒントになりそうな気がします。

ところで、twitterに流れている視聴後の感想を見ていると今話(第12話)が最終回だと思っている方が結構いて、やはり「ちさたき」と真島がラストで対峙するクライマックス感は半端ないインパクトだったのだなぁ、と改めて実感するばかり。

続く今話は驚愕怒涛の展開の連続で、こういうのがエンターテイメントだよな!と実感しきりのリコリコ第12話です!。

 

 

 

 

 

 

リコリスリコイル 第12話 Nature versus nurture【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第12話 あらすじ

旧電波塔で真島との戦いに苦戦を強いられる千束だったが、間一髪のところでたきなが駆けつける。
一方、真島の策略により存在が世間に明かされてしまったリコリスたち。
本部では楠木の指揮権が剝奪され、延空木にいるフキたちリコリスを処分するという決断が下されていて……?!

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リコリス・リコイル 第12話 感想

真島を倒し吉松のところへと駆けつける千束でしたが、彼の口からこぼれた言葉は「真島は殺したか?」という冷酷なもの。

そして人工心臓は自分の体内にあることを明かし、手に入れたければ自分を殺すよう千束を挑発します。

それを知るや、たきなは千束のために人工心臓を手に入れようと、悲痛な叫びをあげながら鬼神の表情で吉松を殺そうとするたきなですが・・・。

「誰かを殺して生きてもそれはもう私じゃない!」千束はたきなを止め、吉松へアランのバッチを返すのでした。

一方で、リコリスの存在を知られたDA本部の虎杖は、隠蔽のため延空木にいるフキたちの抹殺をリリベルに命令。

楠木指令からの依頼でチーム・喫茶リコリコは、新電波塔に残された仲間を救うべく行動を開始します!。

予想もしなかった目まぐるしい展開の連続でお口はポカーンと半開きの30分!。

心を掴まれ見事に作品の世界の中へと引き込まれてしまいました。

良質のエンターテインメントとは、きっと観ているひとの思考や感情を掌握される作品のことを言うのでしょう。

細かい所を突けばツッコミどころはあるのですが、キャラクターたちの持つエネルギーの成すがままを受け入れるしかない衝動の視聴体験!。

千束とたきなの感情が痛く伝わってきてシンクロするのでありました。

しかし、この感情を大切にするのであれば、ひょっとしたら千束が運命を受け入れるラストとなるのかも!?という不安も生まれてくるのですが・・・。

そこは「理不尽は受け入れ、全力で立ち向かう!」という千束の理念を信じるとしましょう。

それにしても、吉松を殺そうとするたきなの表情が怒りに満ちているのに、どこか泣いているようにも思える作画には圧倒されてしまいます。

吉松を殺すことは新しい居場所をくれた千束の信条を否定するものであって、それを無視してでも千束を救いたいという、たきなの愛情の深さの現れでもあるのだと思います。

ということで、エリカがたきなの抜けた穴を埋めるため奮闘する姿もあって、百合を愛す紳士及び淑女にとってはご飯三杯頂けれるエピソードだったかと(笑)。

そして、男の子版リコリスである「リリベル」の活躍か!?と一瞬心躍った腐女子厨の方々は続き(または続編第2期?)に乞うご期待ということで。

千束と因縁アリアリのようですしね。

ということで、千束と真島がまたもや対峙するという引きのいいラストで終わった今回のおはなしですが、多分次回の最終回では「偽りだらけであっても、平和な日常を受け入れるべきか?」という作品の大きなテーマに対して回答がされるのではないかと思っています。

そして、千束の余命に関わる人工心臓の件ですが・・・。

どういうオチがつくのか正直なところ全く予想がつきません(笑)。

人工心臓はっ実は複数ある、という流れにしないと千束死んじゃうと思うのですけど・・・。

ともかく、ハッピーエンドを願わずにはいられない今回のお話しでありました。

 

とりあえず、命令違反のフキは間違いなく喫茶リコリコ送りですね。

接客に向いてなさそうですが、ある意味でたきなもそうだった(笑)。

ミカを慕っているみたいだし、フキにとってもよい事なのでは?。

そういえばそのミカですが、最終回では吉松との関係に進展があるのかどうか気になるところ。

今回も、頑なにアランチルドレンとしての使命を千束に全うさせようとする吉松の暴走を、ミカが止めると思っていたのですが・・・。

二人が娘である千束の幸福を本当の意味で願う、幸せな結末となって欲しいものです。

 

 

 

 

 



リコリス・リコイル twitterまとめ(作品・グッズ情報)









リコリスリコイル(リコリコ) グッズ情報

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リコリスリコイル 放送局・配信情報

TOKYO MX:毎週土曜 23:30~
とちぎテレビ:毎週土曜 23:30~
群馬テレビ:毎週土曜 23:30~
BS11:毎週土曜 23:30~
AT-X:毎週月曜 22:00~
ABCテレビ:毎週水曜 26:14~
メ~テレ:毎週木曜 26:15~


配信

地上波同時配信:毎週土曜23:30~ ABEMA
一般配信:毎週火曜12:00~ Prime Video、Netflix、dアニメストア、U-NEXT、Hulu 等で配信






スタッフ・CAST声優

スタッフ

原作:Spider Lily
監督:足立慎吾
ストーリー原案:アサウラ
キャラクターデザイン:いみぎむる
副監督:丸山裕介
サブキャラクターデザイン:山本由美子
総作画監督:山本由美子 鈴木 豪 竹内由香里 晶貴孝二
銃器・アクション監修:沢田犬二
プロップデザイン:朱原デーナ
美術監督:岡本穂高 池田真依子
美術設定:六七質
色彩設計:佐々木 梓
CGディレクター:森岡俊宇
撮影監督:青嶋俊明
編集:須藤 瞳
音響監督:吉田光平
音楽:睦月周平
制作:A-1 Pictures

OP主題歌:「ALIVE」ClariS
ED主題歌:「花の塔」さユり(ソニー・ミュージックレーベルズ)


CAST声優

錦木千束:安済知佳
井ノ上たきな:若山詩音
中原ミズキ:小清水亜美
クルミ:久野美咲
ミカ:さかき孝輔