転生したら剣でした 第1話 感想 (2022年秋アニメ新番組)

2022年秋アニメ新番組 転生したら剣でした 第1話 「モフ耳が出会ったのは剣でした」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介

 

「力が欲しい!」剣となった転生者を装備した、奴隷の猫耳少女フランが進化を目指す異色のなろうストーリー、それが「天剣」。

コミカルとシリアスが同居する作風と熱が込められた剣撃シーン、そして猫耳ロリっ子のフランの見せるキツイ睨み顔に魅せられること間違いなし!?。

 

 


 

 


ABEMAにて先行配信された2022年秋アニメ新番組「転生したら剣でした」を視聴しましたので、早速感想を書いてみたいと思います。

あらかじめPVを観ていて、その時に印象が強かったのは、どこか俯瞰気味に感じる主人公「剣」の声(三木眞一郎さん)で、それは無職転生の杉田智和さんを彷彿とさせるもの。

この作品のタイトルの元ネタ(!?)となっているのかどうか分かりませんが、「転生したら〇ライムだった件」もそうだったように、強キャラ感を出すためなのかわざと力を抜いた主人公となるのは異世界転生モノのお約束みたい。

「なんちゅうモノに転生してしまったんだ!」という王道に加え、もう一つ目を引くこととなったのが主人公の一人となる奴隷の少女フランの剣撃シーンで、こちらは盾の勇者のラフタリアを連想させる王道ぶり。

これは面白くならないはずないでしょう!と視聴を決めたのでありました。

我ながら「なんちゅうミーハーで浅いアニメとの向き合い方なんだ」(笑)とは思いますが、視聴してみると先に書いた通りの部分と、この作品ならではの魅力も見えてくることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1話 「モフ耳が出会ったのは剣でした」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1話 あらすじ

不慮の事故で異世界に転生し、剣になってしまった“彼”。
奴隷として虐げられ、魔獣に襲われる黒猫族のフラン。
強さを与えたい者と強さを求める者、その2人が邂逅する――

転生したら剣でした――。

「知性を持つ武器」と呼ばれる“剣”として異世界に転生した彼は、装備者との出会いを夢見ながら、孤独にスキル収集に励んでいた。
ある時、迂闊にも魔力を吸収される「枯渇の森」へ踏み入り、一歩も動けなくなってしまう。
途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女フランに出会う。

フランは巨大な魔獣に襲われ、絶体絶命の危機に陥っていた。
彼女は眼前に突き刺さっていた彼を引き抜き、その力で窮地を脱すると、彼を「師匠」と名付けて正式に装備者となるのだった。

冒険者となったフランと師匠は、お互いにスキルを磨きながらクエストをこなしていく。
フランは強さの果てにある「進化」を目指すために、師匠は少女の「願い」を叶えるために。

猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる!

第1話 感想

異世界への転生者えある”彼”は剣でありながら自由に動きまわる事ができ、周囲のモンスターを倒し様々なスキルを獲得しそのレベルを上げていきます。「せっかく剣に転生したからにはいつか俺を装備した奴を強くしてやりたい!」なぜかそう意気込んで周辺のエリアにいるモンスターを狩りまくることに。

しかしモンスターが生息できるエリア5の外側に出た途端に魔力が地面に吸収され一寸も身動きが出来なくなります。最初は美少女エルフにでも拾ってもらえれば・・・と楽観していましたがそのまま一か月が過ぎ焦る剣。

そんな時に奴隷として使役されている黒猫族のフランが双頭のモンスター・ツインヘッドベアに襲われている場面に出くわします。次々と人間を喰らっていく恐ろしいモンスターを目の前にするも「死ねない!」と瞳に激しい闘志の光りをたぎらせるフランに剣は強く囁きます。

「俺を使え」と。

 

序盤は異世界に何故か剣の姿で転生した彼が何となくの動機でイージーにその力をあげていくという、この手の作品にありがちな「現世より死んだ方がマジ幸せ!」みたいなお気楽な展開だったのですが奴隷の少女フランの登場で雰囲気がガラッと変わります。

進化して強くなり両親の夢を果たしたい!、そのために絶対に死ぬわけにいかないというフランによってお話しはハードモードにチェンジしシリアスな味付けへ変わっていくのでありました。

 

 

ということでフランにより「師匠」と名付けられた剣とのサクセスストーリーが物語の大きな筋となるはずで、これからのお話しではフランが願う「黒猫族の進化」とは一体何ぞや?というのが明かされてよりストーリーの進む方向性が明確になっていくのではないかと思います。

師匠を装備すればまあ間違いなく強いのでしょうが、そうではない展開の進め方が興味をそそります。

 

第一話の見どころは師匠を装備してのフランのモンスター戦ですね。自分の体よりも大きい剣を振り回してフランは戦うのですが、剣士の強さを得たというもののどことなく拙くも見えるような剣撃シーンがよく練られ作画されているよう思え逆にそれがカッコイイ!。

この手の作品だとシュッ!と剣筋が光ってそれで終わりというエコな作画(笑)になりがちだと思うのですが、確かに「力を得た!」という説得力のある師弟関係の誕生を感じるドラマティックな場面となっていたたのではないでしょうか。

そしてもう一つ上げるとすれば猫耳ロリっ子のフランが頻繁に見せるキツイこの表情(喜)。

 

 

異世界転生モノでケモ耳ロリっ子と言えば「盾の勇者」のラフタリア(幼)が世間の認知を得られているかと思いますが、基本従順なラフタリアとは違い好戦的な表情を隠さないフランのこの睨み顔は堪らん!。

この顔からの萌え顔もしくは逆の落差はもはや御馳走だよ・・・ということで次回以降も是非お願いところで、こんな邪まな大人(ロリコン)たちをどんどん切り捨て成敗して欲しい!と思った天剣の第一話でございました(笑)。

 

ラフタリアとは正反対であるようにフランのことを書きましたが盾の尚文にあたる「ししょー」に従順であるところはラフタリアと同じでポイントが高いところであります。そしてラフタリアはあっという間に成長したので一部の衆(!?)から不評を買うことになったのですが、フランはその点を考慮しているはずなのである層からの固定人気は得られそう?。

フランが進化を目指す成長のお話しなのに「成長して欲しくない」とはこれ如何に?(笑)。

 

 

 










転生したら剣でした グッズ情報

原作小説


コミック


 

 放送局・配信情報

TOKYO MX:10月5日より 毎週水曜日 23:00~
ABCテレビ:10月5日より 毎週水曜日 26:14~
BS朝日:10月7日より 毎週金曜日 23:00~
AT-X:10月7日より 毎週金曜日 21:00~ [リピート放送]毎週火曜日 9:00〜/毎週木曜日 15:00〜

配信

地上波1週間先行・独占配信:9月28日より毎週水曜日23:30~ ABEMA で配信

 




スタッフ・CAST声優

スタッフ

原作:棚架ユウ(GCノベルズ『転生したら剣でした』/マイクロマガジン社刊)
キャラクター原案:るろお
監督:石平信司
シリーズ構成・脚本:永野たかひろ
キャラクターデザイン・総作画監督:齋藤温子
助監督:清水一伸
師匠デザイン:浅沼信也
モンスターデザイン:有澤 寛、工藤糸織、桑原良介
キーアニメーター:芳賀 亮
総動画監修:髙橋知也
色彩設計:高木雅人
美術監督・設定:佐藤正浩
美術ボード:永吉幸樹
プロップデザイン:桑原良介
撮影監督:小野寺正明
編集:定松 剛
音響監督:はたしょう二(サウンドチーム・ドンファン)
音楽:高梨康治(Team-MAX)
アニメーション制作:C2C
製作:転剣製作委員会

 


CAST声優

師匠:三木眞一郎
フラン:加隈亜衣
アマンダ:小清水亜美
クリムト:羽多野 渉
ドナドロンド:稲田 徹
ネル:大久保瑠美
ガルス:辻 親八