映像研には手を出すな! 第8話「大芝浜祭!」感想・作品情報

遂に映像研の新作ロボットアニメ完成!しかし文化祭での上映で次々に障害が現れ!?・・「ロボ研」が大活躍!!(笑)、映像の表現とは創作者の「人生そのもの」というお話しの結びと水崎氏の覚悟のカッコよさに思わず胸が熱くなる第8話でした!

・2020年冬アニメ『映像研には手を出すな!』第8話「大芝浜祭!」視聴感想・作品情報等を書いています。作品を「もうちょっと」楽しむための一助となれば幸いです。

前回の感想(第7話)

Hi.アニ!

アニメーターとは画を描く人ではなく「動きを再現」する人だった!すべての動きを観察し探求する水橋氏の「アニメーター魂」にカ…

第8話「大芝浜祭!」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第8話 あらすじ

文化祭当日の朝、現場で生アテレコになってしまったものの、ロボットアニメはなんとかできあがった。浅草と百目鬼(どうめき)はギリギリまで音楽と効果音の調整を続ける。金森は、カリスマ読者モデルとしての水崎の知名度を利用して集客を図る。しかし、小野たちロボット研究部も協力した大がかりな宣伝は、生徒会に目をつけられてしまう。さらに、水崎がアニメを作っていることを隠している両親が、急に文化祭を見に来ることに!(HP引用)

【アニメ視聴感想】第8話

遂に映像研の新作ロボットアニメは完成し文化祭での上映にこぎ着けるのですが、過剰なプロモーションのため生徒会に目を付けられ水崎氏は校内を逃げ回ることに!。

何でもありのこの雰囲気、アニメで描かれる古今変わらない文化祭の楽しい風景です。私の青春どストライクな文化祭が描かれたアニメといえば・・



「ビューティフル・ドリーマー」しかありません!いつまでも終わることのないこの「バカ騒ぎ」の日々!!。いわゆる「ループもの」の奔りですかね。ハルヒの「エンドレス・エイト」はこれからヒントを得ている?と思ってみたり。

そういえば今回の金森氏と「空調部」との室温設定のせめぎ合いのくだりで、押井作品というか「もりやまゆうじ」さんや「やまざきかずお」さんを思い出してしまった・・。



と、かなり話しがそれてしまいましたが、今回の見どころは何といっても新作アニメの水崎作画。

映像研のアニメ上映を見て、その作画が「水崎つばめ」の生きてきたそのものだと気づく両親二人。映像には彼女の今までの「人生」の諸々が詰まっていました。上映が終わり、アニメーションの制作は「生きること」と同義だと両親に話す水崎氏。

覚悟が決まった表情が実にオトコ前!でカッコイイ水崎氏なのでありました。

何だろう、「感動した」とかそんな簡単な言葉では言い表せない、観終わった後のこの満足感。今話の最後の浅草氏のセリフではないですが、仲間というか画面の向こうに同じ気持ちを共有できる同士を見つけたようなこの感覚・・。

ホント、自分の深いところに刺さってくる作品です。

さてロボットアニメの制作が終わり映像研は次にどんな作品の制作を?。そしてブルーレイの売り上げが気になりますが・・所詮アニメは自転車操業、次の作品の制作費と消え、金森氏はガックリと肩を落としそう?(笑)。

今回はロボ研が熱かった!特に部長が(笑)。それにしても「リアル系ロボット」論を熱く語っていた割には熱唱していたのはスーパーロボット系の主題歌!?(笑)。やはりスーパーロボは男の子共通の憧れなんですかね・・段ボールで作ったロボット、男子なら絶対に幼少の頃に経験があるはず!。

・・最近は女の子もそうなのかな(笑)。

『映像研には手を出すな!』商品紹介(2020.2.26)

『映像研には手を出すな!』配信情報

フジテレビオンデマンドで独占配信

 スタッフ・CAST

STAFF

原作 大童澄瞳 小学館 _ 月刊!スピリッツ 連載中
監督 湯浅政明
脚本 木戸雄一郎
音楽 オオルタイチ
キャラクターデザイン 浅野直之
美術監督 野村正信
色彩設計 中村絢郁
撮影監督 関谷能弘
編集 齋藤朱里
音響監督 木村絵理子
アニメーション制作 サイエンスSARU

CAST

浅草みどり:伊藤沙莉
金森さやか:田村睦心
水崎ツバメ:松岡美里
百目鬼:花守ゆみり
さかき・ソワンデ:小松未可子
藤本先生:井上和彦
ロボ研小野:小野友樹
ロボ研小林:小林裕介
ロボ研後藤:綿貫竜之介
ロボ研関:井澤詩織