ゴールデンカムイ 第32話「人斬り」【感想・作品情報まとめ】(第3期)

刺青を入れた脱獄囚の一人で心身の衰えた亡骸のような老人・土井新蔵は、かつて「人斬り用一郎」と呼ばれ名を馳せたていた暗殺者!。突然訪れた戦いの場で彼の眼は再び「生」の輝きを再び取り戻し!?。理想の社会が来ることを夢見るもその時代に捨てられた用一郎と、日本の未来を案じ未だ戦い続ける土方歳三。同じくして時間が止まった二人の「魂」の違いが皮肉で苦い結末へ・・。

・2020年秋アニメ『ゴールデンカムイ』(第3期)第32話「人斬り」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

前回の感想【31話】

Hi.アニ!

極寒のサバイバルの中、谷垣から手渡された餅を食べ懐かしさを感じる杉元。それに思い出すのは自分の血塗られた […]…

「人斬り」【第32話ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第32話 あらすじ

杉元一行がキロランケらを追って亜港監獄を目指している頃、北海道では土方の一味が新たな刺青人皮の手がかりを追っていた。標的は、幕末に「人斬り用一郎」と呼ばれた元殺し屋・土井新蔵。網走監獄の隠し部屋で見つけた新蔵の所有物がエトゥピリカのくちばしだと突き止めた土方たちは、その鳥が生息するという根室へ。同地で接触したアイヌコタンの村長から、脱獄後に病床の妻を看取った新蔵が漁場で働いているとの情報を得る。(HP引用)

脚本:谷村大四郎 絵コンテ:安藤真裕 演出:鳥羽聡 総作画監督:山田正樹 作画監督:徳田賢朗

第32話 感想

土井新蔵を仇として追ってきた男たちの刃の光に幕末の暗殺者「人斬り用一郎」が復活!。男たちを斬り捨てた彼の誤った認知が見せたのは・・京都の夜に遭遇した新選組副長・土方歳三!!。その時に用一郎の時間は巻き戻り、信念のために戦い・・そして捨てられた過去の記憶が甦るのです。

今回のお話しは原作コミックだと「杉元ハラキリショー」の前に収録されている私が好きな一編です。作中に登場する人斬り用一郎は金カムの他の例に漏れず実在した人物「岡田以蔵」がモデルとなっているそうです。

幕末四大人斬りの一人で、「人斬り以蔵」として恐れられた岡田以蔵の紹介ページです。…

望んでいた新体制と成ったものの、暗殺という汚れ仕事に関わっていた為に時代という大きな波に切り捨てられる用一郎。「時間が巻き戻り」と書きましたが信じていたものに裏切られた用一郎の時間は幕末のその時から止まったまま、だとも言え・・。

そんな死にきれない屍のように生きる用一郎と、かつて敵対した勢力の中心人物で志は成らなかったがその眼に未だ光を宿す土方歳三の姿が対照的です。土方と用一郎の違い、それは自分にはまだ役目があると信じているか、自分の役目はないと絶望して・・という所でしょうか。

最後に死に際を覚悟した用一郎が元の老人の新蔵の姿に戻っていくのに対し土方の姿が新選組であった若い頃に戻っていくの場面が印象的です。眼で見た姿そのものではなく、いつまでも老いない土方の魂のありようを見ている様にも思えて。

誰もが平等である社会を夢見ていた用一郎でしたが、ひょっとしたら亡き妻と過ごしたアイヌの生活にそれを見つけていたのかも?。介錯を拒否し苦しみの最後を選んだのは人斬りとしての道具としてではなく、人間としてその最後を迎えたかったから?・・。

それにしても敵対する国外勢力から日本を守るために北海道に移民国家を作るなんて、土方は考えている事のスケールが大きいですよね!。ということでまだまだ死ねそうにない土方歳三なのでありました(笑)。

杉元の最後のオソマで作った「くじら汁」に思わずヒンナしてしまう尾形にビックリするアシㇼパ!でも顔はいつも通り無表情だった(笑)。杉元のようにアシㇼパに手懐けられ変わっていく尾形なのでありました・・。

『ゴールデンカムイ』twitterまとめ・商品情報等(2020.11.23)

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放送・配信情報

放送局

TOKYO MX 毎週月曜23:00~
読売テレビ 毎週月曜25:59~
札幌テレビ 毎週月曜25:44~
BS11 毎週月曜23:00~
時代劇専門チャンネル 毎週土曜25:00~

配信

FODにて独占配信

スタッフ・キャスト

STAFF

原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:難波日登志
シリーズ構成:高木 登
キャラクターデザイン:大貫健一
プロップ設定:渡辺浩二
動物設定:廣江啓輔
美術監督:森川 篤
美術設定:大久保知江
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:長田雄一郎
CGディレクター:宍戸光太郎
編集:定松 剛
音響監督:明田川 仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語:監修中川 裕
ロシア語:監修Eugenio Uzhinin
音楽:末廣健一郎
OPテーマ:FOMARE「Grey」
EDテーマ:THE SIXTH LIE「融雪」
アニメーション制作:ジェノスタジオ
製作:ゴールデンカムイ製作委員会

CAST

杉元佐一:小林親弘
アシㇼパ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
家永カノ:大原さやか
キロランケ:てらそままさき
インカㇻマッ:能登麻美子
二階堂浩平:杉田智和
月島軍曹:竹本英史
鯉登少尉:小西克幸