TVシリーズから配信を心待ちにしていた『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』をAmazon primeで見ましたのでプチ感想を書いてみました。
いや、実はまだ途中までしか観ていないのですが・・(笑)。ということもありネタバレはほとんどナシです。
ネット上では公開されて1日も経っていないのにお話しの詳細にかなり触れているサイトも見受けられますが・・まだ無料放送されてないのでちょっとアカンと思います。
「お話しの筋を伏せておいて感想になるの?」という意見もあるでしょうが・・それでも興味を持って「PSYCHO-PASS」を視聴していただくきっかけとなる様なんとか頑張ってみます。
コロナのせいで現実社会が「リアルサイコパス」!?
昨年末の気になるラストからあっという間に劇場公開&同時配信!。でも劇場に行くのは限りなく難しい状況なのかな?。
まあ配信があるからいいのですが・・。それにしてもふと世の中を見まわしてみたらコロナウイルス蔓延で社会は大変なことに。
経済評論家の上念司さんも御自信がアップした動画等で仰っていましたが、コロナのせいで国際社会が鎖国を推し進め「日本以外の世界は壊滅!?」というリアルサイコパスな展開に!?。
それどころか日本国内においては都市部は外出を自粛という1か月前には想像もできなかった急展開に!?。これは何かの映画かアニメ?とどちらが現実なのかを見失いそう。
※もちろん「サイコパス=精神病質者」ということではなくこの作品の世界設定のことです。知らない方にじゃ誤解を招きそうでスイマセン
著名人の多数感染で「感染者は社会から隔離」という潜在犯みたいな扱いも今はマジで笑えない。さすがに「執行」(!)される事態にはならないと思いますが、「事実は小説より奇なり」でこれからの社会動向がとても心配なのです・・。
『PSYCHO-PASS3』新作は3部構成
と本来のお話しから大きく脱線してしまいましたが、新作は前編・中編・後編の「三部作」構成となっています。
一編の尺は約40分なのでTVシリーズとほぼ同じ。そして冒頭部はTV版のラストから直接繋がっているシーンから始まるので「劇場」らしさはかなり薄い・・。
まだ途中(前編)までの視聴ではあるのですが何故に映画にしたのかな?と感じるところも。同じ劇場三部作でしっかり劇場作品していた「Sinners of the System」と比べると余計にそう思ったりもします。
でも「サイコパス3」のファンならまずは「楽しめる」内容ではないかと。3のキャラクターはもちろん、狡噛や宜野座など旧一係の行動課メンバーも登場しお話しに絡んできます!。
逆に言うとTV版を観ていないとお話しは分からないのですが(笑)自分としてはまずは満足!。
・・でもネットのネタバレややアマゾンレビューを読むと「伏線の回収が未完全」や「第1作や劇場版に比べテーマが描かれていない」などの辛い感想もあるんですよね・・。
私としてはシーズン1・2や劇場作品のような「テーマを味わう」愉しみ方ではなく「キャラクター」をより深く楽しむ観方がこの作品では正解なのかな、と思っています。
全てが明らかにされないまま終わるのは海外ドラマの定石。なのでひょっとしたらこのまま尻切れに・・という不安も確かにあります。
しかし、もしかして・・ここから新たな作品の展開があるので明かされなかった部分もある、という事なのかも。
アマゾンプライムでは「シーズン4」として表記されているのでひょっとしたら可能性はゼロではない?。
ネタバレはしないと前置きしましたが、それでもぼんやりとでもいいから「どんなお話しなのか?」と問われれば・・「サイコパス in the ナカトミビル」ですね。
登場キャラそれぞれがマクレーン刑事となって大活躍!?。
というところでネタの方は何卒ご勘弁を(笑)。
もうひとつだけネタバレ出来るとするならばTV版の最後でどえらい目にあった「六合塚弥生」。気になるその安否は・・。
生きてるみたいです(ホッ)。
というわけで妻・舞子を施設から解放する取引のため取り締まられる側の「インスペクター」となった炯は一体どうなる?とか、そのことで炯と灼それぞれを執行官たちが支持すること一係は真っ二つに分かれてしまうのでは?とかTV版の終わりが気になっている方はとにかく御視聴をオススメ!のサイコパス3の新作でありました。
タイムアップ。
……終わりました。限られた時間の中でやれる事はやった😷
— 塩谷直義 (@n_shiotani) March 20, 2020
本日【First Inspector】が劇場公開及び配信となりました。
現在、日本も世界も非常に厳しい時期では有りますが、今作が皆様にとって少しでも楽しいひと時になれると凄く嬉しいです。
限られた時間の中、スタッフ全員で心血を注ぎ作りました。
是非、楽しんで見てください。監督_塩谷直義
— 塩谷直義 (@n_shiotani) March 27, 2020
監督の塩谷さんがTV放映終了時(12月末頃)に「今から劇場版の制作に入ります」という旨のツイートをされていましが、時間が非常に逼迫していた中での制作であったことを「察して」この作品は観ていただきたいです。(コロナの影響もあったはず)
それにしても3月末の公開っていくらなんでも早すぎないですか?。観ることが出来るのはどう考えてもゴールデンウィークくらいになると思っていたのに・・。
とにかくスタッフの皆さまには「お疲れ様」です。そして次なる「サイコパスワールド」にも期待したいと思います!。
スタッフ・キャスト
スタッフ
監督:塩谷直義
シリーズ構成:冲方丁
脚本:深見真、冲方丁
キャラクター原案:天野明
キャラクターデザイン:恩田尚之
色彩設計:鈴木麻希子
美術監督:草森秀一
3Dディレクター:大矢和也、森本シグマ
撮影監督:村井沙樹子
撮影視覚効果:荒井栄児
編集:村上義典
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:Production I.G
キャスト
慎導灼:梶裕貴
炯・ミハイル・イグナトフ:中村悠一
雛河翔:櫻井孝宏
廿六木天馬:大塚明夫
入江一途:諏訪部順一
如月真緒:名塚佳織
唐之杜志恩:沢城みゆき
霜月美佳:佐倉綾音
ドミネーター:日髙のり子
法斑静火:宮野真守
代銀遙煕:中博史
小宮カリナ:日笠陽子
ラウンドロビン:森川智之
梓澤廣一:堀内賢雄
小畑千夜:矢作紗友里
狡噛慎也:関智一
宜野座伸元:野島健児
須郷徹平:東地宏樹
六合塚弥生:伊藤静
花城フレデリカ:本田貴子
常守朱:花澤香菜