機動戦士ガンダム 水星の魔女  第1話 感想 (2022年秋アニメ新番組)

2022年秋アニメ 機動戦士ガンダム 水星の魔女 第1話「魔女と花嫁」 感想・考察【関連グッズ・配信放送情報紹介

 

重すぎるプロローグとは打って変わって、第一話は今風なノリの学園ガンダムに!。

キョドりすぎで冴えない主人公のスレッタが、エアリアルに乗って無双する展開は、どこかのなろう系で見た光景(笑)。

さて、第一話でもう学園トップの座を獲得したスレッタでしたが、これからはミオリネとの婚約者の座(百合)を守るために戦う・・・のかな?。

 


 

 


 

前回放送された第0話で描かれたのは、この作品の世界観説明と評議会の特殊部隊のヴァナディース機関への魔女狩りによってエリー(スレッタ)に呪いの力が発現し、その急襲から母娘を逃がすため父が命を落としてしまうという非常に重いもの。

そのお話しの設定の中で特に目新しく感じたのが、企業が強大な力を持っているということ。

モビルスーツという軍用兵器を保有運用し、自分たちの権益を侵す存在に武力をもって対応する様が前話では描かれていました。

今までのシリーズだと、大抵は国家が大きな力を持ちその勢力同士の争いに主人公たちは巻き込まれ翻弄されるというのが定番の筋で、そうではなくとも国家という存在を抜きにガンダムというストーリーは成立しない部分があったかと思うのですが、現在の世界情勢に沿って考えれば企業が大きな力を持っていて国さえも動かすというのは、実に今時であるなあと感じました。

流石に軍隊を保有している企業は今のところありませんが、流通経済が大きな武器となっているのは現在起こっている軍事紛争が証明しているところだと思います。

さて、非常に重い呪われた宿命を背負い成長したスレッタ(エリー)ですが、それを吹き飛ばすように「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」という展開を見せてくれるのか?。

 

 

 

 

 

 

 

 

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第1話 「魔女と花嫁」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1話 あらすじ

宇宙産業の大手ベネリットグループが経営する、アスティカシア高等専門学園。
水星からの編入生スレッタ・マーキュリーは、学園での新生活に胸を躍らせていた。
だが到着間近、彼女は宇宙を漂う一つの影を発見する。

 

第1話 感想

船外服で宇宙を漂う人影に遭難者と勘違いし慌てて救助をするスレッタ・マーキュリーでしたが、助けた少女の口から飛び出したのは「あんたのせいで台無し!責任取ってよね!!」という予想外の言葉。

少女の名は「ミオリネ・レンブラン」。経営戦略科2年で学園理事長でもあるベネリットグループの総裁・デリング・レンブランの一人娘で、父の決めた許嫁の件に反応し地球へと逃げ出したのでした。

そんなミオリネの許嫁で力づくで彼女を自分のものにしようとするのが学園NO1パイロット「ホルダー」の称号を持つグエル・ジェターク。

彼の横暴さにスレッタは学園での揉め事の解決手段であるモビルスーツを用いての「決闘」を申し込むのですが・・・。

 

第1話を観ての感想はズバリ一言「学園もの」ですね。制作発表時にアナウンスされていた通りのコンセプトで第0話のプロローグとは全く趣きが違うもの。

パンを咥えて「遅刻遅刻う~」ではないですが転校初日にごっつんこした相手と「あー!、あんたあの時の!?」みたいな再会シーンはもはや学園ラブコメの導入部ですね(笑)。

決闘を取り仕切る「決闘委員会」なる学生組織もまるで生徒会や風紀委員のノリで許嫁問題はらんま1/2を思い起こさせる王道ラブコメのシュチュエーションです。

そして何よりモビルスーツパイロット育成を中心にした学びの場であるアスティカシア高等専門学園の光景は「トップをねらえ!」の沖縄女子宇宙高等学校を思い出させ、もう「百合を愛でろ!!」と言わんばかりの圧力が。

何というか・・・褒め言葉としてこんなガンダム見たくなかった(笑)。

今までのガンダムになかったものが全てある感じでミーハーガンダムと言ったらいいのかな?。

でもこれまでシリーズに一切注入されることがなかったが故にこれらのエッセンスが衝動を生むことになったのは実に嬉しい皮肉です。

 

そして主人公のスレッタですが一見まったく冴えないけれど実はすごい能力の持ち主で周囲を感嘆させる展開は王道のラノベ主人公キャラですね。

そして一部のファンからは「水星たぬき」というニックネームを付けられてしまう美少女からは程遠い彼女ですがこの困り顔のなんと似合っていること(笑)。

それにしてもなろうラノベとは違い早速第一話で学園NO1の地位を獲得してしまうスレッタでしたが・・・。

この一位の座は単なる通過点という風に考えるとワクワクが止まらない!。

そんな諸々の楽しさが溢れていた始まりの第一話でした。

 

スレッタとエアリアルの正体に気づくパイロット科三年のエラン・ケレスですが彼が敵となるのか味方に付くのかで大きく展開が変わってきそうです。

ところでしばらくはホルダーの地位を奪わんと学園内の生徒がエアリアルに決闘を仕掛けてくるという展開になるのかな?。

それともミオリネの婚約者の座を狙ってくるとか?後者の方が浮かれた感じで好きなんですけど(笑)。

さて次回の展開は?来週のお話しが楽しみです。

 

エアリアルの無双感溢れる作画が凄かった!ファンネル(ビットステイヴ)を展開してグエルのディランザを一撃で撃破するシーンは魔法攻撃のノリでありました。このエアリアルはプロローグで登場したルブリスを進化させた機体であることは間違いなさそうですが、恐らくはこれ以外にも隠された力がありそう。

 

ミオリネってガチのレズっ子なのかな?それともただ親に反抗し同性のスレッタとの婚約を受け入れただけ?。

スレッタとミオリネの関係性の変化もこれから気になるところですね。

女の子がスレッタに決闘を挑む展開とかがあればミオリネのその本心を知る事ができるのかもしれません。

 














 

 放送局・配信情報

2022年10月2日より毎週日曜午後5時~ MBS/TBS系全国28局ネットにて放送開始


配信

見放題配信

毎週日曜18:00~
バンダイチャンネル
ガンダムファンクラブ
Hulu
ABEMA
U-NEXT
dアニメストア
Disney+
TELASA
J:COMオンデマンドメガパック
milplus

毎週木曜18:00~
WOWOWオンデマンド
Prime Video
ひかりTV
アニメ放題
ふらっと動画


都度課金配信

毎週日曜18:00~
バンダイチャンネル
毎週木曜18:00~
TELASA
J:COMオンデマンドメガパック
milplus
Prime Video
ひかりTV
dTV
FOD
Google Play
ビデオマーケット
GYAO!ストア
music.jp
RakutenTV
HAPPY!動画
ムービーフルPlus
ニコニコチャンネル

 




スタッフ・CAST声優

スタッフ

企画・制作:サンライズ
監督:⼩林 寛
シリーズ構成・脚本:⼤河内⼀楼
原作:矢立 肇 富野由悠季
キャラクターデザイン原案:モグモ
キャラクターデザイン:田頭真理恵 戸井田珠里 高谷浩利
メカニカルデザイン:JNTHED 海老川兼武 稲田 航 形部一平 寺岡賢司 柳瀬敬之
チーフメカアニメーター:久壽米木信弥 鈴木勘太 前田清明
副監督:安藤 良
設定考証:白土晴一
SF考証:高島雄哉
メカニカルコーディネーター:関西リョウジ
設定協力:HISADAKE
プロップデザイン:絵を描くPETER えすてぃお
コンセプトアート:林 絢雯
テクニカルディレクター:宮原洋平
美術デザイン:岡田有章 森岡賢一 金平和茂 玉盛順一朗 上津康義
美術監督:佐藤 歩
色彩設計:菊地和子
3DCGディレクター:宮風慎一
モニターグラフィックス:関 香織
撮影監督:小寺翔太
編集:重村建吾
音響監督:明田川 仁
音楽:大間々 昂
製作:バンダイナムコフィルムワークス 創通 MBS

 


CAST声優
スレッタ・マーキュリー:市ノ瀬加那
ミオリネ・レンブラン:Lynn
グエル・ジェターク:阿座上洋平
エラン・ケレス:花江夏樹
シャディク・ゼネリ:古川 慎
ニカ・ナナウラ:宮本侑芽
チュアチュリー・パンランチ:富田美憂
デリング・レンブラン:内田直哉

-PROLOGUE-
エリクト・サマヤ:市ノ瀬加那
エルノラ・サマヤ:能登麻美子
ナディム・サマヤ:土田 大
カルド・ナボ:一城みゆ希
ナイラ・バートラン:小島幸子
ウェンディ・オレント:大地 葉
デリング・レンブラン:内田直哉
サリウス・ゼネリ:斧アツシ
ヴィム・ジェターク:金尾哲夫
ラジャン・ザヒ:花輪英司
ケナンジ・アベリー:上田燿司