予算獲得の為に映像研が制作するのは「戦車×女子高生!」でも某ガル〇ンとは違いなぜか漂う昭和のセンスが渋い(笑)
・2020年冬アニメ『映像研には手を出すな!』第3話「実績を打ち立てろ!」視聴感想・作品情報等を書いています。作品を「もうちょっと」だけ楽しむための一助となれば幸いです。
前回の感想(第2話)
第3話「実績を打ち立てろ!」【ストーリー】
第3話 あらすじ
映像研の3人に与えられた部室は、天井も壁も穴だらけの古い倉庫。まずは修理が必要である。作業を始めた浅草は宇宙船の修復訓練を夢想する。そして3人は、「予算審議委員会」でアニメを発表し、活動をアピールすることを決める。浅草のスケッチから舞台設定を選んで構想を練る3人。浅草は戦車を発案。水崎は作画の“演技”にこだわる。そして、プロデューサー的視点を持つ金森は、浅草と水崎の創作へのエネルギーを焚きつける。(HP引用)
【アニメ視聴感想】第3話
活動予算獲得のためその実績作りとしてついにアニメーション制作に取りかかる映像研。どんなアニメ作品を作るのか?でいつも以上に妄想が膨らむ浅草・水崎の両氏でしたが・・。
両氏が作りたいモノの組み合わせが「戦車×女子高校生」。でも某ガ〇パンとは違い80年代の硬派(軟派?)な空気が漂う実に渋い作風(笑)。二人とも昭和のアニメに強いリスペクトがあるみたい?。
少なくとも幼少の頃に宮崎アニメの洗礼を受けた浅草氏が「戦車を描きたい!」となるのはすごく自然なことなのかな。
ジブリ作品に慣れ親しんだファンにはピンとこないかもしれませんが、若い頃の宮崎監督は実在・妄想入り混じった(!)兵器やメカのイラストを模型雑誌(モデルグラフィックスだったかな)に寄稿していたりして、それこそ「まんま」浅草氏と同じであったのであります。
全然出来てもいないのに妄想だけ膨らませて「これは上手くいく!」と言っていましたが、果たしてどうなる?。線画だけだったら3分のアニメは50日で出来るのか?。塗り(彩色)は?音はどうする?まだまだ道程は遠い気がします・・。
そして最後は何気に作画する内容のハードルが上がってない?(笑)。次回が楽しみです。
水崎氏のこの画、ゴーグルの光の反射の入れ方とかやっぱり80年代アニメのセンスを感じるんですよね。ひょっとして水崎氏は金田伊功さんのフォロワーだったりして?。
『映像研には手を出すな!』配信情報
フジテレビオンデマンドで独占配信
スタッフ・CAST
STAFF
原作 大童澄瞳 小学館 _ 月刊!スピリッツ 連載中
監督 湯浅政明
脚本 木戸雄一郎
音楽 オオルタイチ
キャラクターデザイン 浅野直之
美術監督 野村正信
色彩設計 中村絢郁
撮影監督 関谷能弘
編集 齋藤朱里
音響監督 木村絵理子
アニメーション制作 サイエンスSARU
CAST
浅草みどり:伊藤沙莉
金森さやか:田村睦心
水崎ツバメ:松岡美里
百目鬼:花守ゆみり
さかき・ソワンデ:小松未可子
藤本先生:井上和彦
ロボ研小野:小野友樹
ロボ研小林:小林裕介
ロボ研後藤:綿貫竜之介
ロボ研関:井澤詩織