2021年冬アニメ新番組 バック・アロウ 第1話「飛んで来た男にパンツはあるか」感想・作品情報まとめ

令和2年のアニメというのにどこか懐かしい2000年代の香りがする新番組「バック・アロウ」、しかしそれはアニメが一番「アツかった」頃の熱量を秘めているという事でもあり一周回って逆に新しいかも?。そしてその時代を代表する声優・杉田智和さんの演技にも注目です!。

・2021年冬アニメ新番組『バック・アロウ』第1話「飛んで来た男にパンツはあるか」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

 

INTRODUCTION
リンガランド。その地は、壁に囲まれた世界。壁がその地を覆い、守り、育み、育てた。壁は神——それがその大地、リンガリンドの根幹である。
ある日、リンガリンド辺境の地「エッジャ村」に謎の男「バック・アロウ」が現れる。アロウは記憶を失っているが、自分が「”壁の外”からやってきた」ことだけはわかると言う。
記憶を取り戻すために壁の外を目指すアロウだったが次第に、自身を巡る争いに巻き込まれていく——

第1話【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1話 あらすじ

巨大な壁に囲まれた大地・リンガリンド。ある日、イキの国の僻地・エッジャ村にラクホウが落ちてくる。お宝に期待する村人達だったが、なんとその中には全裸の男が入っていた。
その男は記憶を失っているが「自分は壁の外から来た」ことだけはわかるという。壁の外に帰ろうとする男だが、その時、ラクホウ目当ての賞金稼ぎがブライハイトで村に襲いかかってきた。パンツを貸してくれたアタリーへの恩を返すべくバインドワッパーを装着した男は、信念を持たずにブライハイトを操ってみせる。
何もかもが常識外の男に、村人たちはただただ驚くのだった。(HP引用)

脚本:中島かずき 絵コンテ:谷口悟朗 演出:吉田大輔 作画監督:高橋美香

感想(第1話)

2021年冬アニメ新番組「バック・アロウ」ですが個人的には特に注目等はしていなかったのですが・・視聴してみたら中々に「善い」ではありませんか!。キャラデザに始まり登場メカやその作品世界のビジュアルが良く言えば懐かしく、悪く言えば古臭い2000年代のアニメの香りがするのですが逆に一周回って新しくも感じます。

具体的に2000年代のどんな系統のアニメかと言うと・・というか言うまでもなく「反逆のルルーシュ」なのですが(笑)。

NHK紅白歌合戦に出演した音楽ユニット「YOASOBI」の少し懐かしさを感じる楽曲が注目されたりと、今は10年以上前のサブカルチャーにスポットが当てられそれが見直されてきている時期なのかも?。バック・アロウのビジュアル観もそれを計算して「あえて」のものかもしれませんね。

但し古く懐かしい雰囲気がクオリティが低いという事では当然なく、先に書いたようにおそらくTVアニメーション作品(深夜アニメ)が一番アツかった熱量をこの作品は持っている、というのを場面の端々から感じます。

村の子どもたちが食べ物だと思ってバックにかぶりつくシーンとかも実に生き活きと描かれていて実にGOOD!。

2000年代のアニメの「アツさ」という所でもう少し書くと、その頃にブレイクした声優代表である杉田智和さんの演技に斬新さを感じることに。演じていたレッカ凱帝国のシュウ・ビは今まであまり演じた事のない(?)知的な美少年系キャラですが、すごくハマッていたのがちょっと驚き。

なんというか古谷徹さんっぽい石丸博也ボイスといった感じで(笑)。

さて作品のストーリーに話を戻しますと空から降ってきた記憶を失くした全裸主人公に周囲の登場人物が巻き込まれてお話しが展開していく・・というのが基本的なフォーマットになるのかな?。主人公のバックが何者なのか?を探るため彼がいた場所である「壁の外」を目指すロードムービーという展開もあるのも。

その人が持つ「信念」が具現化=機装顕現(きそうけんげん)した姿であるブライハイトや、それに必要な「バインドワッパー」がお話しにどんな意味を与えてくるのか?等々はまだ物語が始まったばかりなので次回以降の展開を待つことに。

きっと只の変身アイテムでは終わらないはずです。

という事で観る人を選びそう?な感じがするこの作品ですが巷に溢れかえっている異〇界ファン〇ジーアニメに飽きた方にはすごく新鮮に映るはず。取り敢えず1話を観てほしいと思ったバック・アロウの第1話でした。

主人公のバックが全裸で登場したのはウケ狙いの掴みだけではなく、実は大きな伏線が張られている!?等と勝手に思っているのですが・・どうなんでしょう?。というか記憶を失くしている事よりそっちの方が気になっているという(笑)。

『バック・アロウ』twitterまとめ (2021.1.8)

「バック・アロウ」 関連商品

ブルーレイ

『バック・アロウ』放送・配信情報

放送局

TOKYO MX:1月8日(金)24:00~
群馬テレビ:1月8日(金)24:00~
とちぎテレビ:1月8日(金)24:00~
BS11:1月8日(金)24:00~
ABCテレビ:1月9日(土)26:30~
AT-X:1月11日(月)21:00~

配信

アマゾンプライム・Hulu・U-NEXT等で配信予定

 スタッフ・CAST

STAFF

監督:谷口悟朗
シリーズ構成・全話脚本:中島かずき
キャラクター原案:大高 忍
キャラクターデザイン・総作画監督:菅野利之
ブライハイトデザイン:天神英貴
CGアクションスーパーバイザー:山根理宏
音楽:田中公平
CG制作:ダイナモピクチャーズ
撮影:チップチューン
背景:スタジオワイエス
アニメーション制作:スタジオヴォルン

CAST

バック・アロウ:梶 裕貴
アタリー・アリエル:洲崎 綾
エルシャ・リーン:小澤亜李
ビット・ナミタル:小野賢章
カイ・ロウダン:置鮎龍太郎
シュウ・ビ:杉田智和
レン・シン:潘めぐみ
フィーネ・フォルテ:小清水亜美
プラーク・コンラート:小松未可子
バーク・リーン:河本邦弘
ソーラ・アシン:関 智一
アニー:上田麗奈
ジム:松本沙羅
トム:永瀬アンナ
サム:長縄まりあ
ゼツ・ダイダン:堀内賢雄
テイ・ホウワ:三宅健太
バイ・トウアツ:稲田 徹
ゴウ・ザンガ:檜山修之
バラン・スジータ:間宮康弘
ピース・グリンハウス:遠近孝一
デマイン・シャフト:北沢 力