父と息子の再会、しかし父・醍醐景光は国のため息子である百鬼丸に再び手を掛けるのか!?
・2019年冬アニメ『どろろ』第11話「ばんもんの巻・上」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。
前回の感想記事
遂に出会ってしまった百鬼丸と多宝丸、二人には一体どんな宿命が待ち受けているのか・・。今まで百鬼丸は失われた体の部位を取り戻すため何も考えず鬼神を倒せばよかったのですが、それは醍醐の国を苦しめる結果となるはず。
もしその事実を知れば戦乱の世のため命を落とした「ミオ」のことを思い出し、百鬼丸は苦しい選択をすることになりそう。一方の多宝丸ですが父と鬼神との取引をもし知れば・・醍醐の民の為に百鬼丸を殺す?。それとも今でも百鬼丸のことを案じる母のことを思い、優しい性格の多宝丸はその選択に苦しむことになるのかもしれません。
とにかく前話の「兄弟の出会い」から登場人物の思いが複雑に入り混り、新たな展開となりそうな「どろろ」から眼が離せません!。
そういえば前回の「蟹」、鬼神じゃなくて只の(?)妖だったのですね・・どうりであっという間に百鬼丸に倒されたわけです(笑)。鬼神であれば多宝丸は手も足も出なかった?
第11話「ばんもんの巻・上」【ストーリー】
■第11話 あらすじ
アニメ視聴感想(第11話)※ネタばれ注意
狐の鬼神と対決する百鬼丸、その勝負に割って入ってきたのは我が子を鬼神に売り渡した父・醍醐景光でしたが・・。最後の息子と父の再会のシーン、景光が百鬼丸を助けたようにも見えたのですが・・どうなんでしょう?。
そして弟である多宝丸も生き別れた兄である百鬼丸の存在を知りますが、やはり先に書いたように父と母の間でその心は激しく揺れ動くことになりそうです。
今話の百鬼丸、ほんの少しですが以前より喋るシーンが増えました(喜)。お話しの流れの中でこれからは百鬼丸の声を聞くことも多くなるのかな?妖相手であれば会話は必要無いのでしょうが・・(笑)。再会した父に百鬼丸は一体何を語るのか!?、次週のお話しが楽しみです。
ところで百鬼丸が多宝丸と景光にそれぞれ出会うシーン、「心の色」を見て百鬼丸は二人が血を分けた肉親であることを「直感した」という理解でいいのかな?。百鬼丸の心の色が父のそれと似てきているのは何とも皮肉です。
放送・配信情報
放送局
TOKYO MX 毎週月曜22:00
BS11 毎週月曜24:30
時代劇専門チャンネル 毎週金曜26:00
配信
Amazon Prime Video等で配信
スタッフ・CAST声優
スタッフ
原作:手塚治虫
監督:古橋一浩
シリーズ構成:小林靖子
キャラクター原案:浅田弘幸
キャラクターデザイン:岩瀧智
美術監督:藤野真里
色彩設計:三笠修
撮影監督:大山佳久
編集:武宮むつみ
音楽:池頼広
音響監督:小泉紀介
音響効果:倉橋静男
アニメーション制作:MAPPA/手塚プロダクション
製作:ツインエンジン
CAST声優
百鬼丸:鈴木拡樹
どろろ:鈴木梨央
琵琶丸:佐々木睦
醍醐景光:内田直哉
多宝丸:千葉翔也
寿海:大塚明夫
縫の方:中村千絵
ナレーション:麦人