『荒野のコトブキ飛行隊』第11話「イケスカの決闘」視聴感想[ネタバレあり]

CGだからこそできる「空を埋め尽くす戦闘機」の大空中戦!!、そして異世界ユーハングはやはり日本のことでした!!

・2019年冬アニメ『荒野のコトブキ飛行隊』第11話「イケスカの決闘」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

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Hi.アニ!

ロケット弾もド派手な「ラハマ大防空戦」、そしてキリエと因縁の「蛇の零戦」から降り立ったのは・・!?…

キリエにとって因縁の「蛇の零戦」に乗っていた凄腕のパイロットはサブジ―の弟子と名乗る美女「ナオミ」。撃墜されるほど(!)仲が悪かったキリエですが共通の知人サブジ―の事を通してすっかり意気投合!。・・って殺されかけたのにそんなんでいいの!?(笑)。

レシプロ機に「加速用」ブースター!?

JATO(ジャトー)は、Jet-fuel Assisted Take Off(ジェット補助推進離陸)の頭字語で、補助用に追加したジェット推進機(ブースター)の推力を利用して航空機が本来必要な滑走距離よりも短距離で離陸すること、およびそのためのブースターを含む装置のことである。
空気吸入型エンジンではない、ロケットエンジンを使用するものを特にRATOと呼び、細分類とすることもある(英単語 jet は「噴流」の意であるからその意味ではロケットも含む。従って語義的に厳密にはRATOもJATOに含まれるとするのが正しく、「厳密には区別する」とするのは間違いである)。
イギリス空軍ではRATOG(Rocket-Assisted Take Off Gear)と呼び、アメリカにおいては「ジェイトー」に近い発音をする。

前話で登場した弩級爆撃機「富嶽」同様、日本軍には実在しない(たぶん)装備として登場した「加速上昇用ブースター」。ラハマ上空を飛行する富嶽を迎撃するため隼をド派手に加速させていました。この「ブースター」通常は離陸の補助に使われるものなのですが第二次世界大戦ではドイツ軍が劇中のような使い方をしていたそうです。

但しギリギリで「嘘」っぽかったかも・・(笑)。空気が薄い高空での戦いだったので?隼への装備が必須だったという事に致しましょう!!。

ちなみに隼から発射された「空対空ロケット」は完全なるフィクション(のはず)です。しかも弾が複数に分かれる「多弾頭」になっていましたし(笑)。でもこちらもギリギリOK、「アリ」なのかな・・トンデモ兵器ですが描写は「チャフフレア」っぽくあったので。そして何よりも綺麗な「花火」みたいに、美しい空戦シーンとなっていたのは画として大成功だったと思います。

 

第11話「イケスカの決闘」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穴から得られる利益の独占を目論むイサオは、ラハマの人々を悪役に仕立て上げようとしていた。一方、自由博愛連合に攻撃された街の飛行隊たちは、反連合の同盟軍を結成し、反撃に出る。数で勝る同盟軍は、ナオミ率いる陽動隊により連合軍を引きつけ、その間にコトブキ飛行隊がイケスカの爆撃機工場を破壊しようと試みるが…。激化する戦いに疑問を感じていたキリエだが、イサオとの戦いの中でサブジーの行方を知ると…。(HP引用)

脚本:横手美智子/絵コンテ:西澤晋

アニメ視聴感想(第11話)※ネタばれ注意

おとりの罠を張って、イサオ率いる自由博愛同盟の爆撃機「冨獄」の生産拠点を叩くコトブキ飛行隊でしたが逆に罠に嵌められることに。イサオが搭乗する「震電」に次々と味方の戦闘機が墜とされる中、キリエは「サブジ―は自分が撃墜した」とイサオから聞かされ・・。

前回に引き続き今回も超ド派手!これはもうスターウォーズのデススター攻略戦ですね(笑)。それを何となく連想させる画面の構図も楽しい!。CGだからこそ描くことができる空を埋め尽くす戦闘機の大空戦シーンです。

そして映画のネタといえばイサオの震電が飛行機の格納庫をくぐり抜けるシーン、たぶん映画007の「オクトパシー」のパロディ。

※たぶんこれだったと・・違ったらスイマセン。でも007の映画でロジャー・ムーアの出演作であるのは間違いないと思います。日立のビデオデッキ?のCMでもそのシーンが使われていたと記憶しているのですが・・40年近く前の事なので記憶があやふやなのです

やっぱりというか遂にユーハングの事がイサオの口から語られ、サブジ―は日本軍の軍属の人間であることが明らかになりました。そしてユーハングとイジツをつなぐ「穴」が再びイケスカの上空にまた開く!?次週一体どんなラストとなるのか楽しみ。でも最後もコトブキらしくキッチリと「空戦」でお話しを締めてほしいですね。

イサオ搭乗の機体「震電」

震電(しんでん)は第二次世界大戦末期に日本海軍が試作した局地戦闘機である。前翼型の独特な機体形状を持つ、最高速度400ノット(約740km/h)以上の高速戦闘機の計画で、1945年(昭和20年)6月に試作機が完成、同年8月に試験飛行を行い終戦を迎えた。
最大速度400ノット(約740km/h)以上目標として開発されたため、機体後部にプロペラ、機首付近に小翼を配した前翼型(エンテ型)の設計とするなど、速度性能を追求した設計となった。

やっぱり震電が来ましたか・・でも劇中にあった高機動すぎるあの動きはやりすぎなんじゃ・・(笑)。まあ、ラスボスの扱いということで目を瞑るとしましょう!。元々機動性よりは速度を生かした「一撃離脱」がコンセプトの機体だったようです。

放送・配信情報

放送局
TOKYO MX  毎週日曜22:30〜
テレビ愛知  毎週日曜26:05〜
MBS  毎週火曜27:00〜
BS11  毎週火曜24:00〜
AbemaTV 毎週水曜23:00~

配信

Amazon Prime Video・dアニメストア・Netflix・バンダイチャンネル・Hulu・U-NEXT等で配信

  スタッフ・CAST声優

スタッフ
監督・音響監督: 水島努
副監督:神戸洋行
シリーズ構成:横手美智子
メインキャラクター原案:左
キャラクターデザイン:菅井翔
ミリタリー監修:二宮茂幸
ミリタリー設定:中野哲也、菊地秀行、時浜次郎
設定協力:白土晴一
3D監督:江川久志、廣田天
テクニカルディレクター:水橋啓太
アセットディレクター:小薬健太郎
総作画監督:中野統子
作画監督:上野翔太
美術監督:小倉一男
美術設定:須江信人、小川さくら
色彩設計:山上愛子
撮影監督:柏木健太郎、畠山貴匡
編集:吉武将人
音楽:浜口史郎
音響効果:小川恭正
サウンドミキサー:山口貴之
制作:デジタル・フロンティア
アニメーション制作:GEMBA
作画制作:ワオワールド
製作:荒野のコトブキ飛行隊製作委員会
CAST声優
キリエ:鈴代紗弓
エンマ:幸村恵理
ケイト:仲谷明香
レオナ:瀬戸麻沙美
ザラ:山村響
チカ:富田美憂
マダム・ルゥルゥ:矢島晶子
サネアツ:藤原啓治
アンナ:吉岡美咲
マリア:岡咲美保
アディ:島袋美由利
ベティ:古賀葵
シンディ:川井田夏海
ナツオ:大久保瑠美
ジョニー:上田燿司
リリコ:東山奈央

   



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