A.I.C.O. Incarnation 第2話「標的」【感想・作品情報】

自分の体が作られた肉体「人工生体」で2年前の人口災害「バースト」はその事を起因として発生したことを知るアイコ、そして母と弟が「爆心地(プライマリーポイント)」でまだ生きている事も!。謎の転校生『神崎雄哉』と人口生体の研究者『黒瀬進』に事態を収束させるためにバーストの発生源「桐生生命工学第一研究所」へ一緒に向かうことを説得されるアイコでしたが・・。相変わらず80年代そして90年代サブカルチャーのネタ多し?、間違いなくヤング(死語)お断りの「おじさんホイホイ」な第2話でした(笑)。

・TVアニメ『A.I.C.O. Incarnation(アイコ・インカーネーション)』第2話「標的」の視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

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「標的」【第2話ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2話 あらすじ

雄哉の活動拠点へと連れてこられたアイコ。出迎えたのは人工生体の開発者・黒瀬と、ダイバーの篠山だった。そこでアイコは、自身の体が偽物――人工生体であることを告げられる。さらに死んだはずの家族が生きていることを知り、動揺するアイコ。バーストを収束させるためにも、プライマリーポイントへ一緒に来て欲しいと話す雄哉だが、戸惑うアイコは……。一方、彼らに新たな危機が迫ろうとしていた。(HP引用)

脚本:野村祐一 絵コンテ:村田和也 演出:中川聡 作画監督:可児里未 マター作画監督:三輪和宏

第2話「標的」【アニメ視聴感想】

アイコは謎の転校生・神崎雄哉に連れてこられた一室で「人口生体」の開発者『黒瀬進(CV. 大川透)』から、アイコのその体は作り物で本当の体は爆心地(プライマリーポイント)にあることを知らされます。そして人口災害「バースト」が事故に遭い瀕死のアイコを治療するため人工生体と脳の入れ替えを起因として起こった・・という事も。

今話(第2話)から付いたオープニングでもその事が描かれています。それにしても脳の入れ替えって・・あまりにもオーバーテクノロジーすぎるというかその描かれ方がざっくりとしすぎ(笑)。

クローンではないにしろ従業員の家族を元に体のパーツを秘密裏に生成するなんて・・。おそらく企業利益を得るための研究目的の行為なのでしょうが明らかに倫理に反していますな。この人の道の外れっぷりがまるでどこかのチャ〇ナみたい(笑)。そしてずらっと並ぶ人口生体に気分はもう「綾波レイ」なのです。

アイコは同時に爆心地(プライマリーポイント)である桐生生命工学研究所で母と弟がまだ生きていること、そしてこの事態を収束するためには桐生研に向かいそこで「本当の体」に再び脳を入れ替えなければならない事を聞かされるのですが・・。

驚愕の事実を聞かされ動揺したアイコはこの場から逃走!。いや「逃げちゃだめだ!」よ?(笑)。この展開の流れ、ちょっと某エヴァに引っ掛けてあるのかな?と思ったのは私だけでしょうか。

ということでお話しの向かうべき方向が示されたAICOの第2話でありました。そして主要登場キャラも今回で出揃いました。自分のお気に入りのキャラはアイコと一緒に爆心地に向かう綺麗なお姉さんの『白石真帆(CV. 茅野愛衣)』ですね。

 

鳴子ハナハルさん原案によるキャラデザのなんともリアルなお色気が堪りません!(笑)。足が長く描かれていない所がポイントかな?。そして茅野さんの天然フェロモンおっとり系ボイス(!)がまたよい。

最後に何者かにさらわれてしまった?アイコでしたが、言うまでもなくアイコの担当医であるこの人『伊佐津恭介(CV. 子安武人)』が関わっていることは間違いない?。子安さん(と櫻井孝宏さん)が演じるキャラクターには必ず何かの「裏」があるのです(笑)。

OP主題歌に映画『ブレードランナー』へのリスペクトを感じます!

演奏・ TRUEによるオープニングテーマ「A.I.C.O.」から80年代の名作SF映画『ブレードランナー』からのリスペクトというかインスパイアされたものを感じます。このブレードランナーは近未来のロサンゼルスで人間に反逆・逃走した作られた命の「レプリカント」をハリソン・フォード演じる刑事デッカードが追跡捜査する、というお話しなのですがAICOと作品テーマが被るように個人的に思うのですよね・・。

それにしてもこのOP曲を聞いてすぐ、曲の雰囲気や進行からヴァンゲリスの演奏するブレードランナーのメインテーマを思い出してしまう己のオッサンぶりが悲しい(笑)。前回の感想でも触れたのですがこのAICOという作品、80年代のサブカルチャー愛に溢れていると思っていいですよね?。

お目々が大きく描かれたキャラクターから「萌え」を愉しむ作品なのかな?と誤解される方もいそうですがメインで愉しむ所はそこではない・・。という元ネタを愉しむというところから言うと「40代以下はお断り!」かもしれないこの作品、視聴者ターゲットとしている年齢層は確実に高いと思います(笑)。

オジサン向けではなくもはや「お爺さん」向けのアニメなのかも?。

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■『A.I.C.O. Incarnation』関連商品情報

ブルーレイ
サウンドトラック(OP/ED主題歌収録)
コミカライズ

 

放送・配信情報

放送局

TOKYO MX 7月12日より毎週日曜22:30~
BS11 7月14日より毎週火曜24:00~
MBS 7月14日より毎週火曜27:00~

 

配信

NETFLIXで見放題配信中

amazon・UNEXT・バンダイチャンネル等で有料配信

 スタッフ・CAST

STAFF

原作:BONES
監督:村田 和也
シリーズ構成:野村 祐一
キャラクター原案:鳴子 ハナハル
キャラクターデザイン・総作画監督:石野 聡
コンセプトデザイン:岡田 有章
メインメカニックデザイン:高倉 武史
マターデザイン: 三輪 和宏
美術監督:東 潤一
色彩設計:岩沢 れい子
CGIディレクター:太田 光希
撮影監督:福田 光
編集:坂本 久美子
音楽:岩代 太郎
サウンド・プロデュース:UTAMARO Movement
音楽制作:ランティス
オープニング主題歌:TRUE
エンディング主題歌:白石 晴香
音響監督:明田川 仁
音響効果:古谷友二
アニメーション制作:ボンズ

CAST

橘 アイコ:白石 晴香
神崎 雄哉:小林 裕介
相模 芳彦:古川 慎
水瀬 一樹:村田 太志
芹 遙香:名塚 佳織
三沢 楓:M・A・O
篠山 大輔:竹内 良太
白石 真帆:茅野 愛衣
黒瀬 進:大川 透
伊佐津 恭介:子安 武人
南原 顕子:田中 敦子