金装のヴェルメイユ 第十二話(最終回) 感想

第12話 感想

ベルメイへアルトが愛を誓ったことで高まった二人の力に押されるアイオライト。

決着が付ようとするも、ヘリオドールに促され名残惜しさと再戦の捨て台詞を残し二人の前から立ち去ります。

そしてファティマもアルトにヴェルメイの事を託し眩い光に包まれて天に消えるのでした。

その約束を守るためジェシカらと稽古に励み、プラチナスクエアとの対決を宣言する生徒会長エレナに意を同じくする決意のアルト。

果たしてプラチナスクエアたちはヴェルメイを利用して世界に何をしようとしているのか?。

そして彼らと敵対する立場をとったエレナも同じく・・・。

災厄の力を巡る戦いは今始まったばかり。

アルトとヴェルメイのこれからに一体何が待ち受ける!?。

 

というわけで、最終回はアルトの告白で恥じらいを身に着けつつも本来のサキュバスっぷりを復活させたヴェルメイの、「アルトとのいちゃいちゃはこれからだ!」エンドとなっていました(笑)。

冗談はさておいて、原作はまだ刊行中なので「おれたたエンド」になるのは仕方ないのですが、もう少しこれからの展開を匂わせるような終わり方にしてよかったのでは?と思います。

特に生徒会長のエレナが腹に一物あるのは視聴者の殆どが忘れていると思われ、たとえ続編(第2期)を制作する予定がなくても続きが気になっている方はコミックを購入すると思うのですよね。

原作通りに今話は作られたのかもしれませんが、ヴェルメイとファティマとの封印の過去など伏線が回収できないのであれば、お話しの風呂敷をさらに広げるというハッタリ(?)を効かせたアレンジも必要だった気がします。

毎週楽しんで観てきましたが、「第2期を作ってほしいなあ!」という最終回となっていなかったのが、ちょっと残念です。

 

 

と厳しい感想を書いてきましたが、ここまで面白かったのは確かですし、熱を込めて語るアルトの表情に何を勘違いしたのかジェシカが頬を赤らめるシーンがあったように、面白くなるポテンシャルを十分秘めているのは間違いないと思います。

ということで、続きはコミックを購入して楽しむと致しましょう。

最初はお色気が売りの紳士アニメかと思いきや、バトル作品だったという期待を裏切る展開が逆に魅力に感じた「金装のヴェルメイユ」でございました!。

 

 


コミックのあらすじ紹介を読むと最終回からの続き(第5巻)も普通に面白そう。

ところで、アルトはヴェルメイに永遠の愛を誓ったわけですが、それを知らないでヴェルメイと張り合っているリリアが可愛いですね。

アルトにだけは淫乱(!)になってしまうというアニメではあまり見ない肉食系ヒロインなところが個人的に好きでした。

あとアルトはもうチェリーボーイではないという認識でいいのかな?。

夜の生活でも立派に「ご主人様」しているとしか思えないのですが(笑)。

 

 

 



 

金装のヴェルメイユ グッズ情報

コミック


ブルーレイ


OP/ED主題歌

Abracada-Boo
石原夏織


 放送局・配信情報

AT-X:毎週火曜日 22:30~
TOKYO MX:毎週火曜日 23:00~
BS11:毎週火曜日 24:00~
サンテレビ:毎週火曜日 24:00~

配信

地上波同時配信:毎週火曜日 23:00~ ABEMA
一般配信:毎週土曜日 24:00~ Amazon Prime Video、U-NEXT、dアニメストア、Hulu 等で配信


スタッフ・キャスト

STAFF

原作:天那光汰・梅津葉子(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)
監督:直谷たかし
副監督:浅見松雄
サブキャラクター・プロップデザイン:冨樫彩菜
総作画監督:立石聖 小林利充 小美戸幸代 青野厚司
色彩設計:長澤諒司
撮影監督:久野充博
音響監督:納谷僚介
音楽:伊藤賢 黒田賢一
音楽プロデューサー:澤畠康二 山田公平
シリーズ構成:髙橋龍也
キャラクターデザイン:立石聖
デザインワークス:反田誠二
CGディレクター:池田裕行
美術監督:松宮正純
編集:梅津朋美
音響制作:スタジオマウス
音楽制作:ポニーキャニオン アップドリーム
アニメーション制作:Staple Entertainment


CAST

アルト・ゴールドフィルド:広瀬裕也
ヴェルメイ:内田真礼
リリア・クーデルフェイト:倉持若菜
マルクス・パールストン:岡野友佑
シャロル・イリデッセンス:石原夏織
フランソワ:中村桜
エレナ・キンバーライト:花澤香菜
シンオウジ・リューガ:興津和幸
ジェシカ・シュバルツ:杉山里穂
クリス・ウェストランド:天海由梨奈
オブシディアン:子安武人