「ドリームコンタクト」でプライマリーポイントにいるもう一人の自分とリンクしたアイコは、自分には覚えのない他人の記憶のような光景を見るのですが・・?。出現する新種のマター群に「エビデンス」を合わせるためサンプルをとり駆逐対抗していくダイバーチーム!何だか現実世界でのコロナとの戦いみたい。
・TVアニメ『A.I.C.O. Incarnation(アイコ・インカーネーション)』第6話「覚醒」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。
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「覚醒」【第6話ストーリー】
第6話 あらすじ
コンペティションのポイントを稼ごうと、マリグナント・マター相手に派手な戦闘を繰り広げる楓。作戦を差し置いたスタンドプレイに、相模は危惧の念を抱く。その中、一行の行く手に新たな脅威が立ちはだかる。渓谷の天井に網の目のように張り巡らされたマリグナント・マター。休眠状態のはずのそれらが、活性化していたのだ。ルートの上下をマリグナント・マターに挟まれた危機的状況で、楓は真っ先に飛び出していくが……。(HP引用)
脚本:野村祐一 絵コンテ:村田和也 演出:安齋剛文 作画監督:秋山英一、武本大介 マター作画監督:水畑健二
第6話「覚醒」【アニメ視聴感想】
プライマリ―ポイントにいるもう一人の自分とリンクして現地の情報を得るため、「ドリームコンタクト」なる装置を装着させられるアイコ。「はい!どりーむこんたくと~」というドラえもんの声が聞こえてきそうなアイテムですが、この装置を通じてアイコは自分の思い出ではない「他人の記憶」を見ることになります。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、この記憶の主はアイコの担当医・伊佐津の娘で事故のため意識不明となりベッドで寝た切りとなっている『伊佐津柚葉(CV. 原田彩楓)』のもの。察しのよい方はもう気が付いていると思いますが、伊佐津がアイコのプライマリポイント行きを妨害しているのは娘のことが関係しているという訳です。
ネタバレといえばアイコが父から贈られたグミに「ねえ、あんたって脳みそも人工生体なんだよね?」と語りかける何気ないシーンにすごく大きな伏線が隠されていたりします。
新たに遭遇する未知のタイプのマターに有効なエビデンスのある対抗措置をとるために、まるでワクチンのようにカートリッジを生成していくダイバーチーム。まるで現在のコロナと対峙する私たちみたいですが・・有効なエビデンスは実際のところまだ確立されてなく、創作されたお話しよりも厳しい現実に恐怖します。
私の住むすぐ近くでも遂に感染者が発生したので、もう遠い都会で起きている出来事じゃないんですよね。マジで。
話が逸れますが夏になったらコロナウイルスって高温で死滅するという話じゃなかったですっけ?。冬になって寒くなったら一体どんなことになるのやら・・怖い。
怖いと言えば一番怖いのはやっぱり人間なのでしょう。マターの脅威よりも行く手を大きく阻むのは偉い大人たち。あれっ?、この状況下でGOTOキャンペーンを実施したりと問題を更に困難にしているのはフィクションだけでなく現実世界でもやっぱり偉い人たちのような気がしますね・・。
『A.I.C.O. Incarnation』関連商品情報
ブルーレイ
サウンドトラック(OP/ED主題歌収録)
コミカライズ
放送・配信情報
放送局
TOKYO MX 毎週日曜22:30~
BS11 毎週火曜24:00~
MBS 毎週火曜27:00~
配信
NETFLIXで見放題配信中
amazon・UNEXT・バンダイチャンネル等で有料配信
スタッフ・CAST
STAFF
原作:BONES
監督:村田 和也
シリーズ構成:野村 祐一
キャラクター原案:鳴子 ハナハル
キャラクターデザイン・総作画監督:石野 聡
コンセプトデザイン:岡田 有章
メインメカニックデザイン:高倉 武史
マターデザイン: 三輪 和宏
美術監督:東 潤一
色彩設計:岩沢 れい子
CGIディレクター:太田 光希
撮影監督:福田 光
編集:坂本 久美子
音楽:岩代 太郎
サウンド・プロデュース:UTAMARO Movement
音楽制作:ランティス
オープニング主題歌:TRUE
エンディング主題歌:白石 晴香
音響監督:明田川 仁
音響効果:古谷友二
アニメーション制作:ボンズ
CAST
橘 アイコ:白石 晴香
神崎 雄哉:小林 裕介
相模 芳彦:古川 慎
水瀬 一樹:村田 太志
芹 遙香:名塚 佳織
三沢 楓:M・A・O
篠山 大輔:竹内 良太
白石 真帆:茅野 愛衣
黒瀬 進:大川 透
伊佐津 恭介:子安 武人
南原 顕子:田中 敦子