2020年冬アニメ 映像研には手を出すな！ 第12話（最終回）「芝浜UFO大戦！」視聴感想・作品情報
円盤プレスの締め切り間近に作品のBGMのミスマッチが発覚！しかし浅草氏のはテーマを大変更して作品は無事完成そして完売！！、毎週日曜日の夜を楽しみにしていたのですが「祭り」が終わってこれからは寂しくなりますね・・
前回の感想（第11話）
アイデアの風呂敷が広がりすぎて新作アニメのストーリーが決まらない浅草氏、そんなとき金森氏が風邪で休みお見舞いへと向かいま…
第12話「芝浜UFO大戦！」【ストーリー】
■第12話 あらすじ
ＳＮＳで依頼した音楽が映像とまったく合わないという問題が発生した。大団円のダンスシーンはデモ音源に合わせて水崎が作画しており、曲が変わると成立しない。浅草が出したのは、ダンスをやめてラストを作り直すという大胆な結論だった。実は終わり方にずっと疑問を感じていたが、変更すれば納得できるものになるという浅草の説明を、金森と水崎は受け入れる。そしてコメットＡ当日。映像研の新作アニメ「芝浜ＵＦＯ大戦」とは？（HP引用）
【アニメ視聴感想】第12話
円盤（DVD)の締め切りが迫り最後にBGMを差し込む段階になってBGMが作品にマッチしていないことが発覚！。前回のラストで「学校側の妨害か！？」と思っていたのですが単に浅草氏のチェックもれでありました（笑）。
共存共栄がテーマの「芝浜UFO大戦」でしたが、この暗く陰鬱な感じもする楽曲は大団円のラストに描かれるダンスシーンにまったく合っていない・・。
しかし浅草氏は現実にお互いが100％分かり合える世界など存在しない、と作品のテーマを１８０度変える決断をします。
いくら平和を願ったとしてもたった１人の人間の声が世界に届くことはない、というシリアスな所謂BADエンド。まあ悪くはないんですが正直あまりにもリアルすぎて後味はちょっとね・・。でも最終回のラストのカットを見て、思わず「なるほど！！そういうこと！？」。
これはあくまでも私の想像なんですが、この物語の舞台はとてつもなく大きな「世界大戦」が起こったその後の世界なのではないでしょうか？。ラストの地球のカットは浅草氏の「想像の世界」ともとれます。でも私は今まで作中で描かれてきた様々なシュチュエーションから考えると、戦いを避けることが出来なかった「現実」の結果を大きく傷付いたこの地球が表しているような気がするのです。
住む場所を大きく制限された残された人々は結果人種や国境を越えて「共存共栄」せざるを得なくなった。そう考えると『芝浜UFO大戦』は不安定な国際情勢や地球環境の現代を生きる、私たちへの「反戦メッセージ」ともとれそうな気がします。
いや、勝手にそう思っただけなんですけどね（笑）。そんな大層なことではなく何か別の意味があるのかもしれません。
最後に何かもう一波乱あるのかな？と思っていたのですが映像研の展示即売会は完売で無事終了。教頭や生徒会メンバーもちゃっかりと来場していました。いや、映像研への監視活動なのかもしれませんが（笑）。そういえばロボ研の部長が一瞬映って「サークル参加」していましたか？。
当初学校側からコミケの参加は禁止されていたはずですが、映像研の出店がなし崩し的に認められどさくさに紛れて・・なのかもしれませんね。
いやあ、終わってしまいましたね・・祭りの後の寂しさだ。オタク第二世代のオッサンにとってはハートががっちりとわしづかみにされる作品でした。でも逆に若いアニメファンには「？？？」な作品だったかもしれませんけどね（笑）。
これからは日曜日の夜が寂しくなるぜ・・ぐっすん（泣）。
『映像研には手を出すな！』配信情報
フジテレビオンデマンドで独占配信
スタッフ・CAST
STAFF
原作 大童澄瞳 小学館 _ 月刊！スピリッツ 連載中
監督 湯浅政明
脚本 木戸雄一郎
音楽 オオルタイチ
キャラクターデザイン 浅野直之
美術監督 野村正信
色彩設計 中村絢郁
撮影監督 関谷能弘
編集 齋藤朱里
音響監督 木村絵理子
アニメーション制作 サイエンスSARU
CAST
浅草みどり：伊藤沙莉
金森さやか：田村睦心
水崎ツバメ：松岡美里
百目鬼：花守ゆみり
さかき・ソワンデ：小松未可子
藤本先生：井上和彦
ロボ研小野：小野友樹
ロボ研小林：小林裕介
ロボ研後藤：綿貫竜之介
ロボ研関：井澤詩織
