2021年冬アニメ新番組 はたらく細胞BLACK 第1話「喫煙、細菌、終わりの始まり。」感想・作品情報まとめ

人気作品「はたらく細胞」のスピンオフアニメ、付け足されるそのコードはBLACK!。過酷な体内労働の意味を問う赤血球へのアンサーは・・何も考えずに働け!?。まるで現実世界のような終わりに向かって突き進む過酷な体内ワールドの物語が開幕です。

・2021年冬アニメ新番組『はたらく細胞BLACK』第1話「喫煙、細菌、終わりの始まり。」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

 

 

第1話【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1話 あらすじ

ここは人間の体の中。赤芽球から脱核した赤血球たち達は、明るい雰囲気の職場紹介映像を見た後に研修に向かうが、そこに待っていたのは、何も教わらないまま先輩から無茶振りされる仕事の数々。とまどいながらも体中へ酸素の配達に向かう赤血球(AA2153)だったが、職場紹介映像で見た細胞たちは、過酷な労働によりすっかり変わってしまっていた――(HP引用)

脚本 森ハヤシ  絵コンテ 山本秀世  演出 北村淳一

アニメ視聴感想(1話)

今シーズンの土曜日は「はたらく細胞アワー」としてなんとシリーズ2作品が連続で放送されることに。人間の体内を現実の社会に置き換え細胞を擬人化した学習アニメ風の「はたらく細胞」を観てほっこりしていたら・・続けざまにとんでもない番組を放り込んできやがった(笑)。

はたらく細胞のスピンオフであるその作品につけ加えられたコードはBLACK。どこかで何となく知った前情報だと成人病が描かれる「大人のはたらく細胞」という感じだったのですが、描かれていたのはそんな生易しいものではなくまさに現実動揺のブラック社会!!。

はたらく事の意味に疑問を持った赤血球・AA2153に返されたアンサーは、何も考えずに感情を殺して働け!?。
体内を現実世界に置き換えたお話しが本家だとすると、逆にBLACKは我々がリアルに生きている状況を体内世界という舞台で描いているようで・・。現実以上に現実なこの作品では学習番組の側面はほぼゼロとなり、すなわち「子供は絶対に見ちゃいけません!」ということで(笑)。

もう少し本家と違っている点を挙げると赤血球と白血球の性別が逆になっているという所でしょうか。赤血球が働きはじめの新米というのは変わらないのですが、初々しさ溢れる童貞キャラに変更(笑)。そして白血球・1196は童貞キラーっぽい(!)ナイスバディな容姿のお姉さんキャラへと変更されているのですが、雑菌許すまじ!という熱血キャラであるオリジナルの好中球(白血球)とは違いその瞳はどこか悲し気でもあり・・。

話しは変わりますが津田健次郎さんのナレーションが途轍もなくGOOD!、このハードでシリアスな物語の語り部としてこれ以上のキャスティングはない!!。オリジナルの方の能登麻美子さん同様にそれはもうハマっていると思います。

終わりが始まった絶望しかないこの(体内)世界で細胞たちはどう抗い、そして働いていくのか・・が作品で描かれる見どころとなりそうですね。それは出口が閉ざされた厳しい「今」を生きる私たちにリンクしたお話しになるとも言えそうです。

なので立ち向かった先にはきっと・・という光が見えるお話しになるといいな。そう願いつつ来週の放送を楽しみに待ちたいと思います。

先に本家との違いを書きましたが、オリジナルと違って守ってあげたくなる気持ちは微塵も湧いてこない血小板ちゃんたち(笑)。体内環境と同じで荒みきっているのです・・。それと違うという部分でとにかく体内の背景が汚い!もうちょっとマイルドに表現することは出来ないものなのか。

コレステロールやタバコのタール、そして老化のためなのか酸化で所々サビが出ていて・・って、あれ?これ自分の体の中と同じじゃない?(笑)。

『はたらく細胞BLACK』twitterまとめ&商品紹介 (2021.1.9)

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『はたらく細胞BLACK』放送・配信情報

放送局

TOKYO MX:1月9日(土)より24:00~
とちぎテレビ:1月9日(土)より24:00~
群馬テレビ:1月9日(土)より24:00~
BS11:1月9日(土)より24:00~
MBS:1月9日(土)より27:08~
テレビ愛知:1月12日(火)より27:05~
北海道放送:1月10日(日)より25:55~
RKB毎日放送:1月10日(日)より25:50~
AT-X:1月10日(日)より21:30~※リピート放送:毎週(水)29:00/毎週(日)6:30

配信

アマゾンプライム・NETFLIX・Hulu・U-NEXT等で配信

 スタッフ・CAST

STAFF

原作:原田重光 初嘉屋一生 清水茜(講談社「モーニング」連載)
監督:山本秀世
シリーズ構成・脚本:森ハヤシ
キャラクターデザイン:安彦英二
メカニックデザイン:氏家嘉宏
アクションエフェクト作画監督:神谷智大
美術監督:佐藤正浩 塚原千晶
美術監督補佐:大田麻友香
色彩設計:岡亮子
3DCGIディレクター:原一晃(旭プロダクション)
撮影監督:髙津純平
撮影監督補佐:高村真実
編集:長谷川舞
音響監督:田中亮
音響効果:北方将実
音響制作:スタジオマウス
音楽:菅野祐悟
音楽制作:アニプレックス
アニメーション制作:ライデンフィルム

CAST

赤血球(AA2153):榎木淳弥
赤血球(AC1677):KENN
白血球(1196):日笠陽子
白血球(8787):Lynn
白血球(1212):内山夕実
主細胞:鳴海崇志
血小板:久保ユリカ
マクロファージ:椎名へきる
肝細胞:ブリドカット セーラ 恵美
脳細胞(司令):平川大輔
ナレーション:津田健次郎