バック・アロウ 第2話「夢はまったく迷惑なのか」感想・作品情報

二大大国・レッカとリュートの争いに翻弄されるエッジャ村、エルシャ達に「壁の外」へ一緒に行こうと提案するアロウ。そして地下から出現した城艦(ふね)の登場で、お話しは「スペースランナウェイ」へと展開する予感が!?。でも誰も死なないストーリーは「白富野」だったりもします(笑)。

・2021年冬アニメ『バック・アロウ』第2話「夢はまったく迷惑なのか」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

前回の感想

Hi.アニ!

令和2年のアニメというのにどこか懐かしい2000年代の香りがする新番組「バック・アロウ」、しかしそれはア […]…

第2話「夢はまったく迷惑なのか」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2話 あらすじ

壁の外に帰りたいバック・アロウは、レッカ剴帝国のシュウと出会う。助力を申し出るシュウの言葉に従いエッジャ村に残るアロウだが、村には彼を養う余裕はない。精一杯の食糧を渡されたアロウは、人知れずエッジャ村を去ったのだった。その後まもなく、リュート卿和国からアロウの引き渡しを持ちかけられたイキ合愁国が、アロウ探索に村へとやってきた。しかしすでにアロウが村を去ったと知ると、全てをなかったことにするために村を襲う。その混乱のなかエルシャは、地中に眠る巨大な「何か」を起動させるのだった。
一方その頃レッカ凱帝国のシュウは、「壁の外から来た男が世界を滅ぼす」という予言を知り――。(HP引用)

脚本:中島かずき 絵コンテ:須永 司 演出:Won Chang hee 作画監督:MARUアニメーション

感想(第2話)

やっとパンツを履いたアロウは壁の外を目指して直走りますが、思っていたよりも壁までの道程は遠い。そんなアロウに協力を申し出たシュウに従いエッジャ村に戻ったアロウですが、彼の身柄を確保せんとする二大大国どうしの争いに村の人々は巻き込まれて・・。

その最中、村の地下から「何か」が動き始めます。

シュウが盗み読んだ禁書に書かれていた「壁の外から来た男が世界を滅ぼす」予言といい、これはスペースランナウェイ・イデオン♪な展開になる予感(笑)。次回予告のタイトルが「巨大な城艦(ふね)は希望になるか」となっていて、お話しは「少年・少女たちが艦船に乗り逃げ惑う」という富野アニメの王道の展開となりそう?。

一方でアロウとの戦闘で敗れた敵は「死なない」という展開は先に書いた伝説巨神イデオンに代表される「皆殺しの富野」とは対極の、戦闘メカ・ザブングルのように誰も死ぬことが無い「白富野」のストーリーのようでもあります

前回(第1話)の感想では2000年代に放送されたアニメの香りを感じると書いたのですが、第2話ではそれだけでは止まらないアニメとしての「王道の面白さ」も感じました。テンポのよいセリフのキャッチボールも富野節に聞こえたりで(笑)。

敵の「信念」が紹介されるテロップは毎回登場することとなりそうですね。ところでバインドワッパーを装着した者の「信念」の強さがブライハイトの戦闘力を決定するのだと思うのですが、記憶が無い故に(?)信念も無いアロウの「ムガ」が強いのは何故に?。

ブライトハイトや壁の外には何も無い、等々お話しに登場したいくつかのワードを考えると、この作品が描きたいテーマの一つに「信じる」という事があるような気がします。信念のぶつかり合いだけでない様々な「信じる」物語が描かれていくのかも。

「信じる」の対義語は「疑う」ですが先に書いたイデオンでは、敵対する者どうしが疑心暗鬼となって戦いが始まり最後は全員が死ぬという最悪の結末でお話しは終わります。この作品が作られた背景には、その当時の米・ソ冷戦があったと個人的に思っていて・・その頃はいつ世界大戦が起こってもおかしくない世情でもあったのです。

そして今はというと・・米・中ニ大国どうしの激しい対立の始まりを感じますし、それどころか80年代にはなかった個人の「信じる」思想を巡っての対立も。それは当時はなかったSNSのせいなのか・・。主人公がマッパで登場するという導入に反して実は意味あるメッセージ性を含んだ作品なのかもしれませんね。

・・と堅い話を書きましたが、基本は明るい白富野でお話しは進んでいくのかと。キャラクターが走る姿が描かれるエンディングは名作の証、そして走った先に待っているものは?・・来週の放送もとても楽しみです。

 

『バック・アロウ』twitterまとめ (2021.1.15)



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『バック・アロウ』放送・配信情報

放送局

TOKYO MX:1月8日(金)24:00~
群馬テレビ:1月8日(金)24:00~
とちぎテレビ:1月8日(金)24:00~
BS11:1月8日(金)24:00~
ABCテレビ:1月9日(土)26:30~
AT-X:1月11日(月)21:00~

配信

アマゾンプライム・Hulu・U-NEXT等で配信

 スタッフ・CAST

STAFF

監督:谷口悟朗
シリーズ構成・全話脚本:中島かずき
キャラクター原案:大高 忍
キャラクターデザイン・総作画監督:菅野利之
ブライハイトデザイン:天神英貴
CGアクションスーパーバイザー:山根理宏
音楽:田中公平
CG制作:ダイナモピクチャーズ
撮影:チップチューン
背景:スタジオワイエス
アニメーション制作:スタジオヴォルン

CAST

バック・アロウ:梶 裕貴
アタリー・アリエル:洲崎 綾
エルシャ・リーン:小澤亜李
ビット・ナミタル:小野賢章
カイ・ロウダン:置鮎龍太郎
シュウ・ビ:杉田智和
レン・シン:潘めぐみ
フィーネ・フォルテ:小清水亜美
プラーク・コンラート:小松未可子
バーク・リーン:河本邦弘
ソーラ・アシン:関 智一
アニー:上田麗奈
ジム:松本沙羅
トム:永瀬アンナ
サム:長縄まりあ
ゼツ・ダイダン:堀内賢雄
テイ・ホウワ:三宅健太
バイ・トウアツ:稲田 徹
ゴウ・ザンガ:檜山修之
バラン・スジータ:間宮康弘
ピース・グリンハウス:遠近孝一
デマイン・シャフト:北沢 力