ブラック★★ロックシューター DAWN FALL アニメ第2話 感想

2022年春アニメ ブラック★★ロックシューター DAWN FALL 第2話「Shooter Meets Hacker」【感想&グッズ・配信情報】

 


第二話で更にマシマシになっていくヒャッハーな世紀末観!。

これは宿命の★(星)の元生まれたエンプレスが人類を救うサイバーパンク版救世主伝説「北斗の拳」と言ってよいでしょう(嘘)。

 

現実の世界とシンクロさせているかのようにエンプレスことブラックロックシューターが令和の世に唐突に復活!。

冒頭での機械と少女らが繰り広げる激しい戦闘シーンでは「ねえ何処にいるの?何をしているの?答えてよ!ブラックロックシューター!!」と原作(原曲)の歌詞をなぞる様なセリフも飛び出してボカロ原作房も大満足のスタート!・・・だったかどうかは不明ですが(笑)、主人公のブラックロックシューターが目覚めた時に記憶を失くしている物語の導入は明らかにそれを意識していると思われます。

それにしても機械(AI)に海や大気までもが変えられた最悪の未来図はターミネーターとかマトリックスを遥かに超えていて人類に強い憎しみを感じたもの。

第2話では人の「優しい匂い」を思い出したエンプレスが絶望に生きる人々の未来を変えるため機械との戦いを決意するまでが描かれます。

 

 

 

 

 

 

第2話 Shooter Meets Hacker【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2話 あらすじ

ノリトとミヤを彼らが暮らす山の街まで送ることに決めたエンプレス。
その道中、もと仲間のストレングスから突然襲われる。
自身の右腕からうまれる強力な武器、コイルガンで応戦しようとしたエンプレスだが、エネルギー不足のためにうまくいかない。
不利な戦況にブラックトライクは撤退を進言。
エンプレスたちは逃げるようにその場から立ち去る。
山の街に到着し、行動をともにする平和構築軍の大佐から過去にあった出来事やエンプレスに関係する情報を聞く。
それでもなおエンプレスは「ライトハウス№8」へ行くことをあきらめずにいた。
そのとき、ノリトがエンプレスに頼み事があると言い出した。近くにある病院跡地から必要な物資を持ってきてほしいというのだ。
だがそこには、危険な『ハチの巣』があった。ハチの巣とは、スウォーム・ディヴィジョンの通称であり、集団行動する飛行型ドローンの総称。
人間を捕獲する機能はないが、ただひたすら殺す機械。
ノリトの願いをかなえるべく、エンプレスは依頼を承諾。
そして作戦が決行される!

関連記事

Hi.アニ!

2022年春アニメ新番組 ブラック★★ロックシューター DAWN FALL 第1話「The Good, The Bad …

第2話 感想

エンプレスが自爆ドローンを引き付けている間に病院から医療物資を持ち出すことに成功したノリトたちですが潜んでいた無人軍隊の歩兵ドローンたちの急襲を受けることに。

ドローンに捕まったノリトを助けようとエンプレスは歩兵ユニットを破壊しようとしますが自爆ドローンの攻撃で動けなくなり絶対絶命のピンチに!、しかしその窮地を救ったのは何故なのかかつて仲間であったエンプレスに強い敵意を抱いている人造兵器ユニットの少女・ストレングスでした・・・。

 

 

第2話では人工知能との戦争の結果人類の置かれている窮状が描かれエンプレスが一体何者なのか?という疑問も明らかになることに。

彼女の正体は人類に叛乱を起こした人口知能アルテミス制圧の切り札で人間を改造したヘーミテウスユニットと呼称される戦闘兵器(!)。

そんな人類の守護神であるエンプレスたちは機械との戦いの末に敗北し行方が分からなくなっていたのですが・・・。

 

 

ストレングスがエンプレスに敵意を抱くのは敗北の後に人工知能アルテミスに捉えられ記憶を消され改ざんされたから、なのでしょう。

では何故エンプレスの意識はAIに従うものに変えられていないのか?その理由はエンプレスがたった一つ覚えている「ライトハウスNo.8」の記憶に絡むお話しの大きな筋の一つとして描かれていくのではないかと思います。

 

 

 

今話より登場し駐屯地までの案内を名乗り出た自称地球で5本の指に入る天才エンジニアでハッカー(変態)のモニカ・カブラギですが、エンプレスの失くした記憶に辿り着くための水先案内人について彼女は大きな役割を果たしそうな気がします。

そして今回のカットから察するに”失くしたもの”ということであればそれは大佐についても描かれるお話しがあるという事なのでしょう。

 

お話しの向かうべき方向が照らされたもののまだ謎多きブラックロックシューターの第2話でしたが、今話で作品の持つカラーみたいなものはハッキリしたと思います。

この作品にサブタイトルを付けるとすればズバリ・・・サイバーパンク世紀末救世主伝説!!(笑)。

 



医療品もそうですが生きていくためのガソリンや電力(電池)が枯渇しそれが貴重品となっている「札束なんてトイレの紙にもなりゃしねぇ!」みたいな北斗の拳のような世界観にしびれます。

登場したノリトとミヤの兄妹もバットとリンを意識したキャラクターなのかも?なんて思ってみたりして。

 

そして次回登場しお話しのメインとなりそうなカルト教団・教育機関がモヒカンこそしていませんが、「ヒャッハー!」な感じで人々を機械に従属させようと蹂躙する画がありありと浮かびます。

これにはエンプレスちゃんも「てめえらの血はなに色だーっ!! 」という展開になること必至(笑)ということで次回が楽しみです。

 

 

てめえらの血はのくだりを書きましたが、今話の端々で少し感じたのが戦っているのは本当に機械なの?ということ。

人工知能が搭載されたイカした戦闘バイク・ブラックトライクによるとエンプレスたちヘーミテウスユニットは元々人間だった少女をDNA生体素材で改造した兵器とのことで、実は地球だったとか実は人間だったという展開やオチはSF作品でよく観るもの。

人工知能アルテミスも実は・・・?なんて展開を想像してみたりして。

 

シリーズ構成と脚本が深見真ということでかつて関わった作品「PSYCHO-PASS サイコパス」を連想してしまうのですよね。

犯罪者を見つけ裁くシビュラシステムは実はそれは○○だった、みたいな。

前の感想でも書いたのですがテーマとして描くのは「人と機械との関係性」ではなく「そもそも人間とは何か?」という事を訴えてくる作品になるのではと勝手に思ったりします。

また立ち戻りますが「てめえらの血は何色だ!」のセリフは人間に対して通用するもの。

さてどんな展開が待っているのでしょうか?考察が捗ります。たぶんハズれだけど(笑)。

 





 

 

ブラック★★ロックシューター DAWN FALL グッズ情報

ブルーレイ



OP/ED主題歌

 


 


ブラック★★ロックシューター DAWN FALL スタッフ・キャスト

原作 ブラック★ロックシューター
監督 天衝
シリーズ構成・脚本 深見真
シリーズ構成協力・脚本 吉上亮
キャラクター原案 huke
コンセプトデザイン 友野るい 石渡マコト(ニトロプラス) 太田幼女(ニトロプラス)
キャラクターデザイン/総作画監督 野中正幸 中川耀
アニメーション制作 バイブリーアニメーションスタジオ バイブリーアニメーションCG
製作 ブラック★★ロックシューター DAWN FALL 製作委員会 UNLIMITED PRODUCE by TMS
オープニングテーマ 「ASEED」ZAQ
エンディングテーマ 「Before the Nightmare」高槻かなこ

 


キャスト声優
エンプレス[ブラックロックシューター] 石川由依
デッドマスター 早見沙織
ストレングス 潘めぐみ
大佐 桐本拓哉
モニカ 朝井彩加
ブラックトライク 久野美咲
ノリト 堀籠沙耶
ミヤ 伊藤あすか
ルナティック 友永朱音
スマイリー 杉田智和


放送・配信情報

TOKYO MX 毎週日曜23:00~
サンテレビ 毎週日曜24:30~
KBS京都 毎週日曜24:00~
テレビ愛知 毎週日曜26:05~
BS11 毎週日曜23:30~
アニマックス 毎週土曜21:30~


配信

ディズニープラスで見放題独占配信