TVアニメ とある魔術の禁書目録Ⅲ(第3期) 第26話 最終回「神の子」感想・作品情報
上条・一方通行・浜面それぞれの戦いが描かれた「ロシア編」完!、しかし続きがあるにしてもこの終わり方には「・・・・?(ヒドイ)」
前回の感想記事
突然に現れたフィアンマからの「手」の攻撃に、敵味方関係なく結束して戦うことを選択した世界中の人々。この展開になぜか「逆襲のシャア」を思い出してしまったおじさんな私なのでした(笑)。そして気がついてみればもう最終回、ラストシーンはお約束の「あのシーン」で締められるはずなのですが・・とにかく見てみましょう!!。
第26話「神の子」【ストーリー】
■第26話 あらすじ
黄金の腕を排除すべく、各地で各勢力が手を取り合って共闘する。ローマ正教、ロシア教会、イギリス清教のトップが『ベツレヘムの星』の結合を解くべく解析を始める。無事ラストオーダーを救ったアクセラレータが、白い翼をはためかせ、黄金の光を集める空へと飛び立つ。そして上条が、遠隔制御霊装で最後の抵抗を試みる右方のフィアンマの頬に右拳を突き立てる――! 上条の脱出を助けるべく、VTOL機で降下を始める『ベツレヘムの星』のギリギリまで近づく美琴。その手は届かず、しかし上条は最後にやるべきことを成し遂げるために、インデックスたちの力を借りて、ひとり要塞の中を走る。そのとき、再びミーシャ=クロイツェフが極寒の北極海を目指して動き出す――。(HP引用)
脚本:吉野弘幸 絵コンテ:錦織 博/桜美かつし 演出:桜美かつし/野上良之
第26話 感想
上条当麻・浜面仕上・アクセラレータのトリプル主人公の「護る為」の戦いが時に交差し進んでいった「とあるロシア編」。『とある魔術Ⅲ』としても今回が最終回ではあるのですが、原作に沿ってのお話しの進行の為か何ともキリが悪い終わり方。そして前シリーズのラストとは違い・・暗い(笑)。
フィアンマを倒しとりあえずでも「世界の危機」が去った感じがあまり感じられなかったりします。
原作通りなのか、それとも「まだまだ続きますよ!」というのをアピールしたかったのか、事の顛末ではなく続編(あるのかな?)への布石の描写が多かったのかなそれでも切り取って観てみれば3人の主人公の「守るべきもの」に対するシーンはそれぞれに見どころがありました。特にアクセラレータとラストオーダーの別れのシーン。
最後に初めて見せたアクセラレータの優しい笑顔に涙が止まりません・・これが言葉通りの「マジ天使」(笑)。この後二人は再び出会う事が出来るのかとても気になります。それにしてもアクセラレータ、夏からはまた元通りの「悪党」に戻ることを考えると複雑ですね。
目の前で上条を助けることが叶わなかった御坂美琴が上条さんの携帯の「ゲコ太ストラップ」を氷の海から回収するシーンも可哀想すぎました。なんの為にロシアまで来たんだ、という・・。キレ悪い印象の多い最終回でしたが、逆にここまでだと続編「Ⅳ」ありきでの最終回なのでは!?と勘ぐってしまいます(笑)。
結構早い時期に続編が見れる事を期待しつつ、とりあえずは夏の「とある一方」を楽しみにするとしますか!!という「とある魔術の禁書目録Ⅲ」の最終回でした。
原作を考えると難しいのかもしれませんが、それにしてもラストシーンは何とかならなかったものか・・。TVシリーズのラストはなんだかんだで病院のベッドで上条さんがインデックスから「ガブリっ!」がお決まりの最後なのに・・重い展開の連続だったのでとりあえずは一旦「ハッピー」に締めてほしかったかな。
■「とある魔術の禁書目録Ⅲ 」関連商品
ブルーレイ
原作小説
コミカライズ
放送・配信情報
放送局
AT-X 毎週金曜22:00
リピート放送:毎週日曜21:00/毎週月曜14:00/毎週木曜6:00
TOKYO MX 毎週金曜24:30
BS11 毎週金曜24:30
MBS 毎週土曜27:38
配信
dアニメストア、U-NEXT、NETFLIX等で配信
スタッフ・キャスト
スタッフ
原作:鎌池和馬(電撃文庫刊)
キャラクター原案:はいむらきよたか
監督:錦織 博
シリーズ構成:吉野弘幸
キャラクターデザイン:田中雄一
美術監督:黒田友範
色彩設計:中村真衣 安藤智美
撮影監督:福世晋吾
編集:西山 茂(REAL-T)
音響監督:山口貴之
音楽:井内舞子
OPアーティスト:黒崎真音
EDアーティスト:井口裕香
アニメーション制作:J.C.STAFF
CAST声優
上条当麻:阿部 敦
インデックス:井口裕香
御坂美琴:佐藤利奈
アクセラレータ:岡本信彦
浜面仕上:日野 聡