A.I.C.O. Incarnation 第12話「再生」(最終回)【感想・作品情報】

「その決断は偽物じゃない、僕は君を死なせない!」神崎は手術を成功させ作られたアイコも救うことを決断するのですが、それを阻止するため伊佐津の操る柚葉マターが手術室に大挙して押し寄せ!?・・。登場人物が還るべき場所へ戻った場面が描かれた素晴らしいラスト。アイコの自分を探す旅は終わり、そこから本当の「自分の旅」が始まります・・・。

・TVアニメ『A.I.C.O. Incarnation(アイコ・インカーネーション)』第12話(最終回)「再生」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

前回の感想

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多目的手術装置「アルサス」へと向かうアイコは「私の体は偽物、でも母と弟を大切に思う気持ちは偽物じゃない」と、自らを犠牲にしバーストを収束させることを決意します。重い・・今時のアニメでは絶対にない「重すぎる展開」に心が折れ視聴を止めてしま[…]

 

「再生」【第12ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第12話 あらすじ

多目的手術装置「アルサス」に辿り着く雄哉たち。ついに、アイコの体の交換手術が始まろうとしていた。しかし、伊佐津の暴走は留まるところを知らず、人型マターの群れが雄哉たちを襲う。そこへ駆けつけたのは、相模たちダイバーだった。アイコの固い決意を知り、覚悟を決めるダイバーたち。そして雄哉は手術を前に、自分自身の思いをアイコに告げる。雄哉とアイコ、共に歩んできた二人が選ぶ未来とは――。(HP引用)

脚本:野村祐一 絵コンテ:村田和也 演出:三宅将平、守田芸成、飛田剛 作画監督:堀川耕一、可児里未、伊藤嘉之、石野聡、秋山英一、永作友克、加藤愛仁、加藤やすひさ、田中誠輝、陣内美帆、芳尾勝美、山﨑秀樹 マター作画監督:三輪和宏、水畑健二、本城恵一朗、佐藤由紀

第12話「再生」【アニメ視聴感想】※ネタバレ注意

脳の入れ替え手術の直前に「その決断は偽物じゃない、僕は君を死なせない!」とアイコに宣言する神崎。しかし伊佐津がリモートでコントロールするマター化した人工生体の柚葉が手術室に大挙して押し寄せ、神崎がオペを行う中でダイバーチームとの攻防戦が繰り広げられ・・!?。

最終回ということでお話しは怒涛の展開に!。その経過を一つずつ挙げていくのは未視聴の方もいらしゃると思うので書きませんが、手術は成功して決して出会うはずのない二人のアイコが現実の世界で初めて対面することに。

そして本物の橘アイコは家族と共に4人で生活することをアイコに提案するのですが・・。今までに起こった事を忘れて家族には元の穏やかな日々を送ってほしいと告げ、母と弟に自分のことを知られることなく最後の会話を交わし皆の前から去っていきます。

それは家族に対してだけではなく、アイコが本当の自分を探すこの旅に関わった全ての人たちに向けての言葉でもあったように思います。

橘アイコをはじめとしてバーストが収束しそれぞれが元々還るべき場所に戻ったことが描かれたカットが実によいのです。ダイバーたち皆にとってもこの旅は本当の自分を探す道程であったのかもしれません。

そして主人公のアイコですが、橘アイコとは違う「本当の自分」として新しい生活を始めるところが最後に描かれていました。毎話で流れるエンディングのラストカットはこの場面に繋がっていた、ということですね。ところで最後に映されたアイコのラストカットですが、どこか今までに見てきたアイコとはちょっと雰囲気が違う感じが・・似ているけどどこか違う?。

全くの個人的な想像というか妄想ではあるのですが、神崎雄哉についてのその後が描かれていない所から考えるとアイコと神崎の意識は同じ肉体(人工生体)に「収まって居る」のでは!?なんて思ったりもするのです。

詳しい経緯を書くのは省きますが、意識のない状態となった伊佐津パパと目覚めた柚葉ちゃんのその後の姿を見ていると意識というか「魂」を移すことができる機能がドリームコンタクトには備わっていて、伊佐津の意識もまた柚葉ちゃんの体の中に収まっているような気がするのですよね・・。

そう考えると色々な辻褄が合うのですよね。由良(神崎)からドリームコンタクトのヘルメットを送られてきたのが描かれていたのはその可能性を示唆しているようにも思えます。

ということで視聴された他の方は最後のシーンをどう受け取ったのか?が気になる最終回でしたが、個人的には良い!の一言でありました。全話を通すとお話しの全てが繋がるように練られている反面しっかり見ていないと「???」という所はありますが、逆に言うと何回か見返すと各場面の意図するところが見えてきたりします。

公開の形式が元々は配信ということも関係してなのか作画のクオリティも含め、初めから複数回の再視聴を楽しめるように明らかに意識して作られているのかな?。

最近多くある都合のよい内容で視聴者のストレートな欲求を満たすだけの軽薄な作品(!?)とはかなり違いますな・・。そんな骨太で見応えのあるアニメ『A.I.C.O. Incarnation 』の最終回でありました。(個人的には軽薄もまた良し!ではありますけどね)

 

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ブルーレイ

サウンドトラック(OP/ED主題歌収録)

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放送・配信情報

放送局

TOKYO MX 毎週日曜22:30~
BS11 毎週火曜24:00~
MBS 毎週火曜27:00~

 

配信

NETFLIXで見放題配信中

amazon・UNEXT・バンダイチャンネル等で有料配信


 スタッフ・CAST

STAFF

原作:BONES
監督:村田 和也
シリーズ構成:野村 祐一
キャラクター原案:鳴子 ハナハル
キャラクターデザイン・総作画監督:石野 聡
コンセプトデザイン:岡田 有章
メインメカニックデザイン:高倉 武史
マターデザイン: 三輪 和宏
美術監督:東 潤一
色彩設計:岩沢 れい子
CGIディレクター:太田 光希
撮影監督:福田 光
編集:坂本 久美子
音楽:岩代 太郎
サウンド・プロデュース:UTAMARO Movement
音楽制作:ランティス
オープニング主題歌:TRUE
エンディング主題歌:白石 晴香
音響監督:明田川 仁
音響効果:古谷友二
アニメーション制作:ボンズ

CAST

橘 アイコ:白石 晴香
神崎 雄哉:小林 裕介
相模 芳彦:古川 慎
水瀬 一樹:村田 太志
芹 遙香:名塚 佳織
三沢 楓:M・A・O
篠山 大輔:竹内 良太
白石 真帆:茅野 愛衣
黒瀬 進:大川 透
伊佐津 恭介:子安 武人
南原 顕子:田中 敦子