サマータイムレンダ アニメ第9話「流れよ我が涙」感想

2022年春アニメ サマータイムレンダ 第9話「流れよ我が涙」感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介

 

※本編ストーリーに触れているので未視聴の方は「ネタバレ」注意です


 

携帯に残されていた動画に映るオリジナルと影の潮コンビが登場するという衝撃の展開で幕が上がった第9話、潮が死んだ7月21日に一体何が起こったのか?が明かされますが影の元締め(?)の少女・ハイネの登場で無理ゲー感はマシマシに!!。

そして本物の潮の死の場面では切なさもマシマシなのです・・・(涙)。

 


いつも通りのスプラッタ描写とともにコミカルな表情の作画が満載だった第8話。

決してふざけている訳ではなく緊迫している状況だからこそ生まれるギャップが面白く感じる好演出でした

印象的だったのが慎平のカレーを食べる潮の影のシーンで彼女の慎平への想いを考えるとちょっとジーンとくるのものがありますね。

そして潮のその想いは第9話で更に「二倍」となることに!?。

 

 

 

 

 

 

第9話 流れよ我が涙【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第9話 あらすじ

潮の遺した携帯電話に残された一つの動画ファイルには、潮と潮の「影」が二人一緒に写っていた。
出会ってから動画を残すに至るまでの出来事を語り始める二人の潮。
自身を”本物”だと疑わない潮の「影」に戸惑う潮だが、やがて協力して「影」の真相を探るようになる。
動画をみて全ての記憶と力を取り戻した潮の「影」は、慎平たちに潮が死ぬ間際の追体験をさせようと試みる。

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第9話 感想・考察

※原作未読なので考察・推察は個人的な「妄想」の域である事をご容赦下さい

 

潮が水死した7月21日に何が起こったのか?携帯に残された動画ファイルを見て自分の記憶と能力の全てを思い出した影の潮。

今まで視聴してあれやこれやと考察した自分としてはほぼ予想していた通りの出来事が7月21日に起こっていた訳なのですが、唯一違っていたのがオリジナルと影の潮コンビの登場というか二人の共闘でこれは全く予想出来なかった事態です。

コピーされて出現した時点ですでに影の潮にはその自覚が全くなかったという事で潮のコピーって一体何者?という新たな謎が発生したわけで、劇中の影のしおりが影潮に対し「不良品」という言葉をつぶやくところから考えると何らかの原因でコピーに失敗したのは間違いなさそう。

いや、影の自覚がないところを見ると後から付加された物がない混じり気なし「純度100%」の潮とも言えるのではありますが。

 



 

そして新たな展開としては7月21日の潮の記憶に侵入してきた影の元締めと思われる少女・ハイネの再登場ですね。

影の潮が体験した出来事(情報)に入り込む能力が彼女にはある様なのですが、それだけではなく情報に干渉することでそれが現実に影響を与える事ができるみたいで・・。

この能力が慎平の”やり直し”にどんな障害をもたらすのかまだ今は想像が出来ないのですが現実を改変できる力と考えればともかく無敵感はありますよね。

そしてこれから慎平が取るべき行動は?今までのよう個別の影を駆逐するのではなく大元を叩くという方向に戦略の舵を切るのか。

でも影を敵視する竜之介や銀次郎が影の潮と共闘してくれるのかという大きな壁もあって・・・色々と考えるとこれからのお話しの展開が楽しみすぎ!な第9話でありました。

 

 

まるで寄生獣のミギーのよなスピード戦を繰り広げた潮の影でしたが今回観ていて彼女が存在できる時間にはたぶんタイムリミットがあるのだと何となく感じます。

以前のお話しでも潮の影が着ている水着が消えてしまったりとコピー(影)は最後にオリジナルを”捕食”しなければ自分の体を維持できずに消えてしまう、ということがハッキリと名言されそれは本物が火葬され肉体を捕食できなかった潮の影にピッタリと当てはまるわけです。

 

いずれ訪れるそんな最後を潮の影はもう分かっているのでしょうか?。

そしてその時に慎平が想うことは・・・切ない展開が待つている事だけは間違いなさそう。

という事で次回の展開が楽しみです。

 

 

 

切ないと言えば潮の影が本物の澪を守り切れなく死なせてしまうシーンには思わずグッときました。

最初に両者ともにツッコミで息ぴったり!な二人の潮が実に楽しそうに描かれていて、だからこそ潮が沈みゆく場面で効いてくるんですよね。

自分自身だからこそ自分が死に際し最後に思ったことが痛いくらいシンクロできたはず。

最後に本物の潮がきっと思ったのは「慎平のカレーを食べたかった」ということでしょう・・・何て切ないシーンなんだ。

潮の死をどうにか回避させる手段はないものか?なんて思ってしまう私なのでありました。

 








 

サマータイムレンダ グッズ情報

原作コミック



OP/ED主題歌



 

 放送局・配信情報

TOKYO MX・BS11 毎週木曜日24:00~
関西テレビ 毎週木曜日26:55~
アニマックス 毎週土曜20:00〜
J:テレ 毎週月曜日25:00~


配信

ディズニープラス
TVer


スタッフ・CAST声優

スタッフ

原作 田中靖規(集英社ジャンプコミックス刊)
監督 渡辺 歩
シリーズ構成 瀬古浩司
キャラクターデザイン 松元美季
美術 草薙
音楽 岡部啓一、高田龍一、帆足圭吾
音楽制作協力 MONACA
アニメーション制作 オー・エル・エム
制作 小学館集英社プロダクション


CAST声優

網代慎平 花江夏樹
小舟 潮 永瀬アンナ
小舟 澪 白砂沙帆
南方ひづる 日笠陽子
根津銀次郎 浦山 迅
菱形窓 小野賢章
菱形朱鷺子 河瀬茉希
菱形青銅 大塚明夫
小舟アラン 玄田哲章
凸村哲 上田燿司
雁切真砂人 小西克幸