はたらく細胞BLACK　 第3話「興奮、膨張、虚無。」第4話「最前線、淋菌、葛藤。」　感想・作品情報まとめ

第3話　あらすじ

感想（第4話）

生殖行為で体内に侵入した淋菌を駆逐するため尿道部へ集結し総力戦を繰り広げる白血球たち！。しかし淋菌の細胞核は固く彼女たちの攻撃は通らず、挙句蹂躙され倒され膿へと化す白血球たち・・。敗北しか待っていなくてもただ「戦う」彼女たちの姿を見て赤血球・AA2153は決意します。

「僕も命がけで酸素を運ぶ！！——、と。

前半（第3話）の赤血球の迷いを吹き飛ばすアツい展開に目はうるうる（涙）。抵抗の末捉えられた白血球たちへ凌辱の言葉を吐きかける淋菌に「膿は汚くない！！」と叫ぶ赤血球。それは自分たちを守るため彼女たちが捨て身で挑んだ戦いの果ての証なのだから、と。

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外部からの助っ人・抗生物質（ペニシリン）が来るも白血球の隊長は激闘の末に逝ってしまった事が分かるシーンがまた・・泣けます。それにしても今回のお話しでは上層部と現場との考えの違いが描かれたりと細胞たちは更にリアルな擬人化がされていました。

免疫力が落ちている危機的な状態だというのに協力することなく、自分たちの仕事を進めようとする細胞たち。何だかコロナ化の現実世界のことを風刺しているようにも思え・・この動きが更に状況を悪化させるきっかけとならなければよいのですが。

この第4話を見るまでは思いのほか暗いエピソードの数々をどう受け止めれば！？なんてことも思っていたのですが、AA2153の成長の姿に一筋の希望を感じます。体内の危機的な状況に立ち向かう赤血球・AA2153や白血球・1196に、比喩ではなく現実に大きな病に侵された社会とそこで生きている我々の姿を重ね合わせ彼らに声援を送りたいですね。

今回ペニシリンの投与という手助けはありましたが、なんだかんだで「体の主」自身が細胞たちへの最大の攻撃者となっている気が（笑）。冗談ぬきでやはりストレスは社会の敵なのよね・・というか勃起にしても淋菌にしても全部薬頼みとは（笑）。

生活改善しないと今に大きなツケが回ってきそう・・。

ザ・ストレス

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『はたらく細胞BLACK』放送・配信情報

放送局

TOKYO MX：毎週(土)24：00～
とちぎテレビ：毎週(土)24：00～
群馬テレビ：毎週(土)24：00～
BS11：毎週(土)24：00～
MBS：毎週(土)24：00～
テレビ愛知：毎週(火)27：05～
北海道放送：毎週(日)25：55～
RKB毎日放送：毎週(日)25：50～
AT-X：毎週(日)21：30～※リピート放送：毎週（水）29:00／毎週（日）6:30

配信

アマゾンプライム・NETFLIX・Hulu・U-NEXT等で配信

1. 第一話 喫煙、細菌、終わりの始まり。

 スタッフ・CAST

STAFF

原作：原田重光　初嘉屋一生　清水茜（講談社「モーニング」連載）
監督：山本秀世
シリーズ構成・脚本：森ハヤシ
キャラクターデザイン：安彦英二
メカニックデザイン：氏家嘉宏
アクションエフェクト作画監督：神谷智大
美術監督：佐藤正浩　塚原千晶
美術監督補佐：大田麻友香
色彩設計：岡亮子
3DCGIディレクター：原一晃(旭プロダクション)
撮影監督：髙津純平
撮影監督補佐：高村真実
編集：長谷川舞
音響監督：田中亮
音響効果：北方将実
音響制作：スタジオマウス
音楽：菅野祐悟
音楽制作：アニプレックス
アニメーション制作：ライデンフィルム

CAST

赤血球（AA2153）：榎木淳弥
赤血球（AC1677）：KENN
白血球（1196）：日笠陽子
白血球（8787）：Lynn
白血球（1212）：内山夕実
主細胞：鳴海崇志
血小板：久保ユリカ
マクロファージ：椎名へきる
肝細胞：ブリドカット セーラ 恵美
脳細胞（司令）：平川大輔
ナレーション：津田健次郎